お宮参りは6ヶ月遅れでもできるの?遅れた場合の注意点などを解説

お宮参りは6ヶ月遅れでもできるの?遅れた場合の注意点などを解説

お宮参りを考えているママ・パパのなかには「先延ばしにしていたらお宮参りの時期を過ぎていた」「時期をずらしてもいいの?」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか?この記事では生後6ヶ月ごろまでお宮参りを遅らせる場合の注意点などを解説します。お宮参りの時期を考える参考にしてくださいね。

6ヶ月遅れでもお宮参りはできる?

生後1ヶ月でおこなうものとされているお宮参りですが、さまざまな理由でお宮参りを延期したいと考えていたり、実際に延期したママ・パパもいるのではないでしょうか。

ここでは、お宮参りの時期を遅らせてもいいかをお伝えしていきます。

お宮参りに期限はない

お宮参りは、男の子なら生後31~32日、女の子なら32~33日の間にお参りするのがしきたりとされています。しかし、これはあくまでも目安であり、お宮参りに「生後〇日までに行かなければダメ」というような決まりはありません。

しかし、生まれてから1年後まで時期を延ばすと、赤ちゃんの初誕生(「一升餅」や「選び取り」の儀式)と重なってしまうので、お参りに行くのであれば生後半年以内に行くのがおすすめです。

地域の慣習によっても違う

お宮参りのタイミングは、地域や家庭によって異なり、生後約1か月ではなく、生後7日のお七夜の際にお宮参りをすることもあります。

生後50日で行くところもあれば、男の子は生後120日頃、女の子は生後110日頃におこなうところもあるので、無理に生後1か月にこだわる必要はないでしょう。

地域の風習や、赤ちゃん・ママの体調、家庭の都合に合わせて、柔軟に決めてください。

生後1ヶ月を目安におこなうのが一般的

しきたりでは、「お宮参りは生後1ヶ月頃におこなうもの」とされてきました。

今でも生後1ヶ月頃にお宮参りをおこなう家庭は少なくありません。

しかし、生後1ヶ月頃の赤ちゃんは体調も安定せず、ママの体調も回復しきっていませんよね。

お宮参りが「赤ちゃんの誕生を神様に報告し、その健やかな成長を願う儀式」であることを考えれば、体調が万全のときにお参りを済ませたいものです。

まずは、赤ちゃんとママの体調を最優先に考え、それぞれの家庭にとって都合の良いタイミングでお宮参りをおこないましょう。

お食い初めと一緒におこなう場合も

行事が1日で済ませられる・親戚が集まりやすい・費用が抑えられるなどの理由から、最近はお食い初めとお宮参りを一緒におこなう家庭もあります。

生後100日頃は、赤ちゃんとママの体調も落ち着いてきて、気持ち的にも体力的にも余裕が出てくる頃です。

お食い初めと一緒にやるかどうかは家庭ごとに異なるので、祖父母とも相談して決めるとよいでしょう。

生後100日のお食い初めとお宮参りを一緒にやっても大丈夫?同時のメリットは?

上の子の七五三と一緒にやってもOK

上の子の七五三が控えているのであれば、お宮参りと七五三を一緒におこなっても問題はありません。

たとえば夏生まれの赤ちゃんなら、3ヶ月程度時期をずらせば、気候が落ち着いた11月頃にお宮参りができます。

ハイシーズンを避けて七五三をするのであれば、10月や9月あるいは12月のはじめにずらしても良いでしょう。

準備や当日の移動など、パパ・ママの負担が軽減できるだけでなく、子どもの晴れ着姿を1枚の写真に収められるのも、七五三とお宮参りを一緒におこなう魅力です。

お宮参りの時期は体調や気候を考慮して

お宮参りの時期は、赤ちゃんとママの体調や気候を考慮して決めましょう。

産後1ヶ月は、まだまだ体調が安定しておらず、夏場や冬場の厳しい暑さ・寒さは、赤ちゃんにとっても、ママにとっても気を遣う時期です。

お宮参りに期限はないので、まずは赤ちゃんとママの体調が落ち着くのを待って、日程を決めるとよいでしょう。

そのうえで、暑さ寒さの厳しい時期になりそうなときは、少し時期をずらして秋口や春先の気候が穏やかな時期にお参りするのがおすすめです。

夏や冬にお参りをする場合は、次の記事を参考にしてくださいね。

夏のお宮参りの服装は?注意点や暑さ対策のポイントを紹介

冬のお宮参りはどうすればいい?服装や防寒対策のポイントを解説

お宮参りの時期をずらすメリット

お宮参りの時期をずらすメリットは、大きく2つあります。

ママと赤ちゃんの体調に余裕が生まれること

本来お宮参りをおこなう、生後・産後1ヶ月頃はまだ体調が安定せず、長時間の外出は負担が大きい時期ですが、生後・産後6ヶ月頃にもなれば、体調も安定して長時間の外出もしやすくなります。

お宮参りは、ご祈祷や写真撮影、食事会などをおこなう場合1日がかりの行事です。神社や写真館、食事会場への移動もあるので、体力的にも消耗します。

それゆえ、赤ちゃんとママの体力的な負担を減らせるのは、時期をずらす大きなメリットといえるでしょう。

親戚のスケジュールが調整しやすくなること

お宮参りには祖父母を招待したいと考えているママ・パパも多いと思います。

しかし、赤ちゃんの生後1ヶ月頃にお宮参りをおこなう場合、生まれてからお宮参りまで日がなく、スケジュールの調整が難しい祖父母もいるでしょう。

その点、時期をずらしてお宮参りをおこなうことで、余裕をもってスケジュールが調整でき、遠方に住んでいる祖父母も参加しやすくなります。

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