ヘンリー王子夫妻、エリザベス女王と“家族写真”の撮影許されず……プラチナ・ジュビリーでわずか15分の面会


もはや王室との関係修復は不可能? ヘンリー王子夫妻(写真/Gettty Imagesより)

 6月2~5日に開催された、エリザベス女王在位70年を記念する式典「プラチナ・ジュビリー」に、遠路はるばるアメリカから出席したヘンリー王子一家。超高齢の女王を祝福し、“家族”としてかけがえのない時間を過ごすことが目的だったものの、一家が女王に面会できた時間はわずか15分。さらに、家族としてのプライベートな面会ではなく、形式ばったフォーマルな時間だったと報じられている。

 最近、表舞台に姿を現す機会が減り、健康状態が心配されているエリザベス女王。その孫にあたるヘンリー王子は、2020年3月に英王室を離脱して以降、多額の報酬で配信サービスのNetflixやSpotifyとコンテンツ契約を結んだりした。さらに、年内には暴露本を出すと発表。ネット上では、王室ブランドや故ダイアナ元妃を稼ぎのネタにしているとバッシング続きだ。

 そんなヘンリー王子は、女王に残された時間が少ないと踏んだのか、4月にメーガン夫人を連れて女王を電撃訪問。今回のプラチナ・ジュビリーにも、長男と昨年生まれた長女を連れてプライベートジェットでイギリスに戻ってきた。

 彼らが今回イギリスに来た最大の目的は、プラチナ・ジュビリーの期間中に1歳の誕生日を迎える長女リリベット・ダイアナと「リリベット」という愛称を持つエリザベス女王との「感動の初対面」をカメラに収めることだろうとみられていた。

 しかし、英大手タブロイド紙「ザ・サン」は、ヘンリー王子とメーガン夫人、リリベットと3歳になる長男アーチーが女王と面会できたのは、わずか15分だったと報道。この面会は形式ばったフォーマルなもので、初対面のひ孫リリベットを抱っこしたり、成長したアーチーに抱きつかれて喜ぶ女王の姿や、ヘンリー王子やメーガン夫人と再会のハグをするといった、「ヘンリー王子一家と女王の家族の絆」が感じられる写真や映像の撮影は許されなかったという。

 一方、プラチナ・ジュビリー前には、ヘンリー王子と不仲がささやかれている兄で未来の英国王、ウィリアム王子が和解したとの報道もあったが、公式の場で2人が顔を見合わすことや、言葉を交わすことはなかった。

 さらに英紙「サンデー・タイムズ」は、プライベートでも2人の交流はなかったと報道。「ウィリアム王子はヘンリー王子が王室を離脱したことに、今なお深く傷ついている」「(ヘンリー王子には)失望しているが、気持ちを切り替え、先に進み始めている」という情報筋の言葉を紹介した。

エリザベス女王との家族写真は、アメリカにおいて重要なアイテムだった

 6月4日には、ヘンリー王子一家の滞在するウィンザーのフロッグモア・コテージで、1歳になったリリベットの誕生日パーティが開かれたが、公務で一日中忙しかったウィリアム王子は顔を出さなかったことも、この報道で明らかになった。

 ヘンリー王子とメーガン夫人は、昨年4月にアメリカの国民的司会者オプラ・ウィンフリーの独占インタビュー番組に夫婦そろって出演した際、王室が人種差別的でメンタルヘルスを軽んじていると非難。父親であるチャールズ皇太子からは援助を打ち切られ、距離ができてしまった兄ウィリアム王子の妻キャサリン妃にメーガン夫人が泣かされ、王族を取り巻く人たちもとても信用ならないなど、王室の内部事情を赤裸々に暴露した。

 このことから、王室や王族は2人に対して嫌悪感を抱くだけでなく、非常に警戒しており、できるだけ関わらないように交流を避けているものと推測される。孫や弟とはいえ、女王や未来の王がそう簡単に心許すわけはないということなのだろう。

 王族の地位を捨て、アメリカのA級セレブになり下がったと捉えられているヘンリー王子とメーガン夫人。今後、夫妻がアメリカで活動する上で、エリザベス女王と自分の子どもたちが「家族」として過ごしている写真は、この上なく重要なアイテムになるとみられていたが、それを手にすることはかなわなかった。夫妻が今後、どのような人生を歩むのか? 気になるところである。

関連記事:

配信元

サイゾーウーマン
サイゾーウーマン
料理や収納など暮らしに関する情報や、芸能、海外ゴシップの最新ニュースを連日発信中。ほかにも、皇室や女子刑務所のウラ話、万引きGメンの現場レポなど、個性豊かなコラムも展開。ほかとは異なる切り口で、女性の好奇心を刺激する記事をお届けします。
料理や収納など暮らしに関する情報や、芸能、海外ゴシップの最新ニュースを連日発信中。ほかにも、皇室や女子刑務所のウラ話、万引きGメンの現場レポなど、個性豊かなコラムも展開。ほかとは異なる切り口で、女性の好奇心を刺激する記事をお届けします。