【カゴメ×NEC】子供の野菜嫌いをAIが解決!意外なおいしさ「にんじんと白ワインのプリン」作ってみた♡

【カゴメ×NEC】子供の野菜嫌いをAIが解決!意外なおいしさ「にんじんと白ワインのプリン」作ってみた♡

カゴメとNECがタッグを組んで開発したという「AIプリン」。コレ、子どもたちに野菜嫌いを克服して欲しいという願いを込めて開発したプリンとか。先日、このAIプリンの夏レシピ「トマトとクリームチーズのプリン」を記事にして配信しましたが、とってもおいしかったので第2弾です。今回は秋レシピと紹介していた「にんじんと白ワインのプリン」を作ってみようと思います。にんじん特有のあの味がどう変化するのか、楽しみですね♪

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子どもが野菜好きになるようにと開発!AI活用の「野菜プリン」が話題!

こちらは、「AIのプリン」を紹介しているNEC公式のツイッターです。


NECとカゴメ、大手企業がタッグを組み、野菜嫌いな子どもでもおいしく食べられる味を追求したのが「AIのプリン」。野菜の味をうまくカモフラージュし、苦手な野菜でもおいしく食べられるようにと工夫されています。

子どもが苦手な野菜について、AIが相性のよい食材を100通り選出。一般投票で選ばれた組み合わせから、伝説のプリン職人との異名を持つ所浩史さんが、6種類の「AIのプリン」レシピを考案しました。

筆者は先日、NECのサイトで公開されている夏レシピで「トマトとクリームチーズのプリン」を作りました。そのおいしさはお店レベル!とてもおいしかったので、秋の「AIのプリン」も作ってみることに♪

珍しい味のコラボ!「にんじんと白ワインのプリン」を作ってみた!

NECのサイトで紹介されているレシピはビン入りプリン5個分ですが、3個分の分量にして作ってみたいと思います。

【材料】(直径5cm、高さ6cmのビン3個分)
(プリン)
牛乳…100ml
にんじん…35g
卵黄…2個分
グラニュー糖…24g
生クリーム…大さじ2強
国産オレンジの果汁…小さじ1 
国産オレンジの皮のすりおろし…少々
バニラエッセンス…数滴

(ゼリー)
水…60ml
白ワイン…大さじ1
グラニュー糖…15g
イナアガーL…3g
レモン汁…小さじ1/4
バニラエッセンス…数滴

元のレシピではゼリーを固めるのに「イナアガーL」を使っていますが、今回は手に入りやすい粉ゼラチン3g(ふやかし不要タイプ)を使うことに。

2層仕立てのプリンのため、先にプリン部分を作ります。

1.  牛乳とにんじんをミキサーにかけます。なめらかになったら鍋に移し入れ、混ぜながら沸騰させて火を止めます。

にんじんはあらかじめ薄切りにしてミキサーにかけました。

牛乳ににんじんの色が付きましたが、にんじんの粗い粒がたくさん残っていました。

2.  ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れてよく混ぜ、オレンジ果汁、オレンジの皮のすりおろし、生クリーム、バニラエッセンスを加えます。

オレンジ果汁と皮のすりおろしを加えると、甘くて爽やかな香りが広がりました♪

3.  温めた牛乳を2回に分けて入れ、混ぜます。

にんじんの粒が結構ありますが、そのまますべて加えました。

4.  プリン液を濾してビンに注ぎ、アルミホイルでふたをします。

目の細かいざるで濾したらプリン液はなめらかに。残ったにんじんはへらでしっかり絞ってにんじんのおいしさをプリン液に入れ込みました。

ちなみに、絞ったにんじんはもったいないので、お好み焼きに混ぜ込んでいただきました。

プリン液はビンに半分くらいの量でした。アルミホイルでふたをします。

5.  鍋に3cmほどお湯を注いでビンを並べます。ふたをして中火にかけ、カタカタと音がしたら弱火にして約8分蒸します。

お湯の量はビンの底が少し浸かるくらいです。

ふたをして中火で2分くらいしたら、ビンがカタカタと音を立てたので、弱火にして8分蒸しました。

8分後ビンをゆすってプリンの表面を確認すると中央が少し波打ったので、弱火で1分半追加。再度確認すると、もう少し加熱したほうがよさそうだったので、さらに追加で1分蒸しました。

中火で2分、弱火で10分半、計12分半でプリンが蒸し上がりました。「ス」は入らずきれいに火が通りましたよ♪

6.  蒸し上がったら粗熱を取って、冷蔵庫で3~4時間冷やします。

ふたをしたまま粗熱を取ったのでビンの内側に水滴が付いてしまいました。ふたは少し開けて粗熱を取ったほうがよいですね。プリンを冷やしている間にゼリーを作ります。

7.  鍋に水、白ワイン、グラニュー糖を入れてよく混ぜて沸騰させ、粉ゼラチンを加えてよく溶かします。

加熱している間、白ワインの香りが広がりました。沸騰させてアルコール分を飛ばし、風味だけを残すのですね。
余談ですが、ふやかし不要の粉ゼラチンを使う場合は80℃以上の液体に入れる必要があるため、沸騰してから加えてくださいね!

8.  ボウルにゼリー液、バニラエッセンスを入れて混ぜ、氷水に当てながら混ぜてクラッシュゼリーにし、冷えてからレモン果汁を加えて軽く混ぜます。

氷水に当てて3分くらい混ぜていると、急にゼリーが固まり出しました。

ゼリーが固まってきたら氷水から外して、よく混ぜてクラッシュゼリーにしました。プリンが冷えるまで冷蔵庫で冷やしておきます。

淡い色合い♪ オレンジの風味がふわっとやさしく、にんじんの味が隠れています

上にクラッシュゼリーをトッピングして完成しました。

ビンの厚みで中身が見えにくいですね…。ビンの半量がプリンでその上に3cmほどクラッシュゼリーが乗っているような仕上がりです。

器に出してみました。プリンがとてもやわらかく、まさにとろけるプリン♪ トッピングの白ワインのクラッシュゼリーは透明なので、華やかさに欠けますね。ミントの葉などがあれば、乗せると雰囲気ががらりと変わると思います。

すくってみるとこんな感じです♪ プリンはとろとろ、ゼリーはしっかりめです。

食べてみるとほんのりとオレンジの香りが広がります♪とろんとしたなめらかさで、スーッと溶けてしまうプリンですが、白ワインのゼリーに弾力感があって、口の中でプルンとやさしく弾ける感じが普通のプリンにはないおもしろさです。

子どもが苦手とするにんじんですが、どこに入っているの?と思うくらいわかりません。牛乳ににんじんを混ぜた時点ではにんじんの色が残っていましたが、蒸すと色は残らず、少し濃いくらいのたまご色になりました。

そして「白ワインのゼリー」もワイン感はまったくなく、ほんのり甘いゼリーとして子どもでも抵抗なく食べられる味です。

AIが導き出したにんじんに合う食材、白ワイン。今回のプリンは子ども向けに開発されているため白ワインの風味はほとんどなく、とても食べやすいゼリーになっていました。にんじんの味もオレンジ入りのプリンにまぎれていて「にんじんプリン」と言っても信じてもらえないほどの隠れっぷりです。味も食感もとても繊細で手づくりレベルを超えています。

苦手な野菜がある子どもに、だまされたと思って食べてごらん、などと言いますが、この「にんじんと白ワインのプリン」は見た目にも味にも完全にだまされてしまいますよ。ほんのり甘いゼリーが乗った、とろとろ食感のおいしいプリン。子どもも大人も大満足すると思います。

にんじん嫌いを克服するにはぴったりのおいしさですよ。ぜひお試しくださいね。

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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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