シリコーンスプーンの使い心地を比較!
今では各メーカーから似たような商品が販売されていますが、気になるのはどれが使いやすいのかということ。さっそく「無印良品」「ニトリ」「ダイソー」「キャンドゥ」のアイテムを使ってみて、その使い心地を比較してみたいと思います♪
まずは調理用から比較!
商品情報比較表
最高80℃くらいになる食洗機への対応は、すべての商品でクリア。最適温度が170~180℃と言われるフライパンでの炒めものにも、すべての商品が対応できていると思います。ニトリの耐熱温度がとりわけ高いのが印象的です。
とはいえ加熱したまま放っておいたり、空焚きしたりといった場合はさらに表面温度が上昇します。置きっぱなしにしておくと溶けるおそれがあるので、どれも使う際には注意が必要ですね。
ここもチェック!
ニトリ「シリコン調理スプーン」
主な材質はシリコーンゴム、ステンレス鋼。中に入っているステンレス製の芯が大きく、スプーンのまわりのやわらかくしなる部分が狭めなのも特徴。持ち手の当たりやスプーンの質感が全体として硬めという印象ですね。耐熱温度が高いので、高温で仕上げたい中華炒めでも安心感を持ちながら使えそうです。
重いので長く使っていると少し腕が疲れてきますが、軽すぎるよりは安定感あり。洗い上がりは少しだけぬるぬるした感じですっきりとはしませんが、一体型フォルムで洗いやすく乾きやすいと思います。
色がグレーなので、カレー粉や豆板醤などの色移りがしやすいのが気になるところ。ただ黒よりも洗練された印象で、キッチンインテリアになじみやすいのではないでしょうか。サイズが1種類のみなので、小さいサイズがあったらさらに活用の幅が広がりそうです。
無印良品「シリコーン調理スプーン・シリコーン調理スプーンスモール」
中に入っている芯は、ステンレス製。先端の厚さはニトリの商品と同じくらいで、やわらかくしなる範囲は少しだけ広め。持ち手には角がありますが、ほどよい太さで持ちやすいと思います。耐熱温度が一番低いので、置きっぱなしにしないよう注意が必要ですね。
軽すぎず重すぎずで長い時間の作業でも疲れにくく、重さと長さのバランスも秀逸。スプーンの深さは、混ぜる・すくうといった工程を兼ねることを考えると、ちょうどいいと思います。
油っぽい調味料が付着していても、ほかの商品よりもすっきりと洗いあがりました。におい移りは多少ありますが、黒色で色移りが気にならないところがうれしいですね。
とりわけ “かき混ぜる” 作業がしやすいところが、うれしいポイント。ごはん粒を残さずすくえて小さな器にも取り分けやすいので、明確に大きいサイズとの使い分けができそうです。
ダイソー「シリコーン調理スプーン・シリコーンミニ調理スプーン」
カラーは色移りしにくいブラックで、スプーンの先端は丸みのあるフォルムに仕上げられています。中央に入っている芯はスチール製で、先端のやわらかい部分の面積が広くてよくしなりますよ。
しかし、調理の途中でそのまま一時置きができるのはとても便利。ニトリや無印良品に比べてリーズナブルなのに、ここまで同じような使い方ができるのはうれしいことです。洗い上がりは若干油汚れが落ちにくく、少しぬるぬるした仕上がりになりました。
重さも小さいサイズにしては重たく感じるので、細かい作業に使うという感じではないかもしれません。大きいサイズとの使い分けをするというより、どちらか自分にとって扱いやすいサイズを選んでみるとよいと思います。