離婚率のデータを分析!離婚の多い都道府県は?熟年世代が増加?

離婚率のデータを分析!離婚の多い都道府県は?熟年世代が増加?

近年の日本における離婚率を解説する記事です。
離婚件数は近年、減少傾向にあります。
ただし婚姻件数も減少しているので実質的に「離婚率が減少している」とは言い切れません。
同居期間別にみると5年未満や20年以上の夫婦の離婚件数が多く、熟年離婚の増加傾向もみられます。

日本の離婚率、離婚件数

日本における離婚率や離婚件数は、毎年厚生労働省から発表される「人口動態統計」をみるとわかります。
人口動態統計とは、出生人数や死亡人数、婚姻件数や離婚件数などの人口動態全般を示す資料です。

2020年(令和2年)の人口動態統計によると、日本全国における離婚件数は19万3251組でした。
人口1000人あたりにすると、1.57人が離婚している計算です(人口1000人あたりの離婚率)。

なお2020年における婚姻件数は52万5490組だったので、単純計算により離婚件数を婚姻件数で割ると離婚率は36.77%程度ともいえそうです。
ただし実際には「令和2年に婚姻した夫婦」が「令和2年に離婚した」わけではないので、この数字は必ずしも正しくありません。
あくまで「参考値」ととらえましょう。

いずれにせよ、同じ年に婚姻した件数の37%程度、人口1000人にすると1.57人は離婚しているのですから、日本の離婚率は決して低いとはいえません。

令和2年(2020)人口動態統計月報年計(概数)の概況 結果の概要
https://www.courts.go.jp/toukei_siryou/siryo/H30shihou_houkoku/index.html

離婚率、離婚件数の推移

「離婚率」は減少傾向にあるのか、増加傾向にあるのかどちらなのでしょうか?

日本で離婚件数が最多となったのは平成14年(2002年)で28万9836件でした。
人口1000人あたりにすると2.31人が離婚している計算となっています。
この年の婚姻件数は約75万5000組だったので、単純に割り算すると約38.3%程度となります。

平成14年以後、離婚件数は徐々に低下して2020年には上記のとおり20万件を切りました。
一方で婚姻件数も低下して52万5000件となりました。
「離婚件数÷婚姻件数」を「離婚率」とすればだいたい37~38%なので、大きな変化はありません。

日本では近年「離婚件数」自体は減っていますが「離婚率」はさほど減少していないといってもよいでしょう。

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