復縁を成就させるのにOK・NG行為って?

第3回 離婚した元夫と復縁できる?
「元夫ともう一度夫婦になりたい」と願う元妻が復縁を成就させるコツとは? 男女の復縁に詳しい、復縁アドバイザーの浅海さんに話を聞いた。

「復縁のためにまず一番大切なのは『焦らないこと』。離婚後は少なくとも半年間は連絡を取らない冷却期間を置き、さらに復縁が成就するまでに3年程度の期間はみておきましょう。相手の気持ちのタイミングを上手にみることが大切です」(浅海さん 以下同)

相手と連絡がとれる状況でも、ひんぱんにこちらから連絡すると引かれてしまう可能性もあるので注意。そして、顔を合わせる機会を得たら、「イメージチェンジ」をするのがオススメ。

「夫婦は一度家族になったことから、恋人とは違う感情を持っています。これをまたときめきに変えていくには、相手が『おや?』と、変化にドキドキするくらいに自分を変えてみましょう」

また以前と変わった元妻を見て、新鮮な気持ちで2人の関係が始まるかもしれない。

では、復縁のNG行為には何があるのか。

「『責める』『管理する』はNG行為です。生活が別になった相手に『ちゃんと食べてるの?』『洗濯物は?』などと、所帯じみた心配をするのは余計なお世話というもの。別々の暮らしをしていることをきちんと受け止めましょう」

さらに「また○○に行ったんでしょ?」など“相手を分かっている発言”も控えたほうがよい。知っていることや予測できることでも、相手の話には「へえ、そうなんだ」と新鮮な気持ちで話を聞こう。

夫婦

●復縁に焦りや感情の押し付けはNG

そして、もっとも気をつけたいのが子どもの存在だ。

「元夫に子どもの画像を送るなど、子どもの様子を伝えるのは良いことです。ただ『子どもがかわいそうだから』など、子どもを理由にして復縁を迫るのは絶対にやめましょう。こちら側の事情を見せて相手の同情心を引こうとしても、かえって気持ちは醒めるものです」

夫婦の復縁となると必然的に再婚が視野に入ってくるものであり、初婚よりも慎重になるのが当然。ましてや一度別れている状況ともなれば、相手もゆっくり考えて結論を出したいはず。焦りや自分の感情の押し付けは避けよう。

「何よりも大切なのは前向きさです。『復縁しなければ幸せになれない』と執着するのではなく、相手の気持ちを尊重し、自分の生活を楽しみながら距離を縮めていきましょう」

一度は結婚までした2人。「もう一度一緒に生活を共にしたい」と相手に思ってもらえるような関係を新たに育てていこう。
(ノオト+北東由宇)

お話をお聞きした人

復縁アドバイザー浅海
復縁アドバイザー浅海
これまでに応じた相談は35,000人を超える。毎週発行しているメールマガジンも読者数が2万人を超える。復縁に特化した情報提供者としては国内トップのアドバイザー。
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