離乳食スプーンのおすすめ10選!赤ちゃんが使いやすいものはどれ?

第61回 どれがいいの?子育てグッズ
離乳食を食べさせるときに便利なのが「離乳食スプーン」です。赤ちゃんに合わせて、離乳食が食べやすいように設計されたスプーンですが、選ぶ基準が分からない人も多いでしょう。離乳食スプーンを選ぶポイントと、おすすめの商品を紹介します。

離乳食スプーンはいつから使う?

離乳食スプーンがどういったスプーンなのか、よく知らないという人は少なくありません。まずは、離乳食スプーンを使う時期や、使用する際のポイントについて解説します。

離乳食が始まる生後5カ月ごろから

離乳食スプーンは、離乳食が始まる生後5カ月ごろから使用し始めるのが一般的です。

離乳食を食べ始めたばかりの赤ちゃんは、まだ上手にスプーンをつかめません。パパママがスプーンを持って、口に離乳食を運んであげましょう。

離乳食を食べ進めるなかで、赤ちゃんがスプーンに興味を持ったら、自由に持たせてスプーンに慣れさせていきます。

ただし指先の発達は個人差が大きいため、無理に持たせるのはおすすめできません。食事を通して、楽しく使い方を覚えていけるのが理想です。

子供が1歳半なんですがそろそろ自分でスプーンフォークを使って食べて- 子育て | 教えて!goo

離乳食スプーンを選ぶポイントは?

離乳食スプーンとひと口にいっても、種類や形状は様々で選ぶ基準が分からない人も多いでしょう。赤ちゃんに合った離乳食スプーンを選ぶためのポイントを、3つ紹介します。

離乳食の進みに合った形状を選ぶ

離乳食は大きく分けて初期・中期・後期~完了期の3段階に分かれています。

それぞれの段階に合った形状のスプーンを使うことで、食べやすさがアップします。スプーンを選ぶ際には、離乳食の進み具合をチェックしておきましょう。

<離乳食初期(生後5~6カ月)>
主にパパママが使用するため、柄が長いスプーンを選びましょう。赤ちゃんの口に食べ物を運びやすく、口元がよく見えるため、食べこぼしも防げます。スプーンの先の幅は、赤ちゃんの口の半分程度、なるべく厚みのないものがおすすめです。

<離乳食中期(生後7~8カ月)>
離乳食を食べる量が増えてくる時期です。スプーンの先が深いものを選びましょう。スプーンに興味が出てくる時期でもあるので、赤ちゃんにスプーンを持たせる場合は、振り回してぶつけても危なくないよう、柄の短いタイプが向いています。

<離乳食後期(9~11カ月)~完了期(12~18カ月)>
この時期になると、自分で離乳食を食べられるようになる赤ちゃんが増えてきます。赤ちゃんが持ちやすいスプーンを選ぶようにしましょう。柄は短めで、しっかり握りやすいものがおすすめです。

素材で選ぶ

離乳食スプーンは様々な素材のものが販売されています。使い勝手や口当たりを考慮して選んであげましょう。

<シリコン>
柔らかく、口に当たっても痛くありません。しなるのでペースト状のものをすくいやすく、きれいに食べ切りやすいのがメリットです。ただし、色素沈着しやすいため、カボチャやニンジンといった食材には注意しましょう。

<プラスチック>
軽量で赤ちゃんでも扱いやすいのが特徴です。比較的安価に購入できるため、お出かけ用スプーンとしてひとつ持っておくと便利でしょう。傷が付きやすいため、耐久性にはやや欠けます。

<木>
口に含んだときに、木特有の温かみがあります。つけ置き洗いや、食洗器の使用はNGなので、お手入れする際は注意しましょう。

<ステンレス>
耐久性があるため、衛生的に長く使用できます。ただし金属特有の冷たさや、金属臭を嫌がる赤ちゃんもいるため、好き嫌いが分かれる素材です。

便利な機能で選ぶ

スプーンの形状や素材に加えて、機能面にも注目してみましょう。ケース付きのものを選べば、持ち運びやすく、外出先でも使い慣れたスプーンで食べさせることが可能です。

食材の温度によってスプーンの色が変わるものや、口のなかに入りすぎないストッパー付きのものなら、初めての離乳食でも安心して食べさせられるでしょう。

離乳食初期~中期におすすめのスプーン

離乳食初期~中期は、パパママが食べさせることが多いため、大人が使いやすいスプーンを選びましょう。パパママが快適に使える、おすすめの離乳食スプーンを4つ紹介します。

リッチェル「おでかけランチくん 離乳食スプーンセット(ケース付)」

サイズの異なるスプーンが2本入っており、食事に合わせて使い分けることが可能です。しなりがよく、赤ちゃんの口にやさしくフィットします。

スプーンの柄が波打つ「ナミナミライン」を採用しているため、パパママが食べさせるときも手元がよく見え、赤ちゃんの口元を確認しながら離乳食を与えられます。

食洗器・煮沸・電子レンジ消毒OK(ケースを除く)なので、お手入れの手間もかかりません。

・商品名:リッチェル「おでかけランチくん 離乳食スプーンセット(ケース付)」

・Amazon:商品はこちら

コンビ「テテオ フィーディングスプーン 離乳ナビ Neo」

離乳食初期用のスプーンと、中期用のスプーンがセットになっているので、段階に合わせて使い分けやすいのが特徴です。視力の発達が未熟な赤ちゃんでもしっかり認識しやすいオレンジのスプーンなので、スプーンの動きを見ながら食事を楽しめます。

