【リュウジレシピ】「なすのミートグラタン」は微量のカレー粉で“スパイシートマトソース味♡複雑な味わい♪

【リュウジレシピ】「なすのミートグラタン」は微量のカレー粉で“スパイシートマトソース味♡複雑な味わい♪

今が旬のなす。煮ても、焼いても、揚げてもよし!の万能野菜。旬の野菜はスーパーでもお手頃価格で売っているので、家計的にも大助かり。それにおいしさも格別です。さて、どんななす料理を作ろうか…。おっ、これにしよう♪バズレシピでおなじみ、料理研究家リュウジさんの「なすミートグラタン」。”ホワイトソースなし”なのに激うまで超簡単なグラタンですって!さっそく作ってみることに!


https://nichinichi-magazine.com/articles/gallery/2858/1

1.5万いいね!を獲得したTwitterの話題レシピ♪

バズレシピでおなじみ、料理研究家リュウジさんのTwitterはこちら。


ツイートを見た人たちからは、「美味しそうですね。真似してます。」「ナスが冷蔵庫で余りがちだったんですけど、リュウジ兄やんのレシピのお陰でナスが美味しく消費されてます」「めちゃくちゃ美味しかったです」「なすが大嫌いな娘がおかわりまでしてくれました!貴重なレシピありがとうございます。」「美味しい上にビジュアルも素晴らしい」などなど、大反響。なす嫌いなお子さんが”おかわりした”とは、どれほどのおいしさなのか、期待が高まりますね♪

リュウジさんの「なすミートグラタン」材料と作り方

【材料】2人分
なす…3本くらい(240g)
塩…ひとつまみ

豚ひき肉…150g
塩・こしょう…適量
玉ねぎ…1/2個(100g)
トマト缶…1/2缶(200g)
にんにく(みじん切り)…1かけ
オリーブオイル…大さじ1

コンソメ(顆粒)…小さじ1と1/2
ケチャップ…大さじ1
ウスターソース…小さじ2
料理酒…大さじ1と1/2
カレー粉…小さじ1/3

ピザ用チーズ…50g

◆仕上げ
乾燥パセリ…適量

◆味変
タバスコ…適量

今回使ったなすは丸々と太っていて、2本で240gちょっとあったので2本使うことにしました。

【作り方】
1.玉ねぎをみじん切りにします。玉ねぎをたっぷり入れるとトマトの酸味が感じにくくなるそうです。

2.なすはヘタを取り、乱切りにします。

乱切りしたなすにひとつまみの塩を振りかけ、全体に馴染ませ、数分置きます。リュウジさん曰く、塩を振ることで、少ない油でも炒めやすくなるとのこと。

調べてみると、なすの細胞はスッカスカのスポンジ状になっているそうで、そのまま炒めるとどんどん油を吸ってしまいます。塩を振って細胞内から水分を出すことで、そのスッカスカの隙間が埋まり、油が染み込みにくくなって、少ない油でも炒めやすくなるそうです。

3.フライパンにオリーブオイルを入れ、強めの中火で、30秒ほど温めたら、豚ひき肉を入れ、塩とこしょうを振って炒めます。ここから先、ずっと”強めの中火”で炒めていきます。

豚ひき肉を入れたら、あまり触らず、両面に焼き目をつけます。焼き目をつけると香ばしくておいしいそうです。

こんがりお肉に焼き目がつくまで、時々ひっくり返しながら、トータルで3分ほど炒めました。

4.3に玉ねぎとにんにくを入れ、軽く炒めます。30秒くらい。火加減は強めの中火のまま。カレーを作るときのように、玉ねぎはあめ色に炒める必要なし!とのこと。

5.4に2を投入。なすは塩を振った状態のまま入れます。リュウジさんはなすから出た水気を拭き取らず、そのまま入れていました。手間がかからなくていいですね。

ものすごく油を吸う、いつものなすとは違い、ひとつまみの塩のおかげで、なすと油のなじみが良くて、炒めやすい!

強めの中火のまま、なすが”しんなり”するまで炒めます。

5分ほど炒めたら、なすが”しんなり”してきました!

6.5にトマト缶を入れ、トマトを潰しながら、トマトが全体に混ざるように強めの中火で炒めます。トマトは炒めると酸味が抜けるのでしっかり炒めるといいそう。わたしは3分くらい炒めました。

7.6にコンソメ、ケチャップ、ウスターソース、料理酒、カレー粉を入れ、トマトや料理酒の水分が飛ぶまで炒めます。

ここで、ひとつ注意点。カレー粉を小さじ1/3以上入れるとカレー味になってしまうので、分量は守ってくださいとのこと。

調味料を入れて3分ほど強めの中火で炒めたら、水分がいい感じに飛びました。

8.7をグラタン皿に入れ、

チーズをのせます。

9.8を200℃のオーブントースターで焼き目がつくまで焼きます。

わが家のトースターは温度設定ができないので、温度はトースターにおまかせ。ちなみに、温度設定機能のないトースターは、だいたい200℃~230℃前後の温度で加熱できるそうです。

5分ほどで焼き目がつきました!

仕上げにパセリをかけたら出来上がり!なのですが…すみません。スパイスの効いたトマトソースのいい香りに誘われて、パセリをかけることなく、すぐ食べてしまいました…トホホ。食いしん坊って、困ったものですね。

ちなみに調理時間は約25分。ほぼ炒めるだけの簡単調理なので楽チン♪

では、いただきます!

お、お、おいしーーーーーーい!!!なすがとっろとろ♪いつもなすを炒めるときは、大さじ2杯くらいのたっぷりの油で炒めますが、下準備として、ひとつまみの塩をなすにかけておくだけで、いつもの半分の油の量、大さじ1杯で、なすがとろとろになるなんて、すごい!

ウスターソースとカレー粉で”スパイシーさ”がアップ!アップ!リュウジさんの言う通り、カレー味にはなっておらず、”スパイシーさ”だけがうまいこと加わって、チリコンカンっぽい味に仕上がっています。わたしの大好きな味♪

なすは、肉、トマト、玉ねぎのうま味やコク、甘みといったおいしさをすべて吸収しているようで、味わい深い。なすは炒めると小さくなるので、少し大きめに切ると、なすの存在感があっていいと思います。

最後に、タバスコをかけて味変。タバスコの酸味とフルーティさが加わって、パンチが効きつつ、こってり感がすっきりして、これまたおいしい♪

”ホワイトソースなし”でもコクがあって味わい深い、リュウジさんの「なすミートグラタン」、みなさんも作ってみてくださいね。

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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