新鮮なレタスが手に入ったら…皆さんどう食べますか? レタスの大産地、長野県川上村の農家・新海智子さんが「シャキシャキ食感をこれでもかというほど楽しめますよ!」と教えてくれたのが、「レタスの無限ジャージャー」。ちぎりレタスに限界まで熱したにんにく醤油ソースを回しかける簡単レシピですが、1玉が秒で消えるウマさらしいんです。さっそく作って確かめよっと~。
【農家直伝】レタスは真っ二つで焼くのが至高!「ごろっとレタスのグリル」生&加熱の旨味ダブルで堪能
レタス農家の新海さん。やっぱり毎日レタスを食べるんでしょうか?
収穫したてのレタス。見るだけで新鮮さが伝わってきます!
「ほぼ毎日レタスを食べてますね。生はもちろん、加熱して食べてもおいしいので食べ飽きません!」(新海さん)
そんな新海さんイチオシレシピ、さっそく調理スタートです♪
トッピングでさらに味変!「レタスの無限ジャージャー」
材料(レタス1個分)
レタス…1玉
しょうゆ…大さじ2
オリーブオイル…大さじ2
にんにく…1かけ
刻みのり(お好みで)…適量
ちりめんじゃこ(お好みで)…適量
作り方
1.レタスは洗って水気をよく切り、ちぎって皿に盛る。
味が薄まらないように、水気をキッチンペーパーなどでしっかり拭き取りましょう。
2.にんにくはみじん切りにする。
にんにくの風味をよりしっかり味わいたい場合は、千切りでも◎。
3.フライパンに油を中火で熱し、香りが立つまで2を炒める。
4.3にしょうゆを加えてさっと混ぜ、1分ほど加熱する。
限界まで熱すると、香ばしい匂いが広がります!
5.アツアツのドレッシングをレタスにかければ完成。
タレをかけるとジュワ~ッと良い音が♪ コレ、絶対おいしいやつです!
一口食べると…うんうん。もうね、たまりません。しょうゆ味がしみ込んだにんにくはレタスに程よく絡み、ソースがかかったところはほんの少し柔らかく、その他の部分はパリパリで…。絶妙すぎるバランスに悶絶、たしかにこれはレタス1玉が秒で消えますね。
「じゃこやのりをトッピングしてもおいしいし、食べる前にお酢を回しかけてもいけますよ。新鮮なレタスが手に入ったら絶対に作ってほしいです!」(新海さん)
ということで、じゃことのりをさっそくトッピング。
食べてみると…これまた合うーッ!
トッピングにより、味に深みが生まれました。「無限」は決して大げさじゃない、納得の一皿です。
食事の支度をする時間がないときも、これなら簡単♪ぜひ…いや、絶対に作ってみてくださいね!
レタス収穫は早朝から!
6月ごろから夏にかけて、川上村はレタスの収穫で大忙し! 毎日夜が明ける前から畑に出ると、ひとつひとつ手作業で収穫していきます。
「収穫を自動化できたらなあ…なんて考えますが、規格に合わせるための微妙な判断は、やっぱり人の目がいちばん頼りになります」(新海さん)
切る人、切り口から出る白い液(ラクチュコピクリンというレタスの苦み成分)を洗い流す人、レタスを運ぶ人、と作業を分担しながら効率よくレタスを収穫し、出荷しているそう。
「収穫しながら見る日の出にとても癒されます」と話す新海さん。今日も収穫に勤しみます!
新海農園
新海智子さん
2006年、結婚を機に一大レタス産地、長野県の川上村へ移住。農業経験のない状態から、夫が継いだ農業に共に従事する。現在は、5ha(ヘクタール)の畑を管理しながら、メインのレタスのほか、ハクサイなどの葉物を中心に栽培している。女性農業者が自ら幸せを創造できるようにと、KURASHI FIT PROJECT(暮らしフィットプロジェクト)を主宰して講師も務めるほか、農林水産省農業女子PJメンバー、長野県食と農業農村振興審議会佐久地区部会委員など多方面で活躍中。
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配信: あたらしい日日