スプーンの持ち手がやや太めで幅があり、赤ちゃんの手でもしっかり握れる設計になっています。安心設計で長く使えるスプーンを探している人におすすめです。

・商品名:コンビ「テテオ フィーディングスプーン 離乳ナビ Neo」

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ピジョン「はじめてのフィーディングスプーン」

離乳食を食べ始めたばかりの、5~6カ月の赤ちゃんが使いやすいように設計されているスプーンです。ペースト用とスープ用それぞれ形状が異なり、口が未発達な赤ちゃんでも飲みこみやすい形状になっています。

それぞれのスプーンの先端に「位置決めストッパー」が付いているため、赤ちゃんの口に入りすぎないようになっています。初めての離乳食で不安を抱えるパパママでも安心して使えるのがうれしいポイントです。

・商品名:ピジョン「はじめてのフィーディングスプーン」

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RattleWood「ベビーフィーディングスプーン」

木特有のやさしい質感をしたスプーンで、温かみのある口当たりが特徴です。離乳食の熱が伝わりにくいため、ほどよい温度感で食事を楽しめるでしょう。

スプーンはペースト用とマッシュ用の2本セットとなっており、それぞれ形状が異なります。マッシュ用はスプーンの先端で食材をつぶせる設計のため、食材が大きすぎる場合でも安心です。

・商品名:RattleWood「ベビーフィーディングスプーン」

・Amazon:商品はこちら

離乳食後期~完了期におすすめのスプーン

離乳食後期~完了期は、赤ちゃんの「自分で食べたい!」という気持ちが大きくなるため、赤ちゃん目線に立ってスプーンを選ぶのがおすすめです。赤ちゃんを応援する離乳食スプーンを、3つ紹介します。

Doddl「スプーン・フォーク・ナイフ3点セット」

赤ちゃんが自分でスプーンを持って食べられるよう、人間工学に基づいて持ち手が設計されたスプーンです。利き手を選ばず使用できるため、購入後に赤ちゃんが持てなかったという失敗を避けられます。

スプーン・フォーク・ナイフの3点セットなので、赤ちゃん自身で食材を切って大きさを調整したり、食材に合わせてカトラリーを使い分けたりできるのも、うれしいポイントです。

・商品名:Doddl「スプーン・フォーク・ナイフ3点セット」

・Amazon:商品はこちら

EDISONmama「フォーク&スプーン」

子どもらしい色合いがかわいいフォークとスプーンのセットです。フォークは独自の溝が付いた形状になっており、麺類をしっかりキャッチできます。

スプーンは先端が平らになっているため、食器やカップの底にフィットし、食材を集めやすいのが特徴です。赤ちゃんが自分で食べられる経験を積むことで、自信にもつながるでしょう。

・商品名:EDISONmama「フォーク&スプーン」

・Amazon:商品はこちら

mushie「シリコン離乳食スプーン」

スウェーデンのデザイナーによりデザインされた、北欧らしいデザインのスプーンです。落ち着いた色合いは、大人の食器と調和し、おしゃれな印象を与えます。

スプーン全体がシリコンでできているため、赤ちゃんがスプーンで遊んでぶつけても怪我しにくくなっています。食用グレードのシリコンを使用しているため、安心して使用できるのもうれしいポイントです。

・商品名:mushie「シリコン離乳食スプーン」

・楽天:商品はこちら

便利な機能が備わった離乳食スプーン

上記に加えて、より便利な機能が備わった離乳食スプーンを3つ紹介します。使い勝手やライフスタイルに合わせて、選んでみましょう。

ピジョン「離乳スプーン」

哺乳瓶から離乳食スプーンへの移行が、スムーズにできるように設計されたスプーンです。ボトルに取り付けることで、赤ちゃんがスプーンごしにミルクを飲めるようになり、口の動きを練習できます。

スプーン内部を洗える洗浄ブラシ付きなので、細部までしっかり洗えます。「離乳食をなるべくスムーズにスタートさせたい」と考えているパパママにおすすめです。

・商品名:ピジョン「離乳スプーン」

・Amazon:商品はこちら

ANGEL CARE「ベビースプーン/フォークセット」

折り曲げられるスプーンとフォークがセットになっています。どちらも持ち手部分から上が260度まで曲がるため、より赤ちゃんが食べやすいように、手の曲がり方に合わせて調整できるのが特徴です。

またフォークは、鳥の爪のような形状になっており、食材をしっかりキャッチします。ケース付きなので持ち運びがしやすいのもうれしいポイントです。

・商品名:ANGEL CARE「ベビースプーン/フォークセット」

・Amazon:商品はこちら

キッズミー「あちちセンサースプーン」

スプーンの先端部分が40度以上の熱に触れると色で教えてくれます。熱い離乳食を見分けられるのが特徴です。

パパママが温度をチェックするのはもちろん、赤ちゃんがスプーンを見て「食べて大丈夫かな?」と自分で確認できるため、食事の勉強にもなります。

同じスプーンが2本セットになっているため、洗い替えや外出用のスプーンとしても活用できるでしょう。

・商品名:キッズミー「あちちセンサースプーン」

・Amazon:商品はこちら

まとめ

離乳食スプーンは、赤ちゃんが離乳食を食べ始める生後5カ月ごろから活躍します。離乳食初期は、パパママが持ちやすいものを選びましょう。離乳食中期~完了期にかけては、赤ちゃんが自分で食べられるよう、赤ちゃん目線で選ぶのがおすすめです。

離乳食の進み具合を見つつ、ライフスタイルや家族の好みに合ったものを選んで、離乳食の時間をより楽しいものにしましょう。

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