子ども部屋に似合うのはどんな照明?タイプ別のアイテムを紹介

第188回 みんなが共感!ママのお悩み
子ども部屋の照明を選ぶとき、デザイン以外に何を重視すればよいのか悩む人は多いものです。照明のタイプごとの違いや選び方のポイントを押さえておきましょう。選び方のポイントや子ども部屋に似合う商品を紹介します。

子ども部屋の照明を選ぶポイント

子ども部屋の照明を選ぶとき、見た目にこだわって選びたい人は多いでしょう。しかし、デザインだけで選ぶと使い勝手が悪く、後悔することがあります。見た目以外にも、チェックしたいポイントを見ていきましょう。

安全性の高さは大前提

子ども部屋の照明を選ぶとき、「安全性」は重要な条件となります。子どもは室内でボール遊びをしたりおもちゃを投げたりと、大人が予測できない遊び方をすることが珍しくありません。

子どもが小さいうちは、簡単に破損するような素材や繊細な作りのものは選ばない方が無難です。

また、地震をはじめとした自然災害が起きたときに落下する可能性も考え、あまりに重量のある照明の設置も避けた方がよいでしょう。軽量の素材でできたものなら、万が一落下したときもケガのリスクを減らせます。

明るさや光の色も大切

ひと口に照明といっても、明るさや光の色は様々です。部屋全体を照らすタイプもあれば、間接照明のように一部分を照らすタイプもあります。

子ども部屋に照明を設置する場合、まずは天井に照明を付けて全体的な明るさを確保しましょう。部屋の広さに合った明るさの照明を選べば、子どもが部屋のどこで遊んでいても困りません。

光の色も、照明を選ぶときに重要なポイントです。照明の色は「昼光色・電球色・昼白色」などに分けられます。

「昼光色」は青みがかった明るい白色で、集中や覚醒を促すため、勉強やお絵描きをしたいときにぴったりです。

「電球色」はオレンジがかった色で、穏やかな雰囲気を醸し出します。リラックスしたいときに使うとよいでしょう。「昼白色」は太陽光に近い自然な色で、食べ物の色を自然に見せたいダイニングでもよく使われています。

照明の種類をチェック

照明には様々な種類があるため、目的に合ったものを取り付けることが重要です。子ども部屋に使える照明のタイプと、それぞれの特徴をチェックしましょう。

シーリングライト・ペンダントライト

「シーリングライト」は子ども部屋に限らず、リビングや寝室など多くの部屋で取り入れられることの多い照明です。部屋全体を照らす役割を持ち、部屋の天井に取り付けられます。

天井に張り付くような形状をしているので、圧迫感がなく部屋を広く見せてくれます。シンプルなデザインから存在感のあるデザインまで、バリエーションが豊富です。

一方「ペンダントライト」はつり下げ型の照明で、天井からコードでぶら下がる形状をしています。シェードのデザインや素材にこだわっているものも多く、部屋をおしゃれに見せたいときやアクセントにしたいときにぴったりです。

どちらのタイプを選ぶかは好みですが、部屋を広く見せたいならシーリングライト、印象的に見せたいならペンダントライトというように選んでもよいでしょう。

シーリングファンライト

「シーリングファンライト」はシーリングライトとファンが一体化した照明のことで、スイッチを入れるとファンが回り、部屋を照らすと同時に「空気の循環」ができます。

部屋の空気を循環させると冷暖房の効率をアップする効果があり、子どもが快適に過ごしやすいところが魅力です。

おもちゃや家具で床のスペースが狭くなりがちな子ども部屋では、扇風機やサーキュレーターを置けないことも少なくありません。シーリングファンライトなら、床のスペースを使わずに体感温度の調節ができます。

ファンが付いている分ほかの照明よりも重量が重くなりがちなので、天井に付いている電源の耐荷重も意識して選びましょう。

デスクライト

「デスクライト」は机の上に設置し、手元を明るく照らす照明です。勉強机に向かう年ごろの子どもがいて、机に備え付けの照明がない場合はデスクライトも用意しましょう。

部屋全体を照らすタイプの照明があっても、体の陰になっている部分は暗く見えてしまいます。教科書や書籍の文字が見にくいと視力に悪影響を与えることもあるので、手元の明るさを確保することが大事です。

机の上に置いて使用するタイプもあれば、上棚にクリップで挟んで使用できるタイプもあります。ワークスペースの広さを考慮しながら、使いやすいライトを選んであげましょう。

子ども部屋に使えるシーリングライト

シーリングライトは部屋全体を照らすので、メインの照明として活躍します。使いやすくデザイン性も高い、おすすめの商品をチェックしましょう。

オリカ「LED シーリングライト」

素材やデザインにこだわった、おしゃれなシーリングライトです。温かみのあるウッドとアクセントカラーが目を引く、北欧調の優しいデザインです。

かわいい雰囲気とスタイリッシュさを兼ね備えているので、子どもが成長してからも長く使えるでしょう。光の濃淡をなくしてムラなく光るよう、発光面にアクリル板を使用しています。

電源のオンとオフ・調光・調色・ナイトモードを、リモコンで操作できる仕様です。光の色は電球色と昼光色に切り替えられ、勉強や遊びに集中したいときとリラックスしたいときの両方で活躍します。

光の強さは20~100%まで無段階で調節可能です。リモコンはシンプルで、子どもでも直感的に使いやすいデザインとなっています。

・商品名:オリカ「LED シーリングライト」

・楽天:商品はこちら

パナソニック「LEDシーリングライト」

和洋どちらの雰囲気にもなじむ、木目調のデザインを取り入れたシーリングライトです。ミディアムブラウンの色調は、ナチュラルなテイストの家具と相性がよいでしょう。

白と黒のコントラストがアップして小さな文字もくっきり見える光なので、細かいおもちゃの組み立てや読書が好きな子どもにおすすめです。

全灯よりさらに明るくなる「明るさ1.2倍モード」のほか、調光や調色機能も搭載しています。リモコンは女性や子どもでも使いやすい、スリムなデザインです。ボタンの配置にもこだわっているため、左右どちらの手でも操作しやすいでしょう。

・商品名:パナソニック「LEDシーリングライト」

・Amazon:商品はこちら

BININBOX「LEDシーリングライト」

部屋全体を明るく照らすシーリングライトです。雲の形をしたかわいらしいデザインで、子ども部屋らしい「夢のある空間」を演出できます。

厚みは約5cmと圧迫感がなく、部屋を広々と見せてくれるでしょう。

無段階調光ができる仕様なので、好みの明るさに調節できるのもうれしいポイントです。常夜灯モードがあり、暗闇で寝るのが怖い子どもでも就寝しやすくなっています。夜間に授乳をしなければならない赤ちゃんがいる家でも使いやすいでしょう。

・商品名:BININBOX「LEDシーリングライト」

・Amazon:商品はこちら

子ども部屋向けのペンダントライト

ペンダントライトはデザイン性の高いものが多く、子ども部屋の雰囲気作りに役立ちます。

かわいいものだけでなく、スタイリッシュなデザインも豊富で成長後も長く使い続けられるものが見つかるでしょう。子ども部屋におすすめのペンダントライトを紹介します。

エア・リゾーム「ペンダントライト GiGi」

マットカラーのスチール製シェードと、美しい木目を楽しめるホワイトアッシュの集成材を組み合わせたペンダントライトです。集成材は一枚板とは違って割れたり隙間ができたりしにくいので、長く使えます。

円錐形のシェードは直径39.5cmと、様々な部屋に合わせやすい大きさです。シェードの内側には「ホワイト加工」を施すことで、光が反射し、明かりがしっかりと届くように工夫されています。

子ども部屋に取り入れやすい色味がそろっており、明るくかわいい雰囲気にしたいときにおすすめです。

・商品名:エア・リゾーム「ペンダントライト GiGi」

・楽天:商品はこちら

エア・リゾーム「ペンダントライト」

パーティーやアウトドアなどでよく使われる「ガーランド」の柄を取り入れた、カラフルなペンダントライトです。北欧風のインテリアや、ナチュラルテイストの子ども部屋になじむデザインとなっています。

シェードにはファブリックが採用されていて、優しい雰囲気が魅力です。上部をあえて開口させ、天井も照らすように設計されています。光が天井に反射して柔らかく広がり、開放感のある部屋作りに貢献してくれるでしょう。

しっかりと部屋を照らしてくれる3灯タイプで、約6~8畳の部屋に向いています。

・商品名:エア・リゾーム「ペンダントライト」

・Amazon:商品はこちら

MotoM「ペンダントライト」

シンプルな円筒状のデザインが印象的なペンダントライトです。木目調の素材とアクリルの組み合わせは、モダンな雰囲気のなかにも遊び心があります。

ワンポイントとして目立つカラーがそろっていて、子ども部屋のアクセントとして活躍してくれるでしょう。

ライトの色は電球色を使用しており、暖かみのある夕暮れのような色合いです。子どもっぽさを感じさせないスタイリッシュなデザインなので、長く使えるでしょう。

・商品名:MotoM「ペンダントライト」

・楽天:商品はこちら

子ども部屋をかわいく彩るライト

子ども部屋をかわいらしくしてあげたいときは、キャラクターや動物をモチーフにした照明がおすすめです。遊び心と実用性の両方をかなえてくれる商品をチェックしましょう。

ミスターマリア「ミッフィー ルームライト」

愛らしいミッフィーをモチーフにしたルームライトです。柔らかいソフトシリコン素材でできており、ぬいぐるみのような感覚で置けます。

高さは30cmとコンパクトなので、ベッドサイドにぴったりです。優しい光が子どもを見守るように照らしてくれます。

USBケーブルで充電できるため、コンセントがない場所でも点灯させられるのも魅力です。昼間は机の上、夜はベッドサイドというように移動させて使えます。

・商品名:ミスターマリア「ミッフィー ルームライト」

・Amazon:商品はこちら

ハシートップイン「こぐまのおやすみライト」

テディベアをモチーフにした、子ども部屋にぴったりなナイトライトです。シリコン素材でできており、子どもが触ったりぶつかったりしてもケガをしにくく作られています。

明るさは3段階で調節でき、シーンに合った使い方が可能です。ボタン操作だけでなく、本体を軽く叩いて刺激すると光量や電源のオンとオフが切り替わる「ショックセンサー」も搭載しています。

明かりを付けてから30分で自動消灯するので、消し忘れの心配がありません。シリコン部分は洗ったり熱湯消毒したりできるため、いつまでも衛生的に使えるでしょう。

電源は別売りの単4乾電池3本です。コンセントにつながず使えるので、防災用品としても活躍します。

・商品名:ハシートップイン「こぐまのおやすみライト」

・Amazon:商品はこちら

まとめ

子ども部屋の照明は、明るさや用途に注意して選ぶと失敗が減ります。機能性とデザイン性の両方をチェックしながら、子ども部屋の雰囲気に合ったものを選びましょう。

調光機能の有無や照明の色味にもこだわると、より使いやすいものが見つかります。メインとなる照明だけでなく、机の上やベッドサイドにも置ける照明があると便利です。

かわいらしい形状の照明があれば、実用的なだけでなく子どもの心を癒やしてくれる効果も期待できます。暗い部屋が怖い子どもでも、安心して就寝できるでしょう。

for Reader
for Reader
「読者のため」を徹底追求。データと編集力を組み合わせたコンテンツを作成します。
「読者のため」を徹底追求。データと編集力を組み合わせたコンテンツを作成します。