【部屋のホコリをなくす方法】お掃除のプロが教える「原因から断つ」対策方法!

【部屋のホコリをなくす方法】お掃除のプロが教える「原因から断つ」対策方法!

「なんだかお部屋がホコリっぽい。わりと頻繁に掃除機がけしてるのに〜。」

「あれ?ちょっと見ない間に、四隅にふわふわのホコリが……!」

そんな経験はありませんか?なぜ、ホコリはすぐに溜まるのでしょう。

お家の中にホコリが溜まるには、実はいくつか理由があるのです。

今回の記事では、お掃除のプロが「お部屋にホコリが溜まる原因と対策」や「ホコリ掃除の正しい手順」について解説します。

部屋のホコリが掃除をしてもすぐ溜まるのはなぜ?【なくす方法】

一見きれいに見えるお部屋でも、目に見えないホコリは漂っています。
身の回りのあらゆるものがホコリの原因となるため、完全になくすことは至難の業なのです。

空中に浮遊しているホコリが地面に積もるのは、人がお家にいない時間帯。
床をきれいに掃除したと思っていても、誰もいないお家の中で少しずつホコリが積もっています。
掃除してもすぐにホコリが気になるのは、そういうワケなのです。

また、お掃除しにくいところなどに溜まったホコリが、室内で循環している場合もあります。

ホコリの正体

ホコリの大部分、それは、紙や布から出る繊維のくずです。
そのため、布もの家具や古い雑誌・新聞があるお部屋では、より多くのホコリが溜まります。

ホコリが溜まりやすい場所とは?

お家の中の全ての場所でホコリは発生します。
中でも、布製品が多く置いてあるお部屋や収納内には特にホコリが溜まりやすいです。

また、冷蔵庫など大型家電の裏側や、ケーブルやコード類が集まる箇所も同様です。
コンセントとプラグの間に溜まったホコリが空気中の湿気を吸収すると、漏電して発火することもあります(トラッキング現象)。

参考:東京電力〜トラッキング現象について

【部屋のホコリをなくす方法】お掃除の手順が大事!万全な対策を解説

快適な暮らしのため、ホコリ掃除と対策は非常に重要。
お家のホコリをゼロにすることは困難ですが、大幅に減らし清潔にすることはできます。
正しい手順や掃除方法を解説します。

ホコリ掃除の正しい手順

ホコリ掃除は正しい手順で行うことが重要。気を付けるべきポイントは次の通りです。

朝か帰宅後の作業が効率的

室内に舞うホコリが、床の上におりている時間帯にお掃除しましょう。
朝や帰宅後などの時間帯が、ホコリ掃除のゴールデンタイムです。

①窓を2箇所開けて換気をする

空気の通り道を作るため、窓を2か所開けて換気をしながら掃除しましょう。
窓が1つしかない場合は、換気扇を活用したり玄関のドアを少し開けておくだけでもOK。

ただし、床掃除だけを行いたい場合は、ホコリが舞い上がらないように閉め切ってお掃除するでもOKです。

アレルギー体質の方はマスクやメガネを着用してお掃除するとよいでしょう。

②乾拭きが肝心

いきなり掃除機をかけたり、水拭きをするのはNG!
掃除機の排気でホコリが舞い上がったり、水分でホコリが貼り付いて作業しにくくなるためです。

基本は、ドライシートやハンディモップ、軍手、雑巾での乾拭きからスタートしましょう。
ほうきを使用する際は、掃く動作を小さめにし、極力、ホコリの舞い上がりを防ぎましょう。

乾拭きで取れないベタつきのあるホコリは、アルコールスプレーや洗剤などを活用するのも良いでしょう。
その場合、容器裏側の使用方法・注意書きを読んで素材にあったものを使用してください。

ホコリが分厚く積もっている場合などは、アルコールスプレーなどを活用するのも良いでしょう。
その場合、製品の注意書きを読んで素材にあったものを使用してください。

③高いところから低いところへ

お掃除の基本は、「上から下へ」「高い場所から低い場所へ」です。

エアコンや照明など、高い場所にある部分からお掃除していきましょう。

④仕上げは掃除機で

最後の仕上げに掃除機を使うと、より清潔さを保てます。
その際は、掃除機から出る排気の方向を気を付けてください。

使用後のハンディモップなどについたホコリも、掃除機できっちり吸い取っておきましょう。
室内に舞い戻るホコリを、少なくすることができます。

関連記事: