今、巷ではスパイシーカレーが全盛! スパイス使いの達人が独自の調合でレシピを考案している、行列のできる人気店が百花繚乱状態です。でも、今日紹介するのは”懐かしい味”の昭和カレー。以前は食堂やお蕎麦店などでよく見かけた「黄色いカレーライス」を再現します。以前、町中華の「黄色いカレーライス」を記事にしましたが、それとは絶妙に味わいが違ううま味満点な逸品です。ぜひ作ってみてください♪
【ザ・町中華】昭和レトロな「黄色いカレーライス」作ってみた!トロッと食感な懐かしい味の秘密はラード♡【ザ・タクシー飯店】
これが蕎麦店のカレーだ! おいしさの秘訣は「返し」、白さの秘密は牛乳!
【材料】※2人分
・豚こま切れ肉…200g
・玉ねぎ…1個
・めんつゆの素…60ml
・水…500ml
・牛乳…100ml
・カレー粉…大さじ2
・しょうゆ…大さじ2
・砂糖…大さじ1/2
・みりん…大さじ1/2
・片栗粉…大さじ2
※ご飯は一人前につき200g
わたしが使っためんつゆは、使う用途によって量を変えるように指定のある希釈タイプ。
今回は10倍の水で戻すため、めんつゆ60mlに対して水500ml+牛乳100mlで600mlにしました。
下ごしらえ
肉はひと口大に切っておきます。
玉ねぎはくし形に切っておきます。
片栗粉は同量の水で溶いておきます。
【作り方】※調理時間:10分
1. めんつゆの素と水、しょうゆ、砂糖、みりんを鍋に入れて強火にかけます。煮立ち始めたら中火にして、豚肉と玉ねぎを入れて3~5分煮て、アクを取ったらカレー粉を入れます。
※玉ねぎのシャキシャキを味わいたいなら3分程度、柔らかい方が好みなら5分が目安です。
2. 牛乳を入れ、中火のまま全体をよく混ぜます。
※牛乳を入れて強火にすると固まりやすくなるので、中火をキープします。
3. 再び煮立ったら水溶き片栗粉を入れて、よく全体を混ぜたら、盛り付けて完成です。
町中華の黄色いカレーは小麦粉とラードで作りますが、蕎麦店の黄色いカレーは片栗粉を使います。そのため、このままではしょうゆやめんつゆの色が濃く、黄色になりません。そこで牛乳を加えて黄色にするというワザを使います。
蕎麦店の蕎麦つゆは、しょうゆと砂糖とみりんを合わせて煮た「返し」を作り、これを出汁で割ることで独特の旨味を出しています。今回のカレーレシピにはめんつゆだけでもおいしいのですが、せっかく蕎麦屋の黄色いカレーを作るので、めんつゆに返しを加えることで、さらにコクと旨味を追加することにしました。一般的な返しは「しょうゆ:砂糖:みりん=5:1:1」ですが、しょうゆが強くなり過ぎないように、「しょうゆ:砂糖:みりん=4:1:1」にしました。
食べてみると、めんつゆと返しの旨味が強く、案外あっさりとしたおいしいカレーです。玉ねぎは食感よくシャキシャキで、片栗粉のとろみも適度にいい感じですので、さらさらと食べられます。町中華の黄色いカレーのようなラードのコクはありませんが、いかにも蕎麦店のカレーに仕上がりました。
黄色にこだわらないのであれば牛乳を入れずに、その分水を加えても構いませんし、蕎麦店らしくカレーうどんにしてもおいしく食べられますので、ぜひ作ってみてください。とにかく超簡単です!
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配信: あたらしい日日
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