正しいプロテインダイエットの置き換え方法とは?
プロテインダイエットの基本は、食事をプロテインに置き換えることです。
正しい置き換え方法について説明します。
食事の中で補助的な役割でとりいれる
主食・主菜・副菜がそろった栄養バランスの良い食事はダイエットにも効果的ですが、毎日毎食栄養バランスのそろった食事を用意することは非常に難しいでしょう。
そんな場合には、各種栄養素がバランスよく整ったプロテインを、食事の補助的な役割で取り入れることが有効です。不足した栄養素を摂取できることだけでなく、カロリーの摂り過ぎを防ぐこともできます。
こうした理由から、1日3食のどれかをプロテインに置き換える「置き換えダイエット」がプロテインダイエットの基本的な進め方の1つです。
例えば、忙しい時間帯の朝食はプロテインに置き換えることで、時短と栄養摂取とオーバーカロリーの防止につなげることができます。
運動と一緒にとりいれる
プロテインは運動した直後に摂取することが一番効果的です。
運動することで身体を引き締めつつ基礎代謝も高められるため、痩せやすい身体作りが出来ます。
多少食べる量が増えても、定期的な運動をしていれば基礎代謝が高まっていくため、リバウンドも起こりにくくなります。
運動後にプロテインを摂取することで、筋肉の元となるたんぱく質を補給できるため、運動後にプロテインを取り入れることは非常に効果的であるでしょう。
ジョギングやランニングなどの激しい運動だけではなく、ウォーキングなどの有酸素運動を30分程度行った後にプロテインを摂取するだけでも効果的です。
甘いものやお菓子などが欲しくなった時にとりいれる
糖質や脂質が多くなりやすいお菓子を食べる代わりに、プロテインで甘味欲を満たすケースもダイエットには有効です。
プロテインは甘さを感じる商品が多くあります。
お菓子の代わりに摂取すれば、糖質や脂質をはじめ、過剰なカロリー摂取を防げるだけでなく、不足しがちなたんぱく質を補えます。
空腹も満たせるので、食べ過ぎも防げるでしょう。
プロテインは飲む直前に水で割る
プロテインは牛乳や豆乳などで割ると飲みやすいですが、ダイエット目的で取り入れるのならノーカロリーな水で割るのがお勧めです。
また、プロテインは作り置きしないことをおすすめします。
細菌が増殖する可能性もあるため、必ず、飲む前に作るようにしましょう。
ダイエットにお勧めなプロテインとは?
プロテインには色々な種類があるため、最初はどの種類を選ぶべきか迷う事もあるでしょう。
プロテインは、代表的な次の3つの種類に分類できます。
・ホエイプロテイン
・カゼインプロテイン
・ソイプロテイン
これら3種類の特徴を順番に説明していきます。
これらの種類の中から、ご自身にあったプロテインを選ぶようにしましょう。
ホエイプロテイン
ホエイプロテインは牛乳を原料として、乳脂肪分やカゼインを取り除いているため、低カロリーで栄養が凝縮しており、吸収が早いのが特徴です。
そのため、トレーニングをしている方などは、運動直後のたんぱく質の補給には最適といえるでしょう。
カゼインプロテイン
カゼインプロテインの原料も、ホエイプロテインと同様に牛乳です。
ガゼインプロテインは、チーズやヨーグルトを固める主要成分の一つです。
ホエイプロテインは水溶性で吸収が早いのに対し、カゼインプロテインは不溶性で固まりやすく、腹持ちが良いため、食べ過ぎを防ぐ事が出来るのが特徴です。
ソイプロテイン
ソイプロテインの原料は大豆です。
ソイプロテインは、カゼインプロテインと同じく、摂取してから吸収されるまでに時間がかかります。
そのため、カゼインプロテインと同様で、腹持ちが良く、食べ過ぎを防ぎやすい事が特徴ですが、カゼインプロテインとは違う栄養素が入っているのが特徴です。
ソイプロテインに含まれている、女性ホルモンのエストロゲンに似た構造をしている大豆イソフラボンは、脂質代謝の改善などに有効だと考えられています。
配信: トクバイニュース