
●「なんで俺が手伝わなきゃいけないの?」
育児中のママは、子どもの面倒をみることだけで手一杯。家事すらまともにできないほど、忙しい毎日を過ごしていますよね。せめてゴミ捨てくらいは手伝って欲しい…。そんなときにこのひと言を返されて、イラッときたことのあるママは多いようです。「俺は仕事をして疲れているんだから、育児と家事くらいちゃんとやりなよ」「ところで晩飯は?」「洗濯物くらい片付けておけよ!」という非協力的な態度や家事がしっかりできていないと指摘される度に、「だったら1回、1日中育児と家事をやってみろ!」と言いたくなってしまうのも無理はありませんね。
●「泣いてるよ」
「え?だったらあやしてよ!」と反論したくなるひと言。「2人の赤ちゃんなのに、どうしてそんなに他人事なの?」と、旦那の無関心な態度にもイラッときますよね。さらに、泣いている赤ちゃんにイライラして、「泣き止ませろ!」と怒鳴ってきたり、夜泣きに対して、「明日も仕事が忙しいんだから何とかして」と言ってきたり。そんなこと産まれる前からわかっていたことなのに…と、怒りを通り越して、ショックを受けるママも多いのでは?
●「育児は簡単だし楽しいね!」
旦那が休みの日に、ほんの1〜2時間、自分の用事で赤ちゃんを預けたときに言われるセリフ。たった1〜2時間の外出のために、出かける前におっぱいをあげたり、お昼寝させておいたり。旦那が大変な思いをしないように、赤ちゃんの機嫌が良くなる努力をしたからご機嫌だっただけなのに、さも自分にとっては育児は簡単という発言にイラッとすることも…。さらにこれをきっかけに、「育児は簡単だ」と勘違いして、「なんでそんなに育児が下手なの?」と言ってきたり、仕事が無かったら俺の方が絶対上手くできるという態度をとったりして、ストレスを与えてくる旦那もいるようです。
多くのママから共感を集めた、イラッとしたひと言は、やはり「子育て=女の仕事」という間違った認識からくる発言が多いようです。子どもと遊ぶことだけがパパの担当になって、オムツ替えやミルクなど、手間がかかることを一切しない旦那。旦那に対して「いつもいいとこどり」と嫉妬するママも少なくないのだとか。たまに面倒みたくらいで育児をしたつもりになって欲しくないですよね! ずっとこの状態が続くと、離婚に発展してしまうケースもあるようです。夫婦で協力して、よりよい家庭を築きましょう。
(文・姉崎マリオ/考務店)