シャキシャキとした食感が魅力のレタスですが、火を通すと少し違った食感が楽しめるってご存じですか? レタスの大産地、長野県川上村の農家・新海智子さんに教わった「レタスと卵のサッと炒め」は、その名の通りレタスと卵を軽く炒めるだけ。新食感レタスにふわトロ卵のやみつきレシピ、いざ調理&実食スタートです♪
農家直伝【新鮮レタスの見分け方】フレッシュなほど葉先がピーン!重さで調理法を変えると…更においしい⁉
材料(2人分)
レタスの葉…6~7枚
卵…2個
しょうが…1かけ
ゴマ油…適量
しょうゆ…適量
作り方
1.レタスを洗って水気を拭き、3cm角に切る。
2.しょうがはせん切りにし、卵は溶いておく。
3.フライパンにゴマ油を熱し、しょうがを炒める。
4.しょうがの香りが立ったら溶き卵を入れ、卵が好みの固さになったところでレタスを加える。
5.レタスにさっと火を通したら、しょうゆを回しかけて出来上がり。
おいしく仕上げるコツは、レタスを入れてからの作業を手短かにすること。
「炒める時間は30秒ほどでOK。余熱でも火が通るので、軽く炒めたら火を止めましょう」(新海さん)
完成した姿はこんな感じ。くたっとしたレタスの食感が気になります!
では、いただきま~す!
お! レタスがいつものシャキシャキとした食感ではなく、シャクシャクといった感じで新しい! レタスらしさは残りつつも少ししんなりしているので食べやすいです。そこにとろとろふんわ~りな卵が合わさって…ナイスコンビすぎます!
「ものの数分で出来上がるので手軽に作れます。出来たてをぜひ味わってくださいね」(新海さん)
レタスの鮮度は葉をチェック!
成分のほとんどが水分というレタスは、デリケートで傷みやすい野菜。そんなレタスの鮮度を知るうえで、大切なのが”葉”です。
「葉の先がピンとしていて全体に張りがあるかどうか、よーく見てください。傷んでいたり、元気がなくてしおれた感じのするものは、鮮度が落ちています」(新海さん)
そういえば、茎の部分が赤くなっているレタスをよく見かけますが…
「赤くなっているのは切り口から出たレタスの苦み成分が、空気に触れて酸化しているだけ。傷んでいるわけじゃないんです。収穫したてのものでも、ちょっと時間が経つと赤くなるときもありますよ」(新海さん)
スーパーなどでレタスを購入する際は、葉に注目してみてくださいね♪
新海農園
新海智子さん
2006年、結婚を機に一大レタス産地、長野県の川上村へ移住。農業経験のない状態から、夫が継いだ農業に共に従事する。現在は、5ha(ヘクタール)の畑を管理しながら、メインのレタスのほか、ハクサイなどの葉物を中心に栽培している。女性農業者が自ら幸せを創造できるようにと、KURASHI FIT PROJECT(暮らしフィットプロジェクト)を主宰して講師も務めるほか、農林水産省農業女子PJメンバー、長野県食と農業農村振興審議会佐久地区部会委員など多方面で活躍中。
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配信: あたらしい日日