洗濯物の”生乾き臭”に困っていたところ、日本テレビの『news every.』で興味深～い情報を発見しました。あの不快なにおいは「モラクセラ菌」という菌が原因だそう。洗濯物は生乾きの状態が長引くほどその菌が増殖し、”生乾き臭”が増大するとか。おまけにその菌、一度洗濯物に付くとなかなか取れないというからやっかいですよね。しかし！モラクセラ菌を弱める対策があるというんですよ。わが家の洗濯ものでさっそく試してみることに…。
【洗濯機の超裏ワザ】「洗濯時間かかり過ぎ…」なら〇〇を掃除してみて！洗濯が”爆速”で終わります！
洗濯物を乾かす時間に、タイムリミットがある？
まずは、”正しい洗濯”知識があるかを〇×問題でチェック！
「洗濯物は脱水して5時間以内に乾かしきるといい？」
〇か×か？
正解は………〇！
洗濯物を乾かすまでの時間にタイムリミットがあったとは！ 初めて知りました。
番組によれば、制限時間は5時間以内。
というのも脱水後5時間をすぎると、”生乾き臭”の原因となる「モラクセラ菌」という雑菌が爆発的に増殖するからだそう。
モラクセラ菌は洗濯物に限らず、人の皮膚や口、鼻の粘膜など、”どこにでもいる菌”。
菌そのものがくさいわけではなく、菌が増殖する時に出す排せつ物が”臭いの真犯人”なんですって。
モラクセラ菌の大好物は水分や皮脂。
これらを餌にして増殖し、どんどん排せつ物を出して、生乾きの嫌な臭いを発生させるそうです。
洗濯物は「モラクセラ菌」の絶好の住みか！
水分や皮脂をたくさん含んだ洗濯物は、モラクセラ菌にとって絶好の住みかなんです。
”洗濯前”も”洗濯後”も油断はできません。
”洗濯前”のモラクセラ菌の大繁殖地は、汗が染み込んだ衣類や濡れたままのタオルなど。確かに、洗濯物から濡れ雑巾みたいな不快な臭いがすることがあります。
ちなみに洗濯機をカゴ代わりにして洗濯物を溜めるのも、モラクセラ菌が大喜びする環境だそう。
身に覚え…あります。
一方、”洗濯後”も油断は禁物。
水分を多く含んだ生乾きの洗濯物も、モラクセラ菌が繁殖するにはうってつけの場所。そのためモラクセラ菌が増殖する前、5時間以内に乾かすことが重要なんですって！
「モラクセラ菌」対策やってみた！その効果やいかに
やっかいですね…モラクセラ菌。ですが、番組によれば良い対策があるとのこと。
それはモラクセラ菌の弱点である、”高温”を利用する方法です。
洗濯前、40℃～50℃のお湯を張った大きめの容器に粉末洗剤を溶かして、洗濯物を30分ほど漬けておくだけ！
さっそく、やってみましょう！
洗濯機の中で、濡れたまま一晩放置していたタオルとTシャツ、靴下…。
うーん、生乾き臭が…！（笑）
モラクセラ菌が大繁殖しているであろうこの洗濯物を使って、チャレンジしてみます。
大きめの容器がないので、バケツで代用することに。
40℃～50℃のお湯を入れ、粉末洗剤を溶かします。ここに洗濯物を入れて漬けておくだけですから、作業は簡単！ 果たしてこれでモラクセラ菌を弱められるのだろうか…。
漬け置きして30分。臭いを嗅いでみると…おっ！すごい！
すでに生乾き臭は消え、洗剤の臭いだけになっていました！
あとは洗濯機で洗って、干すだけ。
洗濯物を干した直後、そして、乾いてからもそれぞれ臭いを嗅いでみましたが、生乾き臭はゼロ！ 洗剤のいい香りだけ♪でした。
モラクセラ菌は一度洗濯物に付くとなかなか取れないと言われていますが…。
生乾き臭が発生した洗濯物には、ぜひこの「モラクセラ菌」対策を試してみてくださいね！
【あわせて読みたい】
【梅雨の洗濯事情】外干しするか否かを測定するアプリ『はれほす』使ってみたら…ホントに雨をしのげた件
【洗濯機の超裏ワザ】「洗濯時間かかり過ぎ…」なら〇〇を掃除してみて！洗濯が”爆速”で終わります！
ズボラさんこそ使って！「洗濯槽滅カビ」で洗濯槽の隠れた汚れがごっそり取れた件【衝撃の実証実験】
配信： あたらしい日日
配信元
