調理師免許とフードコーディネーターの資格を持つ異色のレスラー、YAMATOさんが紹介する「YAMATOのどんぶり道場」。今回挑戦するのは、夏の代表的なスタミナ食「うな丼」のぜいたく気分が家庭で手軽に味わえる「ナスのかば焼き丼」です。お父さん世代の大好物をヘルシーなナスを使ってアレンジしています。
YouTubeで披露されているYAMATOさんの豪快かつ繊細な料理動画
JA(農協)グループの月刊誌『地上』でも、YAMATOさんがおすすめする”どんぶり”として、レシピが紹介されています。
では、さっそく作ってみましょう!
夏のスタミナ食?「ナスのかば焼き丼」を作る
材料(作りやすい分量)
ナス…2本
A)しょうゆ・酒・みりん・砂糖・オイスターソース・水…各大さじ2
かたくり粉…大さじ1
サラダ油…大さじ3
青ネギ(小口切り)、白煎りゴマ、粉山椒
ご飯…どんぶり茶碗2杯分
作り方
1.Aを合わせます。
2.ナスはへたを落とし、縦に5mm幅の薄切りにします。
3.薄切りにしたナスをバットに並べ、大さじ1杯のかたくり粉をまぶします。
4.熱したフライパンに大さじ3杯のサラダ油をひき、ナスをなるべく重ならないように並べて焼きます(フライパンが小さい場合は何度かに分けて焼く)。
5.しっかりとナスの両面に焼き色をつけたあと合わせたAを加え、じっくり煮込んでたれをからませます。
6.どんぶりに盛ったごはんにナスをのせ、残ったたれを溶かしながら煮込んで、その上にかけます。
これで完成。ナスは両面に焼き目をしっかりつけることで、ぱっと見はうなぎに見える?味の決め手は料理の味に奥行きを出してくれるオイスターソース。YAMATOさんもよく使っている調味料で、「マーボーナスにも入ってるくらいだから、ナスとの相性はお墨付きだ」。
青ネギ多め、山椒をたっぷりふってあとはガッツクだけ!
お好みで青ネギ、白ゴマ、粉山椒をふりかけます。山椒は食べる直前にかけることで、より香りが楽しめます。
見た目にも「うな丼」そっくり。お父さんにはごほうび飯で人気の「うな丼」気分が、見た目だけでなく食感でも味わえる。うなぎのガッツリ感が気になるお母さんでもヘルシーなナスなので安心。ナスが嫌いな子どもは多いようですが、油で炒めることでスポンジのような独特の食感もなくなるのでこれならナスが好きになるはず。
実は私も子どものころはナスが嫌いでしたが、大人になって食べられるようになりました。まだ皮の歯ごたえは得意ではないのですが、これなら抵抗なくおいしく食べられました。手軽に作れるので、ナスの定番アレンジ料理に決定!
今年の土用の丑の日(7月28日)は、昨年より「うなぎ」の価格は下がったようですが、それでも財布にはきびしい特別な日のごほうび飯。来年の土用の丑の日は7月23日と8月4日の2回あります。一の丑には奮発して「うな丼」、二の丑にはこの「ナスのかば焼き丼」なんていかがですか。
配信: あたらしい日日