「育児が怖い」突然の恐怖心。産後うつと診断された私が医師に言われたことは…

「育児が怖い」突然の恐怖心。産後うつと診断された私が医師に言われたことは…

話をしたから気づいたこだわり

心療内科の先生と話していく中で、母乳で育てたいという思いが負担になっていること、夫婦2人での育児に限界を感じていたことに私は気づいたのです。子育て経験のある先生からの「ミルクでいいじゃん」というひと言で肩の荷が下りました。


そして、相談にのってもらっていた保健師さんは「育児にこうしなきゃということはないから。少しでも休むことが大事」だと言い、自分が改めてこだわりでがんじがらめになっていたのだと気づけたのです。

周りに頼るという大切さ

義父に子育てを手伝ってもらうことに抵抗を感じていたのですが、義父は毎日家に来て私に休む時間を作ってくれたのです。嫌な顔せず子どもの面倒を見てくれ、一緒に育ててくれる人がいる安心感で徐々に恐怖心が和らいでいきました。


そして投薬治療は5カ月で終了となり、そのころには子育てに対しての気持ちにも余裕ができていました。


この経験を経て、私は育児を頑張るのはほどほどに、限界を感じたら助けてもらうということの大切さに気づきました。産後うつの要因や症状は人それぞれですが、私は自分の異変に気づいたときすぐに助けを求めたことで悪化を防げたのではないかと思います。たくさん助けてくれた周りの方には感謝しかありません。


※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


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イラストレーター/山口がたこ

監修/助産師REIKO

著者:中井ゆき

自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。


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