「服の紫外線防御効果は高いです。一般的には、色の濃いものが紫外線をカットしやすいといわれています。半面、赤外線も集めてしまい、熱がこもりやすく、熱中症になる危険性もあるので注意が必要です。服を選ぶ際は、色だけでなく、生地の目が細かいものにするといいですよ。最近では、紫外線カット率が表示されているものもあるので、そういった服を選ぶのもよいでしょう。」と、話すのは花王のスキンケア研究所・主任研究員の福井 崇さん。
子どもは大人よりも身長が低い分、地面の照り返しによる日やけにも注意が必要だと福井さん。そこで頼りになるのが日やけ止めですが、子どもにはどんなものをつければいいのでしょうか?
「子どもの肌はデリケートなので、やさしい使い心地のものを選ぶといいですよ。また、無香料や無着色、アルコールフリーなど、いろいろな商品選びのための指標もあります。汗をかくようなときや水遊びをするときには、ウォータープルーフタイプのものがおすすめです。ウォータープルーフタイプのものでも、日やけ止めはまったく落ちないわけではないので、汗をかいたり水に入ったりしたら、その都度、日やけ止めを塗りなおしてくださいね。2~3時間おきにつけ直すことをおすすめします。」(福井さん 以下同)
日やけ止めを塗る際は、一度に塗ろうとせずに、肌にチョンチョンと点をつけるようにクリームをのせて、分けて塗るとムラができにくいそう。ちなみに、首まわりや腕の裏、Tシャツの袖口、足元は塗り忘れが多い部位なのでご注意を。
さて、子ども向けの日やけ止めは数多くありますが、花王が今年2月に発売した『ビオレ さらさらUV のびのびキッズミルク』は、子ども向けながらSPF50+、PA++++を実現。紫外線吸収剤を独自開発した小さなカプセルに入れることで、肌への浸透をブロックすることができるそう。さらに、ウォータープルーフタイプで汗や水には強いのに、せっけんやボディソープなど、いつもの洗浄料で簡単に落とすことができます。高い紫外線カット効果と肌にやさしい使い心地を両立しているので、これなら安心して子どもにも使えそうですね。
しかし、日やけ止めの選び方や塗り方のコツがわかっても、子どもが塗ることをイヤがってしまっては意味がありません。実は、福井さんは5歳の子を持つパパさん。お子さんに『ビオレ さらさらUV のびのびキッズミルク』を使うために、日ごろから大人と一緒に日やけ止めを使うようにしているのだとか。
「子どもは大人の真似をしたがるので、大人も一緒に塗ることで、今では子どもが自ら進んで日やけ止めを塗るようになりました。同製品はボディミルクのような感じで、感触がいいのも子どもが喜んで塗っているポイントのひとつです。」
紫外線は、3月くらいから増加するといわれています。夏に向けて今のうちから、子どもと一緒に日やけ対策習慣をはじめてみてはいかがですか?
取材協力:株式会社 花王
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