電車のおもちゃのおすすめ14選。年齢に合った商品を選ぼう

第43回 子どもに喜ばれるプレゼントを選びたい!
乗り物に心を奪われる子どもは多く、長時間眺めていても飽きない場合も珍しくありません。なかでも、身近な存在である電車に興味を持っている子どもは多いでしょう。子どもに電車のおもちゃを選ぶときのポイントや、おすすめの商品を紹介します。

電車のおもちゃの種類

電車のおもちゃには多くの種類があり、目移りしてしまいます。電車に関心がない人は、どれも似たようなものに見えてしまうでしょう。まずは、種類別の特徴を見ていきましょう。

走らせて楽しむ電車のおもちゃ

電車が走っている姿を見るのが好きな子どもには、走らせて楽しむタイプのおもちゃがおすすめです。床の上を手で押して走らせるタイプもあれば、電池を使ってレール上を走らせるものまで様々なタイプがあります。

単体だけでなく連結して走らせるタイプも多く、遊びの世界を広げてくれるでしょう。レールを組み立てる作業は、ただ楽しいだけでなく知育にもつながります。

より長く走らせるにはどうしたらよいか考えながら遊べば「創造力」を養えます。また、どのレール同士を連結させるかを考える作業によって「思考力」を鍛えることも可能です。

年齢を重ねると立体交差などの複雑な走らせ方もできるようになり、指先の器用さを向上させることにも役立つでしょう。

乗って楽しむ電車のおもちゃ

電車の模型を走らせるだけでなく、子ども自身が電車に乗って操作するタイプのおもちゃもあります。電車そのものや、車掌になったつもりで遊べるタイプのおもちゃは、ごっこ遊びが好きな子どもにぴったりです。

電車が好きな子どもだけでなく、体を動かして遊ぶのが好きな子どもにも向いています。屋外だけでなく屋内で使えるタイプもあるので、子どもの年齢や遊び方に合わせて選びましょう。

乗るタイプの電車のおもちゃを選ぶときは、対象年齢と合わせて体重制限もチェックし、子どもの体重に合うものを与えることが大事です。

電車のおもちゃの選び方

電車のおもちゃは様々なタイプがあり、どれを選んだら喜んで使ってくれるのか分からなくなる場合があります。

大人から見て良さそうに思えても子どもには退屈なおもちゃもありますし、その逆もあるでしょう。些細な違いに思えても、子どもにとっては重要な違いである場合もあるのです。失敗しない、選び方のポイントを見ていきましょう。

対象年齢をチェックしよう

電車のおもちゃには、対象年齢が設けられています。どんなに良いものだったとしても、年齢が合っていないとうまく遊べません。

多くのおもちゃは対象年齢となる子どもが安全に使えるように、角を丸めてあったり飲み込んでしまう大きさの危険なパーツを排除したりしています。小学生向けのおもちゃのなかには、赤ちゃんの口に入ると危険なものもあるので、必ず年齢に合ったものを与えるようにしましょう。

小さな子ども向けに作られた電車のおもちゃは安全性が高いだけでなく、自分の手で押して動かせるタイプが豊富です。

5~6歳になると自分でレールを組み立てて走らせるものや、よりディテールにこだわったおもちゃを使えるようになります。

レールの有無や電動式かどうかも確認

ひと口に電車のおもちゃといっても、形状や遊び方は様々です。ある程度の年齢になったら、レールを組み立てて遊びたいのか、電動式で走らせたいのかなど子どもの嗜好に合わせて選ぶ必要があります。

レールがあるもので遊びたい場合も、自分の手で押してレールを走らせたい子どももいれば、自分の手は使わずに走っている様子を外側から楽しみたい子どももいるので、本人に希望を聞いてみましょう。

自分が考えたコースで電車が走っている様子を眺めて楽しみたい場合、自由に組み立てられるレールの上を電動で動く電車のおもちゃでないと、爽快感を得られません。どんな遊び方がしたいかを聞いて選ぶようにすると、失敗せずに済みます。

素材別の特徴も比較

電車のおもちゃは、天然木やプラスチックで作られたものが豊富です。木製のものは手触りがよく、小さな子ども向けのおもちゃに使われていることが珍しくありません。

すべてのパーツに天然木を使用したこだわりのおもちゃもあれば、タイヤなどの一部に滑りをよくする素材を使用しているものもあります。

木製のおもちゃは、できるだけ自然な素材と触れ合ってほしいと感じる人や、天然素材ならではの温もりや味わい深さを感じてほしい人におすすめです。

子どもが遊ばなくなってからもインテリアとして飾りたくなるような、素敵なデザインのものも見つかります。

プラスチック製の電車のおもちゃは、子どもの心をくすぐるカラフルなものや細部までリアルにこだわったものなど、様々なタイプの電車のおもちゃに使用されています。

比較的リーズナブルな価格で、汚れても拭き取りやすく清潔に使えるところもポイントです。

子どもの好みに合うものを選ぼう

子どもの好みに合うデザインのおもちゃを選んであげると、楽しく遊べます。小さな子どもなら『アンパンマン』や『きかんしゃトーマス』などのデザインを取り入れたものを見ると、思わず手に取って遊びたくなるはずです。

子どもが好きなキャラクターを取り入れた電車のおもちゃを与えると、お気に入りとして長く遊んでくれるでしょう。

子どもが大きくなってくると、実在の電車の模型などに魅力を感じる場合もあります。想像上の電車ではなく新幹線や貨物列車などをコレクションし、自由に走らせてみたいと感じる子どももいるのです。

本物にこだわりがある子どもには、よく乗る在来線の電車やあこがれの電車をテーマにしたおもちゃがないか探してみましょう。

赤ちゃん向けの電車のおもちゃ

生まれて間もない赤ちゃんは、肌当たりが柔らかく安全な素材でできたおもちゃがおすすめです。0歳児でも楽しめる、電車のおもちゃを見ていきましょう。

ハバ 「ラトル・シュッポッポ」

3両の電車が並んだ、かわいらしいラトルです。赤ちゃんが握って振ると、「リンリン」と優しい音色を奏でます。

電車に関心を示す赤ちゃんなら、楽しんで使ってくれるはずです。電車はゴムで連結しているので、つまんで引っ張る動きができ、指先を鍛える訓練にもなるでしょう。

赤ちゃんが認識しやすい、カラフルな色を使っているところもポイントです。天然木を使用し、ヨーロッパの厳しい安全基準に適合した塗料を使用するなど、安全性にもこだわっています。対象年齢は0歳からです。

・商品名:ハバ 「ラトル・シュッポッポ」

・Amazon:商品はこちら

ベルコット 「新幹線 ぶるぶるトレイン」

新幹線をイメージした布製のおもちゃです。柔らかな素材でできているので、赤ちゃんが握ったり投げたりしても安全に遊べます。

客車を引くと、ぶるぶると震えながら戻るところが楽しいポイントです。音や振動が、赤ちゃんの好奇心を刺激します。

ベビーカーなどに付けられるストラップが付いていて、移動中も退屈せずに遊べるでしょう。対象年齢は3カ月からです。

・商品名:ベルコット 「新幹線 ぶるぶるトレイン」

・楽天:商品はこちら

幼児向けの電車のおもちゃ

1歳ごろになると、自分の手で電車を持って動かす動作がだんだんとできるようになってきます。1~3歳の子どもの好奇心を刺激してくれる、電車のおもちゃを見ていきましょう。

ゴルネスト&キーゼル 「マグネティックトレイン」

マグネットで連結できる、カラフルな木製の電車のおもちゃです。それぞれをバラバラに走らせたり連結させたりして、想像力を働かせながら遊べます。

2~3歳の子ども向けに作られ、優しさを感じられるフォルムをしているので、初めて木のおもちゃを触る子どもにもおすすめです。

小さな子どもが認識しやすい鮮やかな色調が取り入れられていて、さりげなく小さな窓が開いているところもポイントになっています。

ゴルネスト&キーゼルは、ドイツのハンブルグで創設された木製玩具メーカーです。安全性にこだわり、自社の研究所や外部のテスト機関などで検査を行い、基準をクリアしたものだけを販売しています。

・商品名:ゴルネスト&キーゼル 「マグネティックトレイン」

・楽天:商品はこちら

レゴ 「みどりのコンテナデラックス どうぶつでんしゃ」

動物と電車が合体したデザインのおもちゃです。「ブロックを組み立てる遊び」と「電車を走らせる遊び」の両方を楽しみながら、単体で遊んだり連結させたりと、様々な遊び方をかなえてくれます。

ゾウの鼻が滑り台になっていたり、キリンの首が揺れたりといった楽しい仕掛けもあり、想像力を働かせながら様々な遊びができるところもポイントです。

動物の名前や特徴について話したりブロックの数を数えたりと、遊びを通じて親子でコミュニケーションを取りながら遊べます。収納ケース付きなので、お片付けの概念も学べるでしょう。対象年齢は1歳半ごろからです。

・商品名:レゴ 「みどりのコンテナデラックス どうぶつでんしゃ」

・楽天:商品はこちら

トイコー 「サウンドトレイン E235系山手線」

本物の電車に興味津々な子どもにおすすめな、山手線をイメージしたおもちゃです。レバーを引くとドアが開閉したり、ボタンを押すとヘッドライトが点灯したりと、細かい部分までこだわって作られています。

ボタンを押すと、ナレーターが山手線の全30駅をアナウンスしてくれる仕掛けも魅力です。音量調節機能があるので、家では大きめの音、外出先では小さめの音といった使い方ができます。

対象年齢は3歳からです。デモンストレーション用に単3電池2本が付属していて、すぐに遊べます。

・商品名:トイコー 「サウンドトレイン E235系山手線」

・楽天:商品はこちら

パイロットインキ 「おふろDEミニカー E6系新幹線 こまち」

お部屋とお風呂の両方で使える、電車のおもちゃです。「E6系新幹線こまち」にそっくりなカラーリングがされていて、冷やしたときと温めたときの温度変化でカラーが変わります。

お湯や冷たい水を使って何度も色の変化を楽しむことができ、15〜35度の温度では色の変化が起きません。メーカー独自のインキ技術を使用し、色の変化を起こしています。

マグネットが入っているので、冷蔵庫などの家電にくっつけたり連結器でほかの車両とつなげて遊んだりする遊び方も可能です。対象年齢は3歳以上となっています。

・商品名:パイロットインキ 「おふろDEミニカー E6系新幹線 こまち」

・Amazon:商品はこちら

レールで遊べる電車のおもちゃ

レールを組み立てて電車を走らせるタイプのおもちゃは、遊び方の幅を広げてくれます。楽しいだけでなく、創造力や指先の器用さを鍛えるのに役立つところも魅力です。

列車を動かしたりレールをつないだりしながら、指先の運動能力を養えるでしょう。レールを敷いて遊べる、電車のおもちゃを紹介します。

ブリオ 「レールウェイ マイファースト ビギナーセット」

スウェーデンの木製おもちゃブランド「ブリオ」の電車のおもちゃです。温かみのある木製のレールや電車などがセットになっています。

小さな子どもでも簡単にレールの上に車両を乗せられ、傾斜の付いたレールも付属しているので、まだ指先がうまく使えない子どもに遊ばせるときも安心です。

車両は振ると音が鳴り、ガラガラとしても使えます。レールを立体的に交差させられたり、ガタゴト橋を渡ったりと、仕掛けがいっぱいで飽きさせません。

車両はマグネット連結でき、N極とS極の区別がなくどちら向きでもくっつくので、小さな子どもでも簡単に遊べます。対象年齢は18カ月以上です。

・商品名:ブリオ 「レールウェイ マイファースト ビギナーセット」

・楽天:商品はこちら

タカラトミー 「プラレール いっぱいつなごう 西九州新幹線かもめ」

2022年9月23日に開業した「西九州新幹線かもめ」と、そっくりにデザインされた電車のおもちゃです。本物と同じ6両編成で、電車好きな子どもの心をくすぐります。

車両に乗せられる「プラキッズ」が付属し、電車に乗って旅しているような気分も味わえるでしょう。

こちらの商品は、別売りのプラレールを使って遊べます。坂レールや鉄橋などの仕掛けと合わせて購入すれば、様々なレイアウトが可能です。

子どもが小さいうちはシンプルなレイアウト、大きくなったら複雑なレイアウトで楽しめます。対象年齢は3歳以上です。

・商品名:タカラトミー 「プラレール いっぱいつなごう 西九州新幹線かもめ」

・Amazon:商品はこちら

ピーナッツ・クラブ 「回転寿司トレイン」

お寿司を乗せて走る電車をイメージしたユニークなおもちゃで、自宅で手軽に回転寿司が楽しめます。アイデア次第でお菓子・デザート・おもちゃなどを乗せて運ぶこともでき、誕生日会やパーティーなどでも活躍してくれるでしょう。

車両が4つ、直線レールが2つ、カーブレールが8つが付属しており、レールの全長は約158cmです。6枚の受け皿がセットでついてきます。

電池で走行するタイプで、使用するには単3電池2本が必要です。対象年齢は6歳以上となっています。

・商品名:ピーナッツ・クラブ 「回転寿司トレイン」

・Amazon:商品はこちら

人気キャラクターの電車のおもちゃ

電車のおもちゃのなかには、人気キャラクターをモチーフにしたものも多く見つかります。子どもたちが大好きなキャラクターのデザインを取り入れた、電車のおもちゃをチェックしましょう。

学研ステイフル 「きかんしゃトーマス レッツゴー大冒険」

子どもに人気の『きかんしゃトーマス』のキャラクターたちと、一緒に遊べる電車のおもちゃです。電池を使わずレバーの操作で「回す」「押す」「引く」などの動作が行えます。

スイッチを操作して、トーマスやパーシーをゴールへと導きましょう。操作するスイッチによって、トーマスたちの動きが異なります。

ゴールへたどり着こうと試行錯誤しているうちに、それぞれの仕掛けの役割が理解できるようになり、プログラミング的思考が身につくことが期待できます。対象年齢は3歳以上です。

・商品名:学研ステイフル 「きかんしゃトーマス レッツゴー大冒険」

・Amazon:商品はこちら

増田屋コーポレーション 「はしる!ちいかわ」

コースパネルの上を、電池で動く『ちいかわ』が乗った電車を走らせるおもちゃです。コースパネルは8枚セットになっていて、自由に組み替えられます。コースを変えて遊んだり、ちいかわが走る姿を見て癒やされたりしましょう。

ちいかわは「ちいさくてかわいいやつ」の通称で、かわいらしさのなかにも、どこか切なさを感じさせる世界観が人気を集めています。子どもだけでなく大人にも人気が高いキャラクターです。

遊ぶときは単4乾電池1本が必要で、対象年齢は3歳以上となっています。

・商品名:増田屋コーポレーション 「はしる!ちいかわ」

・Amazon:商品はこちら

バンダイ 「SLマンと123!すうじブロックセット」

『アンパンマン』のキャラクターと、数字のブロックがセットになった電車のおもちゃです。先頭車両のSLマンや、ほかの車両を連結して遊べます。

32ピースのブロックが付属していて、遊びながら1~10までの数字を覚えられる仕組みです。表面にキャラクターと数字、裏面に数字とそれぞれの数に対応したイラストが描かれていて、楽しく数の概念を学べます。

ブロックを積み上げて遊んだり、キャラクターを使ったごっこ遊びをしたりと、幅広い遊び方を楽しみましょう。対象年齢は1歳半以上です。

・商品名:バンダイ 「SLマンと123!すうじブロックセット」

・Amazon:商品はこちら

乗り物タイプの電車のおもちゃ

電車が好きで活発な子どもには、乗り物タイプのおもちゃもおすすめです。乗って遊べるタイプの電車のおもちゃを見ていきましょう。

野中製作所 「木's 乗用ポッポ」

着脱式の押し手が付いた汽車型の乗り物です。子どもがよちよち歩きのときは押し車として、床を蹴って進む力が付いたら乗り物のおもちゃとして長い間遊べるでしょう。

天然木を使用した丈夫な作りで、室内で床や家具を傷付けないようにクッションやゴムが使われています。

後輪の動きを抑え、走行速度を調節するためのツマミも付いているので、スピードが出すぎず安全です。対象年齢は1~3歳未満、体重制限は20kgまでとなっています。

・商品名:野中製作所 「木's 乗用ポッポ」

・Amazon:商品はこちら

ミズタニ 「リアルサウンド オートウォーカー 新幹線N700A」

ハンドルの操作で前進・後退・左右・360度ターンなどの動作ができる、新幹線型の乗り物です。ベアリングを搭載し、スムーズな動きを実現しています。

電気や電池を使用せずに動かすことができ、ハンドルを握りながら進行方向に体重をかけるようにして進んで行きましょう。

スイッチを操作すると、「警笛」や「アナウンス」などのリアルサウンドを鳴らすこともでき、新幹線に乗車している雰囲気を堪能できます。

リアルサウンドの使用には、単3電池2本が必要です。対象年齢は3歳以上、体重制限は40kgまでとなっています。

・商品名:ミズタニ 「リアルサウンド オートウォーカー 新幹線N700A」

・楽天:商品はこちら

まとめ

電車のおもちゃは手に持って遊べるタイプや、レールの上を走らせるタイプなどがあります。電池式で動くものやレールを組み替えて遊べるものなら、大きくなっても遊びやすいでしょう。年齢に合ったものを選ぶと、安全に遊べます。

子どもの創造力や思考力を鍛えたり、数字を覚えたりできるタイプのおもちゃも見つかるので、知育にもおすすめです。

活発な子どもには、乗り物タイプも喜ばれます。対象年齢に注意しながら、電車のおもちゃでどんな遊び方をしたいのか、子どもの希望を聞いてあげると満足できるものを選べるでしょう。

for Reader
for Reader
「読者のため」を徹底追求。データと編集力を組み合わせたコンテンツを作成します。
「読者のため」を徹底追求。データと編集力を組み合わせたコンテンツを作成します。