9月5日放送のNHK『あさイチ』の料理コーナーで、韓国料理家のコン・チュリョンさんが「なすの簡単キムチ風」というキムチ(?)を作っていました。筆者は辛い物はが少々苦手なのですが、なすのキムチは珍しいな~と思って見ていたら…あっという間に完成しちゃいました。漬け込みとかじゃないんですね。ポリ袋でサクッと味をつけて、なすの水分も極力キープのキムチみたい。とっても簡単そうだしおいしそう!と思ったので、試しに作ってみようと思います。
その発想はなかった~!「なすの炊き込みご飯」作ってみた!まるっと2本を炊飯器に入れて炊くだけ♪
ポリ袋調理でラク♪「なすの簡単キムチ風」を作ってみた!
【材料】(つくりやすい分量)
なす…250g程度
青じそ…5枚
塩…小さじ1と1/2
りんご…1/4個
しょうが汁…小さじ1
粉唐辛子…小さじ1
砂糖…小さじ1
にんにく(すりおろし)…少々
『あさイチ』では韓国産の粉唐辛子をおすすめしていましたが、入手できなかったので一味を使いました。
1.なすの表面3か所の皮を縦に剥き、厚さ7mmの輪切りにします。
なすの皮を剥くので調味料が染み込みやすくなりそう。輪切りにしたらストライプ模様になって、見ためもよくなりますね。
2.青じそを千切りにします。
キムチに青じそが入るのもめずらしい! 爽やかな味になりそうです♪
3.りんごは皮を剥いてすりおろします。
りんごの甘さがキムチの辛さを和らげてくれそうです♪ 期待大!
4.ポリ袋に塩となすを入れ、袋を振って混ぜ合わせ、重しをして5分置きます。
ポリ袋調理開始!なすと塩を入れます。
塩もみはせず、振って塩をなじませるだけ。両手で袋を持ってシャカシャカしました。
鍋やお皿などを乗せて5分置きます。ちなみに空のフライパンの重さは460gです。
4.袋の中の水分を少し残して捨て、3のりんごとしょうが汁、にんにく、調味料をすべて入れ、袋を振って混ぜ合わせます。さらに青じそを加え、袋を振って混ぜます。
捨てた水分は小さじ1杯程度。塩をなじませて5分置きましたが、ほとんど水分は出ませんでした。
今回使ったのは、一味唐辛子。筆者は辛い物が苦手なので、粉唐辛子小さじ1杯のところを、小さじ1/2杯と半量にして加えました。
袋の口を閉じて、再びシャカシャカ!調味料がなじんだら、青じそを入れてシャカシャカ振りました。
材料を切ってから完成まで10分程度。あっという間に作れました♪
さっぱり&ジューシー♡後から辛みがやってきて漬け込んだような味わい!
お皿に盛りつけました。大きいほうのなすにうっすらと種ができていたので、ゴマのように種が絡みついてしまいました。所々に唐辛子の赤色が見えますが、全体的に赤くないので辛くなさそうに見えますね。
辛くなさそうですが、念のためご飯と一緒にいただきます。
ん?辛くない?(数秒置いて)やっぱり辛~い!後から追いかけてくるタイプの辛さです。なすは水分を保っていてジューシーなので、最初は「なすの浅漬け」の印象なのですが、すぐ後からキムチ感が増してきます。辛さはもちろん、にんにくの風味が本場らしさを醸し出しています。
すりおろしりんごと砂糖も入れましたが、辛さに反応しすぎて、残念ながら筆者にはこの甘さを感じられませんでした。でも辛いだけではない、奥行きのある辛さに貢献しているはずですよ!
子どもでも食べられるように工夫してみた!
子どものみならず、筆者のように辛い物が苦手な方でもマイルドに食べられるようにアレンジ!
今回はりんごを1/4個使ったので残りのりんごを活用。なすと同じくらいの薄いいちょう切りにしてトッピング。「なすの簡単キムチ風」はしんなりとした食感なので、生のりんごの食感とミスマッチなのですが、今回は食感ではなく、甘さを優先。そしてゴマ油も少しかけ、唐辛子の辛さを和らげてみました。
食べてみると…少しは辛さがマイルドになり箸が進みました。見ためもカナッペのようになって、映え感がアップ♪食感に一体感を出すなら、りんごジャムが合いそうです。
「なすの簡単キムチ風」は10分程度で作れて、しかも本格的なキムチのおいしさになりました。ポリ袋調理なので後片付けもラクでしたよ♪
おうち焼肉の日などに、サッと作れる一品としてぴったりだと思います。ちなみに、りんごは梨に代えてもおいしく作れるそうです。冷蔵庫で3日ほど保存できるので、キムチがお好きな方は多めに作ってみてくださいね。
【あわせて読みたい】
【夏バテには腸活】善玉菌を増やす「キムチツナ丼」作って食べてみた!ガッツリ系でも罪悪感ゼロです♪
【リュウジレシピ】「なすのミートグラタン」は微量のカレー粉で”スパイシートマトソース味♡複雑な味わい♪
マツコ絶賛!かつおならぬ「なすのたたき」作ってみた!素揚げなすがジュワワ~ン♡【高知の郷土料理】
配信: あたらしい日日