注意!ママ友は言葉遣いに敏感?

第128回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
入園や進級など、生活がガラッと変わる今の時期は、何かとママ友とのおしゃべりに花を咲かせる人も少なくないのでは? しかし、普段何気なく話している言葉が、知らぬ間に相手を不快にしているかもしれません。ちょっとした言葉のニュアンスでも、敏感に聞き取るのがママ友の世界。言葉遣いがきっかけで、ママ友と疎遠になってしまうこともあるそうです。

注意!ママ友は言葉遣いに敏感?

●敬語の使い方が間違っているママ友

ママ友との会話で、丁寧な言葉遣いを心がけているというママは少なくないでしょう。しかし、その言葉遣いは正しいですか? 「主人の弟さんが」「実家の母に作っていただいたの」など、ママ友の身内に対する言葉遣いに疑問を感じるママは多いようです。また「主人が」というべきところで、「旦那様が」と必要以上に夫をヨイショするのも、ママ友に違和感を与える要因になるので要注意!

●言葉遣いが汚いママ友も…

ネット上では、ママ友との会話で、敬語とタメ口を半々くらいの割合で使い分けるという意見があります。年齢もバラバラで、かといってあまりよそよそしくならないようにするために、この方法を使うママは多い印象。「ご参加させていただきたい」など、変に丁寧にしようとしすぎるママ友や「クソババアが」など、極端に言葉遣いが汚いママ友は敬遠されがち。また、先生や子どもの習い事のコーチをあだ名で呼んだり、馴れ馴れしく接していると、周囲のママから「友だちと勘違いしているの?」と思われてしまうこともあるのだとか。

●ママ友の「敬語やめてよ~」は社交辞令?

最近では晩婚化や女性の社会進出などの影響もあり、ママ友のなかでも歳の差があることも珍しくありません。ママ友の序列は年齢ではなく、ママ歴で決めるという意見が増えているようですが、マナーとして、敬語で接するママもまだまだ多いのが現状。「敬語で話すのやめない?」と声をかけてくれるママ友もいますが、なかにはいざ敬語を止めると、内心ムカついていて、陰口や悪口…というケースも。社交辞令だと割り切って、前述の通り、敬語とタメ口半分ずつくらいがちょうどいいのかもしれませんね。

ママの言葉遣いはママ友関係だけでなく、子どもの教育にも影響しかねません。実際、子どもがママと同じように話すようになり、「●●ちゃんは言葉遣いが汚いから遊ばせない」というママ友もいるそう。コンビニでも「●●円からでよろしいですか?」など、正しくない日本語が使われることがよくありますが、気をつけて生活したいものですね。
(文・明日陽樹/考務店)

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日本語は世界の国々に比べ、難しいと言われています。

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