こんにちは! 北海道の農家で、料理研究家でもある井澤綾華(あやか)です。ラー油の中に具材ゴロゴロの「食べるラー油」って、にんにくのパンチと適度な辛さが食欲をそそりますよね~!今回は、にんにくを栽培するわが家の食べるラー油レシピを公開!上手に作るコツは、水けのある具材は一切ナシで、「砂糖」をたっぷり入れること! ご飯はもちろん、冷やし中華、冷や奴、鍋料理…とマルチに使える、ホント神調味料ですよ~♡
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わが井澤農園では今年もたくさんのにんにくを収穫することができました!
わが家の食べるラー油は、ご飯にのせて食べるのはもちろん、冷やし中華や冷や奴、混ぜそばのトッピングにもよく使っています。
だから、食べるラー油を作るときは、砂糖を多めにして甘辛い味付けに。甘みを加えた方が使い勝手がいいですよ。
また、子どもが食べることもあるので、辛さは控えめ。具材がゴロゴロ入っていたほうが食感も楽しめるのでくるみなどのナッツを多めに入れています。入れる野菜はニンニクだけで、ナッツ類でボリュームを出すというレシピです。
農家に嫁ぐ前から作り続けているレシピで、間違いない味ですよ。
甘辛い味つけが何にでも合う、合う!「具材ゴロゴロ!食べるラー油」
材料(作りやすい分量)
ゴマ油…70ml
米油(サラダ油でも)…60ml
くるみなどのナッツ類…100g
生にんにく(みじん切り)…40g
干しエビ…大さじ1
白いりゴマ…大さじ1
しょうゆ…大さじ1
コチュジャン…小さじ2
砂糖…小さじ2
※玉ねぎや長ねぎを入れたい場合は、小麦粉をまぶしてカリカリになるまで揚げるか、市販の「フライドオニオン」などを入れるのがおすすめ。生のままの野菜を入れると、仕上がりがべちゃっと水っぽくなるのでご注意を。
1. にんにくを粗めのみじん切りにする。
2. フライパンでゴマ油と米油、ニンニクを中火で熱する。
3. ニンニクから気泡が出てきたら弱火にし、ニンニクが薄く色づくまでじっくり加熱する。(15~20分くらい)
高温で加熱するとにんにくが焦げてしまうので注意して。ジワジワゆっくり揚げて、カリカリに仕上げるのがポイントです!
4. ナッツ類をお好みの大きさに砕く。包丁で刻んでも、ポリ袋に入れて麺棒などで叩いてもOK。
麺棒で叩くときは、布巾などをかぶせると、袋が破けにくくなります。
5. ニンニクの色が薄黄色になってきたら4と干しエビ、白ゴマを入れ、中火で1分ほど混ぜる。
6. 火を止め、コチュジャンと砂糖を加え混ぜ、最後にしょうゆを鍋肌から回し入れる。
しょうゆは入れるとジュワジュワします。
7. 混ぜ合わせて完成!
一口食べると、にんにくのパンチのある風味にノックアウトされます! もう、とにかくご飯が食べたい~(笑)。甘辛いラー油の味わいと、ナッツ類の食感が、食欲をさらに後押ししてくれます!
辛めに作りたい場合、砂糖を少なめにして5の手順で一味唐辛子を小さじ1/2ほど加えると辛味が際立ちます。
煮沸消毒した瓶に入れ、冷蔵庫で1か月程度は保存できます。
たっぷり作ってストックしちゃおう!
わが家では一度にニンニク400g分くらいの食べるラー油を作ります。特に冬は、鍋物にチョイ足しするとすぐになくなってしまうので、たくさん作っておかないと落ち着かないんです。
何度か作ることで自分の理想の食べるラー油に仕上がりますよ! ぜひチャレンジしてみてください。
わが家では家族みんな食べるラー油が大好き!常に大きな瓶に詰めてストックしています。
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井澤農園
井澤綾華(いざわ あやか)さん
北海道生まれ。札幌西高校卒業後、食のプロフェッショナルを志し、天使大学にて栄養学を学ぶ。在学中は、全国の農家との交流や札幌市内の食品ECでの勤務を通じて農業と食への知見を深め、並行して料理研究家としても活動。卒業後は管理栄養士の資格を取得し、フリーランスとしてレシピ提供や講演・執筆活動を行っている。北海道栗山町「井澤農園」4代目・孝宏の妻であり、三児の母でもある。
モットーは「食卓を支える生産者をより身近に感じることで、生活者の食をより豊かにしたい」。
井澤農園HP:https://izawa-farm.com/
配信: あたらしい日日
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