TOKIO・松岡昌宏、『家政夫のミタゾノ』撮影の裏側告白! 「これが山本舞香」と称賛のワケ


キャスト、スタッフの皆さん、撮影お疲れさまでした(C)サイゾーウーマン

 TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『松岡昌宏の彩り埼先端』(NACK5)。6月12日の放送では、同10日に最終回を迎えた松岡主演連続ドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)第5シリーズの裏話をする場面があった。

 この日、松岡は「ミタゾノも無事終了しまして、ありがとうございました」とあいさつしながら、俳優・須賀健太がゲスト出演した第6話の「何気ないワンシーンで大笑いした」というリスナーからのメールを紹介した。

 第6話は、“お金はあるが身寄りのない高齢者”と、“お金はないが時間がある若者”が助け合いながら暮らす介護施設「金色の郷」を舞台に、家政夫・三田園薫(松岡)と本仮屋素子(山本舞香)が、施設の秘密を暴く物語を展開。その中で須賀は、金色の郷に住むチャラい大学生の“ヤングリーダー”・島津啓太を演じていた。

 メールの送り主は、三田園、本仮屋、島津、金色の郷のオーナー・小田良夫(加治将樹)が施設内の地下室へと続く階段を降りた際、怖がって大声を上げる島津を3人が順番に小突いた場面に注目。三田園と本仮屋の姿が「かわいく、その空気感で笑ってしまった」のだとか。

 松岡は、「あれはアドリブだったんでしょうか?」という質問に対し、「そうですね、間違いなくアドリブですね(笑)」と回答。さらに、「基本、僕はアドリブをやる時は本番でしかやらないんですね。で、『ダメだったらもう一回やろう』っていうタイプなんで」と明かしながら、くだんの場面について「ポンって小突いたらそこで終わるはずだったのに、やっぱね、これが山本舞香なんですよね、(自分と)同じことをするんですよ」と、山本の対応力を称賛。「現場で(アドリブが)生まれることは多々」「『ミタゾノ』に至っては現場でやって、スタッフが笑ったら採用みたいなことをやってる」とも振り返った。

 また松岡は、カットがかかった直後4~5秒はカメラが回っているため、編集担当スタッフに向かって「編集大丈夫か、◯◯(スタッフの名前)?」と呼びかけることを20歳の頃から続けているそう。現場で編集スタッフと顔を合わせることはないものの、打ち上げなどで初対面した際には、「あ、編集の◯◯です。(呼びかけ)見ました、あの時眠かったんで、ちょうど良かったですよ」と言われるという。

 松岡は、「そういうたわいもないコミュニケーションの一つが、また番組のボルテージを上げていく」「“チームミタゾノ”に至っては、もうずっと同じスタッフなんで、そのへんも楽しくやってますよ」と、制作の裏側を語った。

TOKIO・松岡昌宏、『家政夫のミタゾノ』スタッフとの“別れ”語る

 その後、松岡は「でもシリーズをやるっていうことは、こういうことなんだなっていうのもいろいろ経験して。たかが6年なんだけど、されど6年でね」と前置きし、「実は今回、けっこうずっと一緒にやってきたスタッフさんの1人が、実は4話か5話が終わった時にお亡くなりになっちゃって」と悲しい別れがあったことを告白。

 松岡は撮影当日の朝にそのことを聞かされたといい、ショックを受けて涙を流すスタッフも多い中、「自分もすごくショック受けてるんだけど、撮影は続けなきゃいけない」と思ったそう。そして、ロケ場所の横にお寺があったため、「◯◯さんが亡くなっちゃって、すげえつれえけど、俺たちはやっぱ撮影続けなきゃいけねえし、俺たちが撮影を続けることが何よりも◯◯さんの供養になると思う」「何の縁だかわかんねえけど、ここお寺さんだから、撮影の前に手を合わせよう」とスタッフに呼びかけ、参拝したのだとか。

 さらに松岡は、「『大変だと思うけど頑張っていこうよ』って声かけて、『ういっす』ってみんなも気持ちを奮い立たせてくれた」と話しつつ、「こんな口調で言ってんだけど、俺、女装してんのよ。『何だろこれ』みたいな感じなんだけど」と、当時の状況を回顧。

TOKIO・松岡昌宏、『家政夫のミタゾノ』スタッフにメッセージ「絶対、見守っててよ」

 続けて、「まあそんなことがあってさ、これがシリーズを続けることかみたいな。それを感じましたね。たぶん見守ってくれてると思うし、これからも『ミタゾノ』もしやるとしたら絶対、見守っててよっていうふうに言って手を合わせた」とも語った。

 また、撮影終了後に全員で記念写真を撮る際には、亡くなったスタッフの笑顔の写真をiPadに映し出して一緒に写ったことも明かし、「『こいつもいるぞ』って感じでちゃんと集合写真に収まってるの、なんか良かったよ」とコメント。「この人は仕事をきちっと全うして旅立ってったんだと思うと、年齢じゃないね。どう死んだかじゃなくて、どう生きたかだなっていうのをつくづく感じさせられることでした」と振り返り、話を締めくくったのだった。

 この松岡の話を受け、ネット上では「あのシーン、アドリブだったんですね どうりでもろ須賀くんな感じ出てたわけだ」「舞香ちゃん対応力さすがだな」「使われてないアドリブは、円盤化された際に入れていただけるとうれしいな……」「続けることはうれしいことも多いけど、寂しさ悲しさも伴ってくるんだね」「スタッフさん、きっとしっかり見守ってくれたと思います」「松岡さんは素敵な座長さんだなと思いました。次シーズンも楽しみに待ちます」と、さまざまな声が上がっていた。

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料理や収納など暮らしに関する情報や、芸能、海外ゴシップの最新ニュースを連日発信中。ほかにも、皇室や女子刑務所のウラ話、万引きGメンの現場レポなど、個性豊かなコラムも展開。ほかとは異なる切り口で、女性の好奇心を刺激する記事をお届けします。
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