■「横にはみ出してほしくない」なら標準タイプ
上でご紹介した、鍋のような長さがあって厚みもあるものはファイルボックスに入れたときの収まりがよいのですが、長くて厚みが無いものはファイルボックスの中で傾くことがあります。
ハンディモップを標準タイプのファイルボックスと1/2タイプのファイルボックスにそれぞれ入れてみました。標準タイプは多少はかたむくもののファイルボックスが支えとなって柄はそれほどはみ出ませんが、1/2タイプは柄が横に大きくはみ出しています。
横にはみ出ている部分が大きいと、置き場所によってはまわりのものとぶつかって出し入れしにくくなるので、その場合は標準タイプがおすすめです。
■「中身が多少重なってもOK」なら標準タイプ
こちらはわが家のバックヤード的収納スペース。ペーパーナプキンや紙皿、紙コップなどを入れているファイルボックスです。ペーパーナプキンの上に紙コップがおいてあるのわかりますか?
ファイルボックスの中で多少ものが積み重なっていても構わない場合は、深さのある標準タイプのほうがたくさん入ります。
一般的な収納術だと、上にものを重ねると下のものが死蔵品になるので重ねて入れることをあまり良しとしません。でも、このファイルボックス自体がそう頻繁に出し入れするものではないのと、紙コップは軽いので下のものを取り出すのはそれほどめんどうではないことから、量が入るほうを優先しています。
改めて考えてみると、収納用品ひとつ選ぶのにもけっこういろんな点を考慮して決めているんだなぁと思いました。収納用品選びは奥が深いですね。
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あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 吉川圭子
ブログ:整理収納手帖
配信: 片づけ収納ドットコム