●手柄を横取りするママ友が増加中!
ネット上で、PTAのママ友事情を調べると、手柄の横取り問題がよく目につきます。仕切りたがるのに何もしないママ友が増えているようです。プレゼントの発注や花束の手配など、その年の予算に合わせて業者を決める必要がありますが、苦労してみつけた業者を教えると、「あとは私がやっておくから」と自然と自分がみつけたような態度に変わるママ友が多いのだとか。
ひどい時には、自らクラス会の幹事を引き受けたママ友が、他のママ友に店の手配や予約を頼むケース。頼まれたママ友が断れずにやってあげるとその手間への感謝はどこ吹く風。当日になると、「いいのよ。私こういうの慣れてるから」と、まるで“自分ひとりが大変な役割は全部請け負いました”という態度をとるケースも…。
●ママ友問題に教師も困惑?
また、教師がPTAのママ友トラブルに巻き込まれることも。役員を決める際、誰もやりたがらない状況が続き、見かねた教師が児童の家庭一軒一軒に電話でお願いすることもあるのだとか。せっかく役員が決まっても、「あの人の声が嫌い」「あの人がいるから役員会には行きたくない」など、個人的な好き嫌いを教師に言って、クレームをつけてくるママ友もいるのだそう…。
●役員をやりたがらないママ友は…
役員に決まりそうになると、「面倒だから」「仕事が忙しくて時間がない」「まだ小さい子がいるので」など、さまざまな理由をつけて断るママ友もいます。しかし、断ったママ友に限って、決まったことにあれこれ文句をつけてくるのだとか。「息子の写真を使って」「この種目は失敗だったね」と、担当委員のママが一生懸命考えたアルバムの構成や運動会の種目にケチをつけて、トラブルになることが多いようです。
本来は、教師と保護者が協力して子どもたちの成長を見守り、育てることが目的のPTA。いつの間にか子どもではなく、保護者が主役になっているようです。PTAの本来のあり方を考えなおして、親子、教師全員が楽しめる学校生活にすべきかもしれません。
(文・明日陽樹/考務店)
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