専業主婦が離婚すると悲惨な末路に?後悔せず離婚する方法とは

専業主婦が離婚すると悲惨な末路に?後悔せず離婚する方法とは

3、離婚後に悲惨な末路を迎えやすい専業主婦の特徴

離婚後に悲惨な末路を迎えやすい専業主婦には特徴があります。

ご自身に該当するものがないか確認して、もう一度離婚について検討し直してみましょう。

(1)衝動的に離婚した

喧嘩の勢いや感情的になって衝動的に離婚してしまった場合、離婚を後悔するようなケースも少なくありません。

勢いで離婚してしまえば、離婚後の生活の準備はできていない状態でしょう。

そのため、住む場所や仕事探しに苦戦してしまい、離婚を後悔することになってしまいます。

また、離婚時に請求できる金銭に関しても理解していない状態で離婚をすれば、財産分与や慰謝料、養育費などを十分に請求できていない可能性があります。

「予想よりももらえる金額が少ない」と根拠なく考えてしまうケースもあるでしょう。

(2)資格やスキルが乏しい

専業主婦が離婚をすれば、自立するための第一歩として仕事探しが待っています。

しかし、資格やスキルが乏しい状態では、すぐに仕事を見つけることは難しいでしょう。

仕事が見つかったとしても、自活できるだけの収入をすぐに得ることができない可能性があります。

また、自分の希望とは異なる仕事をしなければならない可能性も高いでしょう。

とくに専業主婦の期間が長ければ長いほど資格やスキルが乏しく、社会経験のブランク期間も長いため、仕事探しで苦労することになってしまいます。

(3)健康に不安がある

専業主婦かつ婚姻期間が長かった場合、離婚時にはそれなりに年齢を重ねていることが予想されます。

若くない年齢で離婚をすれば、健康や体力面での不安が生じます。

生活のために働きたいと考えても、身体がついてこない恐れがあるのです。

健康や体力に不安があれば働ける仕事内容も限られてしまい、生活の困窮につながってしまいます。

4、どのように悲惨?離婚した専業主婦の実体験を紹介

専業主婦の離婚で陥りやすい悲惨な末路などについて紹介してきましたが、実際にはどのように悲惨なことが起こるのでしょうか?

離婚した専業主婦の悲惨な実体験をご紹介します。

(1)体力的にきついのに給料が安い仕事しかできない

20年近く専業主婦をして離婚しました。

美容師の国家資格は持っているもののヘルニア持ちのため諦めてしまい、それ以外何の取り柄もありません。

離婚後、急いで給料のいい仕事を探した結果見つけたのが某大手企業の工場です。

しかし、働いているのは平均年齢50歳ぐらいの女性が大半で、これが女性の仕事なのかと疑うような重い物を運ばされたりします。

私も生活のために仕方なく働いてますが、手取りが安くて生活がギリギリです。

そうはいっても、今の仕事がきついのでダブルワークできる体力は無く、成人した息子も給料が安く昇給もボーナスもありません。

離婚時に慰謝料少しもらったものの、引っ越しや新生活の準備で全て無くなりました。

借金はしたくないものの、生活が困窮しています。

引用元:Yahoo!知恵袋

このように、離婚後に経済的に困窮してしまう専業主婦の方は少なくありません。婚姻期間が長いケースほど、その傾向が強くなっています。

離婚する前に、離婚後の生活の見通しを立てておくことは極めて重要といえるでしょう。

(2)病気になって今後の人生が不安になった

結婚を機に仕事を辞めて専業主婦をしていたものの、夫の転職癖に嫌気がさして離婚しました。

専業主婦で無職だったので実家へ戻りパートをしましたが、手取りは12万円。

再婚話もあったもののハードな自営業を相手がしていたため自信が持てずに断ってしまい、その後しばらくして癌を患いました。

病気になり、この後の人生について考えるようになりました。

すでに癌の治療は済んで同じパートを続けていますが、自分には何も残っていないと絶望感で毎日心が苦しいです。

治療をして生きていられるのに、生きがいもなく、心の支えもなく、灰色の世界にいるような感じです。

引用元:発言小町

納得して離婚したとしても、病気や怪我をして体調の問題が生じると心細くなるものです。年齢を重ねると病気もしやすくなり、やがて介護が必要となるときもくるでしょうから、そのときに頼れる人がいないと不安になってしまうでしょう。

(3)離婚して初めて夫のありがたみに気付いた

約10年の結婚生活にピリオドを打ち、離婚直後は開放感や自由を楽しむことができました。

しかし、元夫が転勤で物理的な距離ができてから夜中に寂しさや後悔が襲うようになってきて、精神的に辛いです。

離婚後に派遣で働き始めていますが、家に帰るとぐったりと倒れこむ毎日です。

結婚してからは専業主婦だったので、楽をしていたのだと気付かされました。

離婚原因は長年のセックスレスで、子どもが欲しいという自分の希望を叶えてくれない夫への不満でしたが、離婚後は憑き物が落ちたように欲しかった子どもに関して気持ちが動きません。

別れてからもモヤモヤ感が続いてスッキリせず、活力の無い日々が続いています。

引用元:発言小町

結婚中は夫に対する不満が大きくても、生活を支えてもらっていたことに離婚後に気付いて後悔する人も少なくありません。

中にはよりを戻したいと考える人もいますが、相手が応じてくれるとは限りません。

離婚する前に、離婚のメリット・デメリットを十分に比較・検討し、悔いのない選択をすることが大切です。

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