
●スキンシップの効果
スキンシップをとると、する側もされる側も、脳内から『オキシトシン』というホルモンが分泌されるそう。オキシトシンが分泌されると愛情が育まれ、信頼する気持ちがお互いに強まるのだとか。
信頼できる人に抱きしめられたときに、”ふわ~っ”としたなんともいえない感覚を感じたことはありませんか? その感覚こそが、オキシトシンが分泌され、ストレスや恐怖、心配ごとがなくなった状態だそうです。
●続けることが大事
何年も一緒に居ると、自分からスキンシップをとるのが恥ずかしくなってしまいますよね。急にベタベタスキンシップをとろうとするのは、かえって気持ち悪がられてしまうかも…。そうならないためにも、まずは日常生活のなかに、軽めのスキンシップをちりばめておくのがコツ。一緒の布団で寝てみたり、手を繋いでみたり、ちょっとした隙に頬に触れてみたり。体に少し触れるだけで、安心感やドキドキ感があり、より親密な気持ちになるそうです。
ダイエットと同じで無理をせず、ちょっとした特別感を絶やさないことが、夫婦間の愛情を長持ちさせてくれるのだとか。気負いすぎず、気楽にちょっと触れ合う。これを毎日続けることがポイント。
●まずは見送りやマッサージで
なかなかチャンスが作れないときは、朝、旦那さんが会社へ行くときに「いってらっしゃい」と玄関まで見送り、肩をトンと叩いてあげる。
また、夜寝る前に少しだけ肩を揉んであげたり、手のひらや腕を揉んであげるのも自然に行えるスキンシップです。時間のあるときは、オイルやクリームを使ってしっかりマッサージをすると、二人の会話の時間も作れるので高い効果が期待できそう!
いきなり抱きしめたりキスをしたりするのは、なかなか抵抗がありますよね。ちょっとしたふれあいを毎日続けていけば、夫婦関係が円満に。夫婦関係が円満なら、子どもを含めた家族全体が円満になるのではないでしょうか。徐々にスキンシップを増やしていけば、いずれ恋人同士のように、ラブラブな2人に戻れるかも?
(文・姉崎マリオ/考務店)