
●ママ友に教えよう!スマホ依存度チェック!
ママ友たちとの会話やランチの途中など、常にスマホをいじっているママ友も少なくないのでは? ビジネスパーソン向けの情報サイト「R25」で紹介されている、「スマホ依存度チェック」で依存症になっていないか調べてみましょう。
□利き手と逆の手で、スムーズに使える
□バッグにはいつも充電器がある
□スマホが圏外になると不安
□家にスマホを忘れたらどんなに遠くても取りに帰る
□ネットで知り合った友人が5人以上いる
□スマホを握ったまま寝ていることがある
□歩きながら、または自転車に乗りながらスマホを操作する
□1日に3時間以上はスマホを使う
□ネットにつなぎすぎて速度制限がかかっている
□バイブが振動していないのに、メッセージが来たと勘違いすることがある
全10項目のうち、多く当てはまるほど、依存度が高い可能性があるのだとか。また、お風呂やトイレにスマホを持ち込む、家事をしながらスマホを操作することがあるというママは要注意!
●スマホ依存のママ友が危ない理由
普段から育児や家事でストレスがたまっているだけでなく、家にこもって他人と話をする機会が少ない専業主婦は、スマホ依存に陥りがちだそう。スマホに依存しているかどうかの判断基準のひとつとして、「生活に支障をきたしているか」があるのだとか。
最近では、子どもが泣いていてもスマホのゲームに夢中になるなど、スマホが絡む育児放棄が原因で、事件にもなっています。スマホひとつで、手軽にできることが多く、ネットで知り合った人と連絡を取り合ったり、ゲームにハマって大金をつぎ込んだりということは、今や珍しいことではないようです。ストレスの発散として始まったことが、ネットで出会った人と不倫、ゲームや出会い系サイトへの過度な課金など、どんどん大きな問題に発展していくことも…。
●スマホ依存ママ友、子どもへの影響は?
スマホに依存し過ぎると、家事や育児が中心だった生活が逆転し、スマホが中心の生活になってしまうことも。ママと子どもは、目を合わせてコミュニケーションをとることで、絆を深めます。しかし、ミルクをあげ”ながら”、オムツを変え”ながら”視線はスマホへ。子どもの話を聞き”ながら”スマホの操作。
赤ちゃんの場合、ママが常に見ててあげることで、小さな変化や成長に気づいてあげるべきなのに、それができなくなります。また、赤ちゃんはママと一緒にいる時間が長いため、ママの行動を見て、学ぶことが多いのだとか。しかし、スマホばかり見ているママからはほとんど反応がないので、社会性が身につかなくなってしまうのだそう。
もちろん園や小学校低学年くらいの子どもにも、影響はあります。「自分を見てほしい」「話を聞いてほしい」年頃。スマホにばかり気を取られていると、「話しかけても意味がない…」と考えるようになり、無口・無表情になりやすい傾向があるのだとか。
最近では、子どものおもちゃ代わりにスマホを預け、動画を見せたり、ゲームをさせたりするママ友も多いですよね。泣き止むから・子どもが喜ぶからと続けていると、子どもまで、スマホ依存になってしまうことも。スマホは便利な機能がたくさんありますが、元々は「電話」であるということを再確認する必要があります。
(文・明日陽樹/考務店)