子ども部屋の壁紙を選ぶポイントは?おすすめ商品5選も紹介

第42回 子どもに喜ばれるプレゼントを選びたい!
子ども部屋の壁紙を選ぶとき、どんなポイントを重視すればよいのでしょう。選び方を間違えると、子どもが落ち着けない空間になってしまうことが心配です。壁紙を選ぶときに押さえておきたいポイントや、おすすめの商品を紹介します。

子ども部屋の壁紙の選び方

子ども部屋の壁紙を探すとき、どんな点にこだわって選べばよいのでしょうか。後悔しない壁紙選びのポイントを紹介します。

防汚・抗菌などの機能を重視

子ども部屋の壁紙は防汚や抗菌などの機能にこだわったものを選ぶと、清潔に使えて日ごろのお手入れが楽になります。きれいな状態を長持ちさせたい場合は、機能面を重視して選んでみましょう。

小さな子どもは汚れた手でも、構わずに壁を触ってしまうことがよくあります。壁紙は、汚れにくいタイプや汚れを弾いてくれるタイプを選ぶと安心です。

抗菌効果が期待できるタイプを選ぶと、ダニや花粉などが付着しにくくなります。また、壁におもちゃをぶつけたり、ひっかき傷ができたりするのが気になるなら、傷に強いタイプを選ぶとよいでしょう。

シンプルな色とデザイン

子ども部屋の壁紙は、アイボリーやホワイトなどのシンプルな色を選ぶとコーディネートがしやすくなります。どんなデザインの家具とも相性がよく、子どもが成長してからも使いやすいでしょう。

白に近い色は光を反射するので、部屋全体が明るく見えます。真っ白すぎても無機質で冷たい印象になるので、白系の色を選ぶときは「やや黄みがかった色」がおすすめです。

自分の部屋で勉強する年ごろの子どもがいるなら、落ち着いて机に向かえる雰囲気かどうかも重要になります。

遊び心のあるデザインを全体的に使用してしまうと、気が散る原因になるので注意しましょう。机に向かっているときに目に入りやすい部分だけでも落ち着いた色を選ぶのが、上手な壁紙選びのポイントです。

はがせるタイプを選ぶと便利

DIYの初心者が壁紙を貼るときは、はがせるタイプを選ぶと扱いやすくなります。既存の壁紙の上から貼ったりはがしたりできるものだと失敗してもやり直せ、模様替えがしたくなったときも簡単に元に戻せるでしょう。

はがせるタイプは賃貸住宅などでも重宝します。部分的な汚れを隠したいときや、壁の傷が見えないようにしたいときも便利です。

ただし、壁紙は商品によって「使用できる壁面の条件」が異なります。凹凸のある壁や砂壁には貼れないものが多いので、商品と自宅の壁の相性を考えて選びましょう。

水でぬらして貼るタイプもあれば、のりが付いた面を貼っていくタイプもあり、貼る方法も微妙に異なります。あわせてチェックすることがおすすめです。

おしゃれに見せるポイント

壁紙を全体的に貼り替える作業は、簡単ではありません。せっかくの機会ですから、おしゃれな子ども部屋にしましょう。壁紙で部屋をおしゃれに見せるポイントを紹介します。

明るい色や柄をワンポイントに

印象的な色や柄を壁全体に貼ってしまうと落ち着かない雰囲気になったり、家具と合わせづらくなったりします。明るい色やポップな柄は部分的に使用することで、メリハリのあるおしゃれな雰囲気を楽しめるでしょう。

例えば、クローゼットの内側だけ印象的な柄を使用したり、勉強机を置く壁面に気持ちを落ち着かせてくれるブルー系の色味を取り入れたりといった使い方がおすすめです。

部屋全体に寒色系の色を使うと冷たい印象になりがちですが、一部分だけならバランスを取りやすく、よいアクセントになるでしょう。

また、壁紙の下半分の汚れが目立つ部分には、「腰壁」風のデザインを取り入れるのもおすすめです。「腰壁」とは腰の少し下あたりまでの高さに設置される壁のことで、壁紙に応用すれば汚れている部分だけを上手に隠せて一味違った部屋作りにも役立ちます。

部屋全体のカラーバランスを考えて

子どもが好きな色を壁紙に取り入れると、子ども部屋がお気に入りの場所になります。しかし、色味は部屋全体のバランスを見て決めることが大事です。好きな色で部屋を埋め尽くしてしまうと、場合によっては落ち着かない雰囲気の部屋になってしまうかもしれません。

派手な色を全体的に使用すると、緊張感が高い部屋になりがちです。かといって、深みのある色では暗く沈んだ印象になってしまうでしょう。鮮やかな色やシックな色を子ども部屋に使うときは、一部分にのみ使用するのが正解です。

黄色やオレンジなどは子ども部屋の壁紙として人気のある色ですが、鮮やかすぎると疲れてしまいます。ベージュに近いような「優しい色味」を選ぶとよいでしょう。

子ども部屋におすすめの機能的な壁紙

壁紙が部屋のなかで占める割合は大きいため、汚れていると気になります。部屋をきれいに保つには、壁紙の機能性を重視するよいでしょう。既存の壁紙の上から貼れるシールタイプの壁紙のなかから、機能的な商品を紹介します。

RILM「布地調のホワイト」

化粧板やビニール壁紙などの上に、直接貼れる壁紙です。壁紙の裏にある台紙をはがして貼るので、のり付けの手間がなく初めてでも簡単に作業可能です。

安全にこだわった日本製で、有害物質のホルムアルデヒドの発散を抑える最高ランクを取得しています。準不燃・防カビ・トップコート・抗菌作用など、豊富な機能を備えています。

布地調のシンプルな白でどんな子ども部屋とも相性がよく、子どもが成長してからも使えるものを探している人におすすめです。専用の「はがし液」を使用すればきれいにはがせます。

・商品名:RILM「布地調のホワイト」

・楽天:商品はこちら

ROOM FACTORY「ウォールデコシート」

防水・防汚機能付きの壁紙です。飲食物の汚れが飛び散っても染み込みにくく、拭き取りやすくなっています。水回りにも使えるタイプとなっていて、子ども部屋だけでなくトイレやキッチンを模様替えしたいときにもおすすめです。

超厚手タイプなら、100円ショップなどで売られているシールタイプの壁紙に比べ約3倍の厚みがあり、しっかりと貼れます。

シンプルな色から、子ども部屋を明るい雰囲気にしてくれるポップな色柄まで、様々なタイプがそろっているところも魅力です。ベーシックなタイプだけでなく、レンガ調や板壁風などもあり、理想の子ども部屋作りをめざせます。

・商品名:ROOM FACTORY「ウォールデコシート」

・楽天:商品はこちら

おしゃれなアクセントになる壁紙

印象的な色や柄をうまく取り入れると、おしゃれな雰囲気の子ども部屋を作れます。初心者でも貼ったりはがしたりしやすい、シールタイプの壁紙のなかからおしゃれなアクセントになる商品を見ていきましょう。

壁紙屋本舗「Candy Stripe-Jade」

ポップなストライプ柄の壁紙です。約8.3~8.4cmの幅広のストライプが、印象的な部屋作りをサポートします。ストライプはベーシックな柄なので、初めて柄物の壁紙を取り入れる人でもコーディネートしやすいでしょう。

アメリカンやクラシカルな雰囲気との相性がよいですが、シンプルなので様々なテイストの部屋に合わせられます。

クローゼットの内部や、壁面の一部分だけに貼ってもおしゃれな雰囲気を演出します。派手すぎない落ち着いたジェイドグリーンなので、子どもが成長してからも違和感がなく使いやすいでしょう。

・商品名:壁紙屋本舗「Candy Stripe-Jade」

・楽天:商品はこちら

RILM「黒板シート ブルーグリーン」

チョークを使って文字や絵を描ける、黒板シートタイプの壁紙です。通常の黒板と同じように、市販の黒板消しを使って書いた文字を消せます。

壁紙に落書きする子どもの感性や、創造力を生かした部屋作りにおすすめです。目に優しい落ち着いた色味を、子ども部屋のアクセントにしたい人にも向いています。

家具やベニヤ板などに貼ってお手製の黒板作りに利用するなど、アイデア次第で様々な楽しみ方ができるところも魅力です。

・商品名:RILM「黒板シート ブルーグリーン」

・楽天:商品はこちら

壁紙屋本舗「はがせるパッチワーク壁紙 Hattan Vintage Aセット」

接着面を水でぬらし、壁の好きな位置に貼れる「パッチワークタイプ」の壁紙です。柄合わせが不要なため、柄物の壁紙を貼るのが初めてでも失敗は少ないでしょう。

はがした後は再び水でぬらせば粘着力を取り戻すので、5回程度まで貼り直せます。デッドストックの輸入壁紙のデザインを復刻したレトロなムードが、おしゃれなアクセントになってくれるでしょう。

子ども部屋に合うポップな色柄が6枚セットになっており、好きな組み合わせで壁面をデザインできます。1枚あたりの大きさは約45×45cmです。

・商品名:壁紙屋本舗「はがせるパッチワーク壁紙 Hattan Vintage Aセット」

・Amazon:商品はこちら

まとめ

子ども部屋の壁紙は機能的なものを選択すれば汚れが付着しづらく、掃除が楽になります。優しい色味のものや落ち着ける雰囲気になるものを考えて選べば、失敗が少ないでしょう。

勉強部屋として使うときに集中できるかどうかも考えたデザインにすると、子どもにとって居心地のよい空間になります。

シールタイプのはがせる壁紙なら、初心者でも簡単に貼れるところが魅力です。賃貸物件に住んでいても既存の壁を傷付けずに済むので、手軽におしゃれな部屋作りにチャレンジできます。

気持ちよく過ごせる色味を取り入れたり、部屋のアクセントになるポップなデザインを部分的に使ったりして、素敵な子ども部屋を作りましょう。

for Reader
for Reader
「読者のため」を徹底追求。データと編集力を組み合わせたコンテンツを作成します。
「読者のため」を徹底追求。データと編集力を組み合わせたコンテンツを作成します。