石川県発のコミュニティ財団を設立したい!クラファンにて設立資金の支援を募集中

ほくりくみらい基金準備委員会は、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、石川県域の一般財団法人の設立資金を集めるため「石川県発のコミュニティ財団始動!〜挑戦する人と応援する人をつなぐ〜」を公開した。

設立資金300万円のうち200万円をクラウドファンディングで集めることを目標に、11月24日(木)~12月23日(金)まで支援を募っている。

挑戦する人と応援する人をつなぎたい

人口減少、格差の固定化、気候変動など、わたしたちの社会は大きな変化を迎えている。こうした社会背景の中で、石川では、市民による新しい挑戦が各地で生まれている。

その挑戦や成果を、さらに大きなうねりにしていくためには、それを後押しする仕組みと費用が必要だ。そこで同委員会は、その2つを市民が使いやすい形にして届けるために、コミュニティ財団「ほくりくみらい基金」を立ち上げる。

設立拠出金300万円のうち200万円が目標

今回のクラウドファンディングでは、一般財団法人を設立するために必要な設立拠出金300万円のうち、200万円を目標に支援を募っている。

一般財団法人は、この拠出金に対して法人格が与えられ、経費や助成金に使われることなく今後もずっと保持される。拠出金はいわば、財団の核だ。

同委員会は、「ほくりくみらい基金はコミュニティに根差す財団だからこそ、この財団の核となる部分に、1人でも多くの地域の方のご賛同とご支援をいただきたい。財団にたくさんの人の視点を取り入れていきたい」との想いから、広く多くの人に対して寄付を呼びかけられる、クラウドファンディングを取り入れたという。

また、11月26日(土)には、「ほくりくみらい基金キックオフ集会ー石川に新しいお金の流れとしくみをつくろうー」が開催された。

加賀市で先行してかがじょ基金を立ち上げ予定の「あくるめ」、七尾市の地域づくりを担うため動き出した「七尾未来基金設立準備会」とともに、課題解決の新しい形についての議論が行われた。

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