子どもにとっての“あこがれの職業”を取り上げ、そのお仕事の内容をわかりやすく解説した『クレヨンしんちゃん・たのしいお仕事図鑑』(双葉社刊)によると、小学校低学年の男の子が「将来なりたい職業」で、人気が高かったのは、以下のものであるそう。
・ プロ野球選手
・ プロサッカー選手
・ 電車の運転士
・ パイロット
・ 警察官(おまわりさん)
・ 消防士
・ 大工
・ パン職人
・ お笑い芸人
大人の感覚だと、思わず「え?」と感じる職業も混じっているかもしれませんが、そんななか、野球選手とサッカー選手は、あなたが子どもだったころとおそらく同様に、いまだ断トツの人気をキープし続けています。
そして、「物心ついたときから野球・サッカー以外のスポーツ一筋」「スポーツは苦手だから嫌い」……といった一部の特殊な例を除き、「ボク、野球(あるいはサッカー)がやりたい!!」と選択をせまられるのは、年ごろの息子さんのいるママが、かならず直面する“難題”のひとつなのではないでしょうか。
「できればプロになるくらい本格的にやらせたい!」
「パパが野球(あるいはサッカー)好きだから…」
「なんでもいいけどスポーツはやらせたいので、とりあえずは野球かサッカーで?」
「やらせないことによって仲間外れになっちゃうのもなんだから……」
度合いや動機は家庭によってさまざまですが、「どうせやらせるなら、子どもの将来のためになるほうをやらせてあげたい」と願うのは共通の親心であるに違いありません。
しかし、ただやみくもに「子どもの将来を見すえて」と言われても、あまりに漠然としすぎていて、悩みは深まっていくばかり……。
なので、ママテナでは野球とサッカーのメリット・デメリット、さらには「どういう男の子が野球(あるいはサッカーに)向いているか?」を、できるかぎり客観的な視点から並べてみることにしました。そこから“ママとしての正しい最終決断法”をあなたと一緒に導き出しましょう。