「目玉焼き」って超シンプルな料理ですが、焼き方は人それぞれの”流儀”がありますよね。筆者は油少なめ、ふたをして蒸し焼き。調べてみると、ふたをしないとか、熱したフライパンを布巾にのせて温度を下げるとか、実にさまざまなレシピがヒットします。今日試してみるのはオリーブオイルをたっぷり使って”揚げ焼き”にするスタイルです。いったいどんな効果があるのでしょう?食べてみた感想と一緒に詳しく紹介します♪
【仏人シェフ→ホテルシェフ直伝】伝統的な「フランス風目玉焼き」作ってみた!100均耐熱容器で簡単♪
たっぷりのオリーブオイルが決め手!「目ウロコな目玉焼き」を焼いてみた!
「これは簡単なのに目玉焼きがおいしく焼けそう!」ということで目をつけたのは、オリーブオイルをたっぷり使って目玉焼きを焼く、という方法。
筆者はオリーブオイルで焼いた目玉焼きを、野菜やご飯の上にのせたらオイルしみしみでおいしいのでは?と思いつき、さっそくキャベツを刻み、ご飯を炊きました。
【材料】(1~2人分)
卵…2個
オリーブオイル…大さじ3
キャベツ…1枚 ※お好みの生野菜で可
1. キャベツを千切りにしてお皿に盛ります。
オリーブオイルをたっぷりと使う「目ウロコな目玉焼き」なので、キャベツの千切りを付け合わせにします(これは筆者のオリジナル)。お好きな生野菜を刻んでくださいね。
2. フライパンにオリーブオイルを入れて弱めの中火で熱し、温まったら卵を割り入れます。
オリーブオイル大さじ3杯を入れると、まるで揚げ焼きでもするかのよう。調べたレシピには火加減が書かれていなかったので、油跳ねを避けるために弱めの中火で焼くことにします。
フライパンに手をかざして、熱くなっているのを確認してから卵を割り入れました。
「目玉焼き」の下にオリーブオイルがたっぷりとありますね。
3. 白身部分にスプーンでオリーブオイルをかけながら、こんがりと焼きます。
オリーブオイルをすくってみましたが、上手にすくえません(汗)。
フライパンを傾けてオリーブオイルが「目玉焼き」の上部にもかかるようにしました。油が多いので「目玉焼き」はスルスル~と泳ぐように動きました。
弱めの中火で焼いたので、白身のふちの一部が色づくまで8分ほどかかりました。もっとこんがりとさせようと火加減を強くしましたが、油跳ねがすごいのでこの状態で火を止めました。
オリーブオイルごと、キャベツを敷いたお皿に盛り付けました。
いつもの「目玉焼き」よりも白身がしっとり~。嫌な油っぽさもなし♪
きれいに焼けました♪
油を薄くフライパンに引いて焼くいつもの「目玉焼き」とは白身のジューシーさが違います♪
筆者は生卵が苦手なので「目玉焼き」はふたをして黄身にしっかりと火を通すため、いつもは白身の底が焦げたようになるのですが、「目ウロコな目玉焼き」は8分ほど加熱したのに焦げ臭さがまったくしませんでした。
黄身が鮮やかすぎて、流れ出すほどのレア状態なのではないかと、ドキドキしています。
黄身を割ってみると、少し流れ出ましたが半熟でした♪ これくらいがお好きな方は多いのではないでしょうか。
気になる白身の底は、ほんのりときつね色♪ おいしそうな色が付いていますが、カリカリではなく、むしろしっとりとした食感。塩やこしょうは振りませんでしたがオリーブオイルが全体的に行きわたっているので、風味がとてもよく、程よいオイリー感があってスルッと食べられましたよ。
下に敷いたキャベツにもオリーブオイルがかかって、おいしいサラダのようになっていました♪
「目ウロコな目玉焼き」を丼ぶり仕立てにしてみた!
ひとつは目玉焼きのおいしさをそのまま味わったので、もうひとつは丼ぶりにしてみました。ご飯はお茶碗1膳よりもちょっと多めに入れて、キャベツごとトッピング。色味が少ないので青ねぎの小口切りもパラパラと振りかけました。
調味料はしょうゆ? ソース? ケチャップ? と、迷いましたがオリーブオイルを使ったイタリア風ということで、バルサミコ酢を少しかけてみました。食べてみると、丼として成立しますね。ご飯に乗せても「目ウロコの目玉焼き」がしっとりとしているので、口の中にスルリと入っていくんですよ~♪
バルサミコ酢をかけましたが少量すぎて何か物足りない。もっとかけると酸っぱくなると思い、ウスターソースに変更。こっちのほうが合いました。
「目ウロコな目玉焼き」はしっとりとした食感がとてもおいしかったです。「目玉焼き」はパサついて少し苦手という方にぜひおすすめしたいです!もちろん、いつもの「目玉焼き」をランクアップさせたい方にも。
気になった方は、ぜひ作ってみてくださいね。
配信: あたらしい日日
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