私たちは2021年に籍を入れ夫婦となりました。コロナ禍であるということや個性を重んじる風習になりつつある今だからこそできた、私たちなりの“指輪”にまつわるエピソードをお話しします。
指輪よりも欲しかったもの
かなりの現実主義でハイブランドなどにも興味のない私は正直、高価な指輪の必要性について疑問に思っていました。また、コロナ禍で共に減給となり、新生活を始めるにあたり出費がかさむことを心配していたので、夫に「指輪はいらないから、少し良い洗濯機を買わない?」と提案。
私の提案に夫はかなり驚いており、「うん」とは言わず、この件については一旦保留となりました。
夫から言われたことは…
しばらくして夫から、「夫婦の証として、またこれから新しい生活を始める決意として結婚指輪は購入したい」と言われました。
私としては、これから始まる生活に、楽しみよりも心配のほうが大きかったのですが、夫の結婚に対するポジティブな意見に感化され、指輪購入を検討することに。まずは見に行ってみようということになり、休日にジュエリーショップへ行くことにしました。
そして、1日で数店舗を見て回る中で、私は最初に入ったお店で見た指輪の輝きが忘れられなくなってしまったのです。再度そのお店に行き、結局購入することになりました。
最初は、購入に対しては後ろ向きで「気に入ったものがなければ買わない」とも思っていた私ですが、いざキラキラとしたきれいな指輪を目の前にすると胸が高鳴ってしまったのです。
配信: ベビーカレンダー(ライフ)