冷凍野菜には、調理の時短になる、賞味期限が長いなど沢山のメリットがあります。とはいえ、「どんな風に使えば良いの?」「栄養面が気になる」と疑問に持つ人もいるでしょう。そこで今回は、冷凍野菜のメリットやレシピ、栄養について紹介します。本記事を読めば、さっそく明日のお弁当や夕食に冷凍食品を取り入れてみようとなるはずです。
冷凍野菜を使う4つのメリット
まずは、冷凍野菜のメリットを4つ紹介します。解凍をして使うお手軽なイメージの他にも、さまざまなメリットがあります。ぜひ購入前の参考にしてみてください。
調理時間が短縮できる
野菜を調理するときには、皮をむく、下ゆでをするといった下処理が必要です。しかし、冷凍野菜なら手間のかかる下処理が済んでいるので、調理時間がぐっと減ります。
1年中手に入る
欲しい野菜が旬の時期でなくても、1年中手に入れられることも冷凍野菜の魅力です。生野菜の場合、季節や天候に左右され手に入りにくい時期もあります。しかし、冷凍野菜なら天候などによる入手困難に陥ったり、価格が高くなったりということがありません。
賞味期限が長い
生野菜の場合、賞味期限はおおよそ3日ほど。長いもので2週間~1ヶ月が限界です。対して冷凍野菜であれば、賞味期限が2ヶ月ほどのものが多く、生野菜と比べて期限が長持ちする点がメリットに挙げられます。
生ゴミがでない
冷凍野菜は、初めから皮や茎がカットされた状態のため、捨てる部分がもともとないのも魅力。さらに、料理に応じて必要な量を調節できるため、無駄なく使えます。
簡単時短!冷凍野菜レシピ
ここからは、冷凍野菜を使ったレシピを紹介します。冷凍野菜と言っても、生野菜と変わらずに使えるものばかりです。日々の料理の手間を減らすためにも参考にしてみてください。
パッとお手軽!チキンの味噌クリーム煮
<材料>
- 鶏もも肉1枚 200グラム
- 冷凍野菜ミックス 200グラム
(A)ホワイトソース
- ホワイトソース 1缶
味噌 大さじ2
こしょう 少々
<作り方>
- 鶏もも肉を4~5センチ程度に切り、両面にこしょうを振る
- ボウルにAを混ぜておく
- ボウルに冷凍野菜ミックスと鶏もも肉を重ね、☆をかける
- ラップをかけ500ワットの電子レンジで6分加熱
- 4を一度取り出し、ひと混ぜする
- 再度500ワットで6分加熱すれば完成
ポン酢でさっぱり!ほうれん草の豚バラ巻き
<材料>
- 豚ロース薄切り肉 400グラム
冷凍ほうれん草 200グラム
塩こしょう 少々
薄口しょうゆ 大さじ1/2(A)
ごま油 小さじ1/2(A)
サラダ油 大さじ1
ポン酢 大さじ2
<作り方>
- 冷凍ほうれん草を解凍して水気をしぼり、Aを加え混ぜ合わせる
- 豚肉を広げて片面に軽く塩こしょうを振り、豚肉の上に1を広げてのせ、端から丸めていく
- フライパンにサラダ油を入れて熱し、1の巻き終わり部分が下になるように並べ、中火で全体的に焼き目がつくまで焼く
- 焼き目がついたら弱火にして蓋をし、蒸し焼きにしてポン酢をかけて完成
時短で和食!里芋と厚揚げといんげんの煮物
<材料>
- 冷凍さといも 300グラム
冷凍いんげん 60グラム
厚揚げ 150グラム
めんつゆ 450ミリリットル
<作り方>
- 鍋に冷凍のさといもとめんつゆを入れる
- 厚揚げを食べやすい大きさに角切りする
- 鍋を火にかけ沸騰したら、中火にし、蓋をしてさといもがやわらかくなるまで煮る(竹串が刺ささる程度が目安)
- 3に冷凍いんげん、厚揚げを加え強火にして1分加熱したら完成
配信: くらしマグネット