
●早寝早起きのメリット
寝起きの悪い子は、なかなか朝ごはんを食べてくれなかったり、着替えに手間取ったり。朝の支度に時間がかかり、ひと苦労。早起きを習慣づければ、そんな悩みも解決できるかも?
さらに早寝が習慣になれば、自由に使える時間も増え、パパとママのストレス解消や仕事復帰のための勉強など、有効に時間を使えますよね。
また、朝早く起きて日光を浴びる時間を増やすことで、成長ホルモンの分泌が増えるといわれています。成長が促進され、病気に強くなるなど、健康面でもメリットがあるようです。
●まずは早起きから
早起きするための重要ポイントは、まずはすっきりと目を覚ますこと。朝の光を浴びることが効果的。カーテンを少し開けておく、毎朝家族そろってお散歩、などが一般的です。
とはいえ、いきなり早起きは親子ともにつらいもの。起床時間を、毎週15分ずつ早めるなど、徐々に慣れさせるのがコツ。最低でも、登園(登校)のため、自宅を出る時刻の1時間前を目安に起床すると、時間に余裕を持てるようになりますよ。
●夜眠くさせるための工夫
体力を消耗することで、早寝の習慣がつくのだそう。昼間に外出をすると、刺激になり、赤ちゃんも疲れるため、ぐっすり寝てくれます。天気が悪い日も、テレビに任せるのではなく、体を動かす遊びを取り入れるようにすると◎。
まずは買い物でもいいので、外出する時間を作りましょう。ベビースイミングなど、習い事を始めるのもいいかもしれません。また、同じくらいの赤ちゃんや少し大きな子と触れ合うことも刺激に。児童館や公園に行く回数を少し増やしてみてはいかがでしょうか?
●昼寝はかわいそうでも短めに
昼寝の時間帯には要注意。午後3時半以降まで眠っていると、夜の就寝時刻に影響が出てしまうことも…。
とはいえ、子どもの体力にも限界があります。どうしても寝てしまった場合、かわいそうですが、時間を決めて20〜30分程度で起こすようにするといいそうです。
これらを実践していけば、自然と早寝早起きが身につくのだとか。子どもの早寝早起きは、将来的に幼稚園や小学校での生活に適応しやすくなるだけでなく、パパ・ママの負担減にも繋がります。離乳食が始まっていたら、準備OKのサイン。一度、試してみる価値あり?
(文・姉崎マリオ/考務店)