【養鶏農家直伝】「究極の目玉のっけ丼」作ってみた!カリカリ白身×半熟卵黄×焦がし醤油のトリプルコンボ~

【養鶏農家直伝】「究極の目玉のっけ丼」作ってみた!カリカリ白身×半熟卵黄×焦がし醤油のトリプルコンボ~

自分一人のお昼ご飯、どうしてます?「今日は家族もいないし、ちゃっちゃと作れて、お口が幸せ~な”背徳ランチ”に浸りたい…」。そんなアナタにおすすめの丼を養鶏農家に教わりました。その名も「究極の目玉のっけ丼」。ご飯の上に目玉焼きをオン! の潔さですが、そこは養鶏農家考案ですから、卵を最高においしくいただくワザが随所に。食べた後は「鶏さん、ありがとう」(涙)…確定ですよ。

【養鶏農家のお母さん直伝】60年間変わらぬおいしさ、卵が主役のプリンレシピ


教えてくれたのは、関東平野の西北の端にある比企丘陵に囲まれた埼玉県小川町「ぶくぶく農園」で養鶏を営む桑原花さん。約700羽の鶏を育てています。

「醤油を焦がして作るわが家特製の目玉のっけ丼。毎日食べても全く飽きませんよ~!」(桑原さん)

五感に迫る卵の存在感!「究極の目玉のっけ丼」

材料(1人分)
卵…2個
醤油・サラダ油…各適量

作り方
1.フライパンを中火で熱し、十分に温まったらサラダ油を入れる。サラダ油をなじませ、卵2個を割り入れる。

卵は低い位置から割り入れることで、黄身が崩れるのを防ぎます!

2.白身がカリカリになるまで焼いたら、小さじ1の水(分量外)を入れてフタをする。

水を入れるタイミングを見極めるのがポイント!白身の端に良い具合の焼き色がついてきたら入れどきです◎

3.黄身が半熟状態になったらフタをとり、醤油を回しかける。

火は止めずに、回しかけましょう!

ジュワジュワと醤油の水分を蒸発させます。

少し水分が残っているくらいで火を止めましょう。

4.ご飯と合わせて出来上がり。

完成した目玉のっけ丼は見た目から神々しい仕上がりです。箸を入れてみると、ああ…黄身がトロットロ!

存在感のある歯ごたえのカリカリ白身に、焦がし醤油がしみこんでいます。そして、そこに濃厚な半熟黄身が絡みつき、絶妙なバランスで共鳴~。これは、まさに「究極の目玉のっけ丼」と言えるでしょう。

目を閉じ、五感を研ぎ澄ませて味わっていたら秒で完食。ご飯もろともあっという間になくなってしまいました。目玉焼きって作り方でこんなに変わるんだ…と食べ終わってからも感動が止まりません!疲れて何もしたくなくてもこれなら作れそう。鶏さん、ありがとう~(感涙)!

養鶏農家に教わる!卵の豆知識

突然ですが、鶏の産む卵の量は季節によって変わるってご存じですか?

「うちの場合は、春に卵をよく産みますが、夏は暑さのために少し産卵数が減って、冬になるとまた少し上がります。また、毎日産むわけでもありません。だいたい9日間ぐらい1個ずつ産んで、1日休んでまた産み始める、というペースです。もちろん鶏によってそれぞれなので、これも一概には言えません」(花さん)。

鶏は暑さが苦手。そのため、鶏が快適に過ごせるように温度管理や環境整備は欠かせません。

「鶏にストレスがかかると卵の質にも影響します。鶏たちがのびのびと気持ちよく過ごせるよう、わたしにできる最大限のことをしていきたいですね」(桑原さん)


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ぶくぶく農園

桑原 花さん

1990年生まれ。3人姉妹の長女。5歳のときに一家で埼玉県比企郡小川町に移住、父の衛さんが野菜、米麦、養蜂、養鶏などを営む。大学卒業後、NPOジーエルエム・インスティチュートの農業開発援助アシスタント業務でフィリピン・ルソン島北部に1年半駐在。実家で約1年の研修後、2016年に就農。現在690羽の平飼い養鶏を営む。卵は、JA埼玉中央「小川農産物直売所」や「デリカテッセンアーチャン」「自然食の店リフレ」(いずれも小川町)、「とうふ工房わたなべ」(ときがわ町※毎週日曜日のみ)、江東区の八百屋「野菜のちから」、世田谷区下北沢のサンドイッチ店「サンドイッチクラブ」などで販売する。

ぶくぶく農園ホームページ:http://www.jca.apc.org/~stet/

ぶくぶく農園インスタグラム:https://www.instagram.com/bukubukufarm/?hl=ja

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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