こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。突然ですが、ほうれん草を買いすぎたとき、どうやって保存していますか? もし、すぐに食べないなら…冷蔵ではなく「冷凍」がオススメ!冷蔵ではビタミンなどの栄養がどんどん抜けていきますが、冷凍なら長期間栄養をキープできるんです。しかも、風味もほぼ変わらずおいしいまま、とメリット三昧! では、冷凍テクを順を追って紹介しますね♪
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みなさんほうれん草は好きですか? 実は、葉物野菜の中で一番人気があるのはほうれん草です。うちのスーパーでも、小松菜や水菜と同じ値段で販売した場合、ほうれん草は倍以上売れます。地域差もあるとは思いますが、甘みがあって栄養も豊富なほうれん草は、とても需要が高いんです。
そんなおいしいほうれん草ですが、食べきれなかった分を冷蔵庫に入れっぱなしにしていませんか?
実はそれ、NGなんです! 長く保管するなら「冷凍」一択! 今回は、日数が経っても栄養価がダウンしない、ほうれん草の冷凍テクをご覧に入れますね。
栄養をしっかりキープ!「冷凍ほうれん草」
1. ほうれん草をよく洗う。
2. キッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取る。
3. 食べやすい大きさにカットする。
4. 冷凍用の保存袋に入れて、冷凍庫に保管する。
一般的に「冷凍した野菜には栄養がない」と思われているようですが、これは誤解です。新鮮なうちに冷凍すれば、栄養はしっかりと残ります。
むしろ、生野菜は冷蔵で長期間保存しておくと、ビタミンなどの栄養が抜けてしまいます。例えば、ほうれん草を冷蔵庫で3日間放置すると、ビタミンCが3割減になるという研究もあります。
買ったらすぐ使う。それが無理なら冷凍保存しちゃいましょう。
冷凍ほうれん草はお湯×水でアク抜きOK!
続いて、冷凍したほうれん草を簡単に「おひたし」にする裏ワザを紹介します。
作り方
1. 凍ったほうれん草をボウルにあけ、熱湯をかける。
2. 解凍したら、30秒~1分ほど水にさらす。
3. しっかり水を切って器に盛り付け、めんつゆをかけてかつお節を散らしたら、おひたしの出来上がり!
冷凍ほうれん草のおひたし。普通に茹でたほうれん草と風味はまったく変わりません!
ほうれん草にはシュウ酸という体に悪影響を及ぼすアクが含まれていますが、熱湯をかけて水にさらすことである程度抜くことができます。
もしシュウ酸が気になる人は、お湯を沸かした鍋で1分ほど茹でて、水にさらすとよいでしょう。
解凍してアクを抜いたほうれん草は、おひたしのほか、ナムルや味噌汁、和え物にするのがおすすめです。
ほうれん草をたくさん食べて~!!
9月から来年の2月頃までは、ほうれん草の流通量が右肩上がりで増えていきます。
流通量が増えると需要と供給のバランスで値段は安くなります。買いやすい価格のときに少し多めに買って、冷凍しておくと節約にも。今回紹介したやり方でぜひ冷凍してみてくださいね。
安くなりすぎると、農家さんの儲けは減りがち…。そこで、農家さんを応援するという意味でも安くなったほうれん草をたくさん買って食べましょう!
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配信: あたらしい日日
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