鍋ダイエットは本当に効果がある?
鍋ダイエットの魅力ややり方を紹介しましたが、本