今が旬のズッキーニ!ところで、おいしくて新鮮なものを選ぶとき、どこをチェックする?「大きすぎず、程よいサイズで…」ときゅうり同様の選び方をしていませんか(わたしはそうです)。ところが、千葉県八千代市の農家・的場進さんから「ズッキーニって大きければ大きいほどおいしいですよ」と衝撃発言が!こ、これは、じっくり話を聞いてみないと…。
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きゅうりに似た見た目をしているズッキーニですが、じつはカボチャの仲間。トマトと煮込むラタトゥイユなどの洋風料理でよく使われるおなじみの野菜です。
そんなズッキーニは今が旬。的場さん直伝の見分け方はこの2つです!
おいしいズッキーニの見分けポイント
1.なるべく大きいもの
2.へたが青く、茶色に変色していないもの
詳しく話を聞いてみましょう!
大きいほど柔らかくてジューシー
野菜売り場に並んでいるズッキーニ。サイズが変わると食感が変わるのだそう。
「直売所で会うお客さんに『大きいと硬くないの?』と聞かれることがありますが、じつは逆。小さなズッキーニは硬く、大きなズッキーニのほうが柔らかいんです。ラタトゥイユなど煮込料理に大きなものを使うとトロトロになっておいしいですよ」(的場さん)
ヘタが青いものは鮮度バツグン!
鮮度はヘタを見ると一目瞭然だとか。
「ヘタが青いものほど新鮮な証拠。黄色や茶色っぽく色が変わっているものは、収穫してから時間が経っていますよ」(的場さん)
店頭ではわかりませんが、切った時に水分がしみ出てくるのも採れたてならではの特徴だそう。
採れたてのズッキーニをカットするとこのとおり。みずみずしくておいしそう!
ちなみに、おいしいズッキーニをゲットしたら気になるのが保存法です。
「ズッキーニはそのまま置いておくと水分が飛んでしまうので、新聞紙などにくるんで冷蔵庫の野菜室で保存してください。鮮度が良い状態で食べてほしいので、なるべく早く食べてくださいね」(的場さん)
とろとろ&パリパリ食感がやみつき「ズッキーニのチーズ焼き」
さらに、的場家の子どもたちが大好きだというおすすめレシピを教えてもらいました!
材料
ズッキーニ…1本
とろけるチーズ…適量
オリーブオイル…大さじ1
作り方
1. ズッキーニは1cm厚さの輪切りにする。
2. フライパンにオリーブオイルを熱し、1の両面を焼く。
3. ズッキーニがしんなりとしてきたら、チーズを乗せ、カリカリになるまで焼けば完成。
チーズをズッキーニに合うようカットして乗せていきます。
ひっくり返してジュワジュワと焼いていくと…この通り!
こんがりチーズがおいしそう~!皿に盛りつけ、オリーブオイル、粗びきこしょうをトッピング。
食べてみると…やわらか~いズッキーニとカリカリのチーズの相性が最高です!シンプルなのに、ついつい手を伸ばしたくなるおかずになりました。
「ふだんズッキーニを食べない子でも、これなら食べてくれると思います。わが家では作るたびに娘たちが奪い合いになるほどの人気メニューです(笑)」(進さん)
スーパーでズッキーニを見かけたら、ぜひこのレシピを試してみてくださいね。
的場進さん・依里(えり)さん
進さんが29歳のときに宮城県で就農。2020年に千葉県八千代市に移住し、ナスやミニトマト、春菊、菜花、スナップエンドウなど野菜を中心に、30a(アール)の圃場で年間約20品目を栽培している。収穫した野菜はJA八千代市ファーマーズマーケット「よったいよ」のほか、道の駅やちよの農産物直売所「クラフト」などで手に入る。
配信: あたらしい日日