
●ママ友は善意でやってくれているけれど…
そうしたありがた迷惑な想いが発生しがちなのが、物をあげるシチュエーション。親戚や知り合いから、自分たちだけでは処理しきれないほど大量の荷物が届く。捨てるのはもったいないけれど、いつまでも置いておくわけには…。あなたの家でも、よくあることではないでしょうか?
そんなとき、ママ友におすそわけするママも少なくないでしょう。自分では、「せっかくだから食べてほしい(使ってほしい)」と善意のつもりでも、ママ友にとってもそうとは限りません。なかには、「いらないものを押しつけられているようで気分が悪い」「断れなくて、いらないものまでもらってしまう」「お返ししなきゃと思ってしまう」というママ友もいるのです。
●ママ友同士、上手なもののやり取りは?
前述のように、何か物をあげる際に、自分も受け取るママ友も、お互いが嫌な気持ちにならない、上手なやり取りの方法は…?
一番良い方法は、ズバリ! 「断ってもOKの空気を作ること」。具体的には、「もらって!」という、”押しつけ”な表現は控え、「もしよかったら」「嫌いじゃなかったら」とクッションワードを添えるのがコツ。また、「いらなかったら他の人に聞いてみるよ」「誰かもらってくれそうな人いない?」なども、言われたママ友が断りやすい空気を作る工夫です。
善意のつもりでも、伝え方や言葉の選び方次第で、ママ友を嫌な気持ちにさせてしまうこともあります。ママ友付き合いは、助け合い。しかし、それを成立させるためには、お互いの気持ちの汲み取りが大切なのかもしれません。
(文・明日陽樹/考務店)
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