以前、NHKの番組「あしたが変わるトリセツショー」で、ギョーザを”モッチモチ食感に焼き上げる方法”を紹介していました。ギョーザはできれば家でもおいしく食べたいのですが、手作りするときって皮がクタクタになったり、破れて肉汁が漏れ出てしまったり…なかなか上手く焼けないんですよね。トリセツに沿って作れば、簡単に専門店のようなギョーザが出来上がるそうなので、ギョーザ好きのわたしも実践してみました!
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ギョーザの皮のパッケージ裏面にあるメーカー推奨の作り方には、「フライパンにギョーザの高さ1/3くらいまでの水を入れて焼く」と書いてあります。
わたしもいつも餃子がひたひたに浸かるくらいまで水を入れて焼いていました。
でも、この焼き方だと皮がクタクタになって破れてしまうことが多かったんですよね(泣)。
番組によると、生のギョーザの皮は”すでにおいしく茹であがったさぬきうどんと同じくらいの水分を含んでいる”ので、フライパンに入れる水が多いと皮がぐずぐずになってしまうんだとか…。ガーン!衝撃です。 これまでパッケージ通りにたっぷり水を入れてました…。でも、水分をしっかり加えないと熱を通せないですよね。いったいどうしたら…?
最大のポイントは、入れる水の量を『超少なめ』にすること!
水の量は、26cmのフライパンならたった40mlでいいそうなんです。
これ、すべてのギョーザが濡れるか濡れないか程度の量。
本当にこんな少ない水でちゃんと焼けるのか!?
おうちで専門店のようなモッチモチな皮のギョーザが焼けるというので、いざ実践です!
「トリセツ流」手作りギョーザが激変する焼き方
【材料】(1回に焼ける量)
好みの具を包んだギョーザ…12個
油…小さじ1
熱湯…40ml
アルミホイルの落としぶた
【焼き方】
1.ギョーザ同士がくっつかないように間隔をあけてフライパンに並べる。
わたしはフライパンにくっつくのが心配だったので、念のためギョーザを並べる前に薄ーく油(分量外)を引いてからギョーザを並べました。
一度にたくさん焼こうとして、ぎちぎちにギョーザを並べてしまってはいけないんですね…。
2.熱湯40mlに油を混ぜ合わせ、フライパンのふちから回し入れる。
3.アルミホイルの落としぶたをして、さらにふたをして点火。
強火で3分加熱する。
落としぶたをすることで蒸気を効率よく活用することができるんだとか。
焼き始めてしばらくすると、蒸気が出てジュー!といい音が聞こえてきました。
4.3分間加熱したら一度火を消し、サウナタイム!
ふたをしたまま3分蒸らす。
5.ふたと落としぶたを取り、強火で再加熱し、底面がきつね色になるまで焼きめをつける。
仕上げは大切。フライパンから目を離さずおいしそうな焼き色がつくタイミングを見計らいます。
出来上がったギョーザがこちら!
どうですか?お店のギョーザみたいじゃないですか?
底はこんがりした焼きめがついていて、皮がグズグズになったり破れたりしていません。
間違いなくわたし史上最高においしそうなギョーザが焼きあがりましたよ♪
味や食感はどうでしょう。
実際に食べてみた!
底面カリッと香ばしくて、皮はモッチモチでつるんとしています。
いつも使っている市販の皮と同じものとは思えないです。
皮が破けていないので、肉と野菜の旨味をたっぷり含んだ肉汁が閉じこめられていて、ジュワ~っと口の中に広がります。
加熱時間は短いけどちゃーんと中まで火が通っていましたよ。
おいしくて箸が止まらず、あっという間に胃のなかに消えていきました(笑)。
今回の裏ワザのポイントは、フライパンの中をサウナ状態にすることだといいます。皮のパッケージ通りだと水分量が多く、いわばギョーザが風呂につかっている状態だとか。なので、ぐずぐずになってしまうんです。水を極少量にして、短時間で水蒸気に変えることが大切だと番組では解説していました。
ちなみにこの裏ワザは、市販の皮を使った手作りの場合のみに有効です。冷凍ギョーザには使えませんのでご注意ください。
3分焼いて3分余熱で蒸らす方法は、時短で作れて楽ちんでしたよ。
見た目も味も専門店のギョーザみたいに仕上がるので、ぜひ試してみてくださいね。
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配信: あたらしい日日