レタスの保存方法として、さまざまな工夫がテレビや雑誌などで紹介されています。
「芯をくり抜く」「つまようじを芯に刺す」「小麦粉(片栗粉)を芯にまぶす」など、聞いたことはないでしょうか?
そこで今回は、実際に4つのパターンの保存方法を検証してみました!
また、冷蔵保存よりも日持ちしやすい冷凍保存の方法についても解説します。
レタスの保存にお困りの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
レタスは野菜室より冷蔵室での保存がおすすめ
レタスの保存に適した温度は0℃だといわれています。
冷蔵庫で0℃により近いのは、野菜室ではなく冷蔵室。そのため、レタスの保存には野菜室より冷蔵室のほうが向いているでしょう。
もしも冷蔵室のスペースに余裕がある場合には、ぜひ冷蔵室に入れて保存してくださいね。
※参照:農研機構「野菜の最適貯蔵条件」
レタスの鮮度をキープする!4つの冷蔵保存方法
レタスが長持ちするといわれる代表的な方法を4つ紹介します。
・芯をくり抜いてキッチンペーパーを詰める
・芯につまようじを刺す
・芯の切り口に小麦粉をまぶす
・芯の切り口に片栗粉をまぶす
これらを順番に解説します。
方法1. 芯をくり抜いてキッチンペーパーを詰める
1つ目は、芯をくり抜いて、濡らしたキッチンペーパーを詰める方法です。
レタスは収穫後も育ち続けようと、芯にある生長点に葉の水分や栄養を集めます。
葉から水分や栄養がどんどん失われてしまうと、レタスが腐る原因に。
この生長点を芯ごと取り除き、レタスの生長をストップさせます。
手順
1. 芯を取り除く
レタスの芯を手で持ち、クルッとひねって芯をくり抜きましょう。
レタスの中心に向かって、内側に軽く芯を押し込みながらひねると、外しやすいです。
2. 濡らしたキッチンペーパーを詰める
乾燥を防ぐため、芯を取り除いた部分に水で濡らしたキッチンペーパーを丸めて詰めます。
3. キッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れる
全体をキッチンペーパー(もしくは新聞紙)で包み、ポリ袋に入れたら、冷蔵庫で保存しましょう。
方法2. 芯につまようじを刺す
2つ目は、芯につまようじを刺してから保存する方法です。
つまようじを刺して芯の生長点を壊します。
手順
1. 芯につまようじを3本刺す
芯につまようじを刺します。できるだけ奥までしっかりと刺しましょう。
2. キッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れる
方法3. 芯の切り口に小麦粉をまぶす
芯に小麦粉をつけて保存する方法もあります。
レタスからの水分蒸発を小麦粉でおさえ、レタスの劣化を防ぎます。
手順
1. 芯を少しだけ切る
2. 切り口に小麦粉をまぶす
3. キッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れる
方法4.芯の切り口に片栗粉をまぶす
小麦粉の代わりに、片栗粉を使った方法もあります。
やり方は、先ほど紹介した芯に小麦粉をまぶす方法と変わりません。
片栗粉を芯の切り口につけてから保存します。
配信: トクバイニュース