スパイスからカレーを作ってみたい!と思いながら、なかなか重い腰があがらないわたし。しかし!バズレシピでおなじみのリュウジさんと、スパイス料理研究家・印度カリー子さんのコラボ企画で、わずか3種類のスパイスでできるチキンカレーを紹介していました。様々なスパイスを複雑に組み合わせるイメージのスパイスカレーが、たった3種類のスパイスでできるとは!これならわたしでも作れるかも⁉
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1万いいね!がついたリュウジ&カレー子コラボ企画”基本のチキンカレー”とは?
バズレシピでおなじみ、リュウジさんと、スパイス研究家、印度カレー子さんのコラボ企画「基本のチキンカレー」を紹介するTweetはこちら。
約1万ものいいね!がつけられています。
皆さん大変ながらくお待たせいたしました
スパイス料理研究家「印度カリー子」さんとのコラボです
今回はスパイスカレーが簡単に出来る最高のレシピをやっていただきました
これマジヤバい旨いです…目から鱗が落ちます
レシピはこちら!!https://t.co/Jnyqaq4Wje pic.twitter.com/BjwI8M2dGL
— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) June 30, 2022
「これはヤバいし、コラボもやばい!」「めっちゃつくりたいし、 食べたいー!」「作らせていただきました! 手軽にめっちゃ美味しいスパイスカレーをありがとうございます! 」などのコメントがありました。
ちなみに、印度カリー子さんのTwitterでも紹介されています。
リュウジさんのYouTubeでカレー作ってきました。至高の楽しさです…! https://t.co/PcvghVaR8a
— 印度カリー子 (@IndoCurryKo) June 30, 2022
印度カリー子さんが今回教えてくれた「基本のチキンカレー」は、最低限必要な3つのスパイス、ターメリックとクミンにコリアンダーで作る、”基礎の基礎の基礎”のスパイスカレーだそう。
印度カリー子さん伝授!「基本のチキンカレー」材料と作り方
【材料】2人分
鶏もも肉…1枚(200g~300g)
玉ねぎ…1個(約200g)
にんにく…1かけ
しょうが…1かけ
トマト…1個
プレーンヨーグルト…100g
サラダ油…大さじ1
塩…小さじ1
水…100ml
◆スパイス
ターメリック…小さじ1
クミン…小さじ1
コリアンダー…小さじ1
チリペッパー…小さじ1/2 ※お好みで
◆ターメリックライス
お米…2合 ※水加減は白米を炊くときと同じ
ターメリック…小さじ1/4
今回用意した玉ねぎは小さかったので、2個使うことに。ご飯2合は、わが家では食べきれないので、1合分炊きました。
【作り方】
1.ターメリックライスを炊きます。お米は軽く洗って炊飯器へ。水の量は釜の目盛に合わせて、いつも通り。そこにターメリックを入れて混ぜ、いつも通りご飯を炊けばOK。
ターメリックの量が多いとターメリックの香りがつき過ぎて、”土臭い”ご飯になってしまうそうなので、ご注意を。
2.手動のチョッパーで、玉ねぎ、にんにく、しょうがをみじん切りにします。チョッパーのハンドルを30~45回ほど引くくらいがベスト。
カリー子さん曰く、手で切ったみじん切りは、炒めると最初にまわりが焦げ、真ん中はまだ火が通ってない状態になりやすいそう。そして、水を入れた時に玉ねぎが浮き、ルウとしてのまとまりが悪くなるそうです。
また、電動のチョッパーだとワンプッシュでペーストのようになるので、加減が難しいそう。
…ということで、カリー子さんのように、わたしも手動のチョッパーを使ってみじん切りにしました。
40回、チョッパーのハンドルを引いたら、下の写真くらいのみじん切りになりました。
3.トマトはヘタを取って適当な大きさに切り、鶏肉も適当な大きさに切ります。
4.フライパンにサラダ油を入れ、2を投入し、強めの中火で炒めます。カレーを煮込むので少し深めのフライパンのほうがよいとのこと。ちなみにカリー子さんは、サラダ油が温まらないうちに玉ねぎを入れていました。
炒める際のポイントは2つ!これが重要。
ポイント1.玉ねぎの水分を飛ばす。甘みとうま味が凝縮されるそうです。
ポイント2.玉ねぎが茶色くなるまで炒める。コクが出るそうです。
10分ほど強めの中火で炒めていると、下の写真のように玉ねぎがほんのり茶色に。ここからさらに、玉ねぎの水分を飛ばしながら炒めます。
炒め始めて15分。下の画像のように水分がかなり飛んで、あめ色になりました。
玉ねぎの甘い香り~♪でも、少し焦げてる?苦みが出ないか、ちょっと心配…。
5.4にトマトを入れ、炒めます。火加減は強めの中火。
5分ほど炒めていると煮崩れてくるので、トマトを潰し、水分を飛ばしながら炒めます。焦げつきやすくなるので、火加減は中火に。
トマトを入れて13分後。下の写真のようにトマトが煮崩れ、トロッとしてきました。
さらにここから、トマトの水分がなくなるまで炒めます。火加減は中火のまま。
トマトを入れてから、17分後。下の写真のように、玉ねぎとトマトが凝縮し、ペースト状になりました。ここまで炒めるのは、けっこう大変でした!
6.5にターメリック、クミン、コリアンダー、塩を入れ、中火のまま1分ほど軽く混ぜます。辛味がほしい方はチリペッパーを加えます。わたしもチリペッパーを入れることに。それにしてもスパイスのいい香り~。香りはすでにお店レベル♪
7.スパイスが混ざったら、6に鶏肉を入れ、軽く2分ほど炒め、鶏肉にまだ火が通っていない状態で、水を入れます。水の分量は必ず守ってくださいとのこと!
水を入れたけど…。入ってないように見えるほど少ない!水を足したいけど、水の分量は守るようにとのこと。少し不安だけど、このまま続行します。
ふたをして、弱火で10分煮込みます。
8.カレーを煮込んでいる間に、ヨーグルトを混ぜてなめらかにしておきましょう。ヨーグルトをなめらかにせず、そのまま入れると”ダマ”になりやすいとのこと。
9.10分煮込んでふたを開けると…水分が増えた!?いい感じ!分量以外の水はもちろん足していません。不思議!鶏肉から水分が出たのかしら?
ヨーグルトを加え、弱火で1分ほど混ぜたらカレールウの出来上がり!味見をして塩が足りなかったら、塩を足して味を決めます。今回は、塩は足さなくて大丈夫そう。
10.炊きあがったターメリックライスを器に盛り、9をかけたら、スパイスカレーの出来上がり。お好みでパクチーを添えたり、ターメリックライスにこしょうをかけてもいいそうです。
きれいな黄色に炊き上がったターメリックライスに、わたしは黒こしょうをかけました。調理時間はご飯を炊く時間を除いても1時間弱。玉ねぎとトマトを炒めて、ルウを作るのが大変でした。もう、汗びっしょりです。
ではいただきます!
おぉ~、本格的~。ちゃんとスパイスカレーになっています!鶏肉もやわらかくて激ウマ。トマトとヨーグルトの酸味が効いていますが、まろやかさもあって、ヨーグルトがスパイスの”角”を丸くしてくれているみたい。家庭でこのクオリティのスパイスカレーが出来れば十分♪
玉ねぎを炒めた際、焦がしすぎて苦いんじゃないかと心配しましたが、大丈夫でした!焦げた味はしません。玉ねぎとトマトのうま味が凝縮して、塩味だけなのに味わい深く、コクのあるカレーに仕上がっています。すごい!
ターメリックライスは、ターメリックの香りがほのかについているので、白いご飯よりカレーとなじみやすい気がします。カリー子さんは、ターメリックライスとカレーを一緒に食べると「味が変わる」と言っていました。わたしの”鈍感舌”ではよくわかりませんが、ご飯がどんどん進むカレーであることは確か。
このスパイスカレーは、基礎の基礎の基礎。最低限の3種類のスパイスだけを使ったレベルなので、これをベースにスパイスなどを増やしていけば、もっと、もっと、もっとおいしいスパイスカレーができるとのこと。次回は、カリー子さん”本気”のカレーを披露してくれるそうです。楽しみ~♪
カリー子さんの3種類のスパイスを使った本格的なチキンカレー、みなさんも作ってみてくださいね。
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配信: あたらしい日日