おはようございます。
クローゼットオーガナイザー、元アパレル店長の柴田敦子です。
洋服の手放しどきって迷いますよね。かつての私のクローゼットは、「まだ着られるから」と、あまり着ていない洋服で溢れ、タンスの肥やしがたくさんありました。
「もったいない」と思いつつ、着ていない服には、「着る気持ちになれない理由」があることに気がつきました。着ていない洋服の傾向がわかると、自分にとっては「消費期限が切れた」と考えられるようになり、迷ったときもすんなり手放せるようになりました。
本日は、私なりに決めている、洋服の「消費期限切れ」のポイントをお伝えします。
■消費期限切れその①なんだかしっくりこない服
・丈の長さが合わないもの
私の場合は、着丈が短いとバランスが悪くなるため、以前は違和感なく着ていたものでも、着たときに短く感じるものは手放し候補です。数年経つと流行や縮みにより短く感じることがあります。
・肩の位置が合わないもの
最近はオーバーサイズの洋服が流行っていますが、肩が大きすぎると太って見えることも。逆に肩が小さすぎると貧相に見えます。まだ着られても、違和感を感じたら手放し候補です。
・古くさいと感じるもの
できれば長く着たいところですが、「なんとなく古くさい」と感じたときは、潔く手放すようにしています。たとえ流行遅れでも、不思議と古く感じない服もあります。古くても似合うと感じるものは手放さずに長く着ています。
自分の感覚を信じて、「しっくりこない」と感じるものは、今の自分には「消費期限が切れた」と判断しています。
■消費期限切れその②着心地の悪い服
若いころは、多少着心地が悪くても、デザイン重視で洋服を選んでいました。最近は、着心地の悪いものは着ていてストレスになるので、「デザイン」と「着心地」のどちらも譲れないポイントです!
たとえば、肌触りが悪くチクチクするセーターや、着ていると窮屈で重たいコート、サイズが合わない洋服は、「消費期限切れ」だと諦めます。
履くと足の痛くなる靴、耳が痛くなるピアスや、重たいバッグも同様です。
とはいえ、すべてを手放すわけではなく、使う機会は少なくても、持っているだけで幸せを感じるものは手放しません。赤いパンプスは1年で数回しか履きませんが、大切な宝物です。
修理をしながら履いています。
配信: 片づけ収納ドットコム