「プロテインを運動しないで飲むと太る」はウソ?理想的な取り入れ方を管理栄養士が解説

「プロテインを運動しないで飲むと太る」はウソ?理想的な取り入れ方を管理栄養士が解説

OK!理想的なプロテインの取り入れ方【太る飲み方はしない】

では、太らずにプロテインを取り入れる場合は、どのようにするのが正解なのでしょうか?運動しない場合でもOKな、理想的なプロテインの取り入れ方をお伝えします。

水で溶かして飲む

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粉末タイプで溶かして飲むプロテインの場合、水で溶かして飲むようにしましょう。
乳で溶かして飲むと、牛乳分のカロリー(122kcal/200g)がプラスされるためカロリーオーバーになりがちです。

ただし、牛乳はカルシウムの良い補給源であり毎日とりたい食品でもあります。
牛乳・ヨーグルト・チーズなどの乳製品をとる習慣のない方は牛乳で溶かしてもOKです。
低脂肪タイプや無脂肪タイプなど、カロリーを抑えた牛乳を選びましょう。

間食の代わりに

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プロテインを間食の代わりに置き換えると、カロリーカットができダイエットにも役立ちます。

たとえばメロンパン1個(100g)349kcal、甘いカフェオレ1本(500ml)250kcal、バニラアイス1個(200g)356kcalなどのカロリーの高い間食をとっている場合、プロテイン(1杯80~100kcal)に変えれば大幅にカロリーカットが出来ます。

ダイエットに役立つだけでなく、たんぱく質などの栄養補給ができる点も良いでしょう。

バランスが偏りがちな食事に

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簡単になりがちな朝食など、どうしてもバランスを整えにくいときに取り入れるのも良いでしょう。たとえばサンドイッチやパンなどにプロテインドリンクをプラスすると、たんぱく質を補えます。

たんぱく質は毎食欠かさずに摂る必要があるため、手軽にとれるプロテインが重宝するでしょう。

運動する場合は運動後30分以内に

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運動している方や、これから運動をしようと考えている方は、運動後30分以内にとるようにしましょう。
運動後は糖質とたんぱく質を速やかに摂ることで筋肉の合成を助けることが知られているため、筋力アップに繋げられます。

このときに選ぶプロテインは、カロリーオフタイプのものでなく糖質が含まれたものを選ぶと良いでしょう。

太りにくいプロテインの選び方【太る商品は避ける】

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運動していない方でも取り入れやすい、太りにくいプロテインにはどのようなものがあるのでしょうか。もちろん運動している方でも、カロリーを控えたい方は参考にしてくださいね。

ドリンクタイプならソイプロテインがおすすめ

ドリンクタイプのプロテインなら、ソイプロテインがおすすめです。ソイプロテインは大豆たんぱくから作られており、牛乳のたんぱく質から作られたホエイプロテインやカゼインプロテインに比べ、カロリーが抑えられている傾向があります。

ソイプロテインは飲みやすさも特徴であるため、プロテイン初心者でも取り入れやすいでしょう。

プロテインバーはカロリーをチェック

バータイプの食べるプロテインは、カロリーを必ずチェックしましょう。バーという形状にするために脂質が多くなっていることがあり、飲むタイプに比べるとカロリーが高い傾向があります。

ただし、食べるタイプは満足感を得られやすいのが魅力です。間食の代わりに手軽に食べられます。

カロリーを控えたい方は、カロリーや脂質をチェックして選んでくださいね。

腹持ちの良さならゼリータイプを選ぼう

腹持ちが良く手軽にとれるのが魅力なのがゼリータイプです。持ち運びしやすく、どこでも手軽にとれるメリットがあります。

ゼリータイプはカロリーが控えられているものも多く、選び方によっては大幅にカロリーダウンも可能です。

味もさまざまありますので、一度チェックしてみてください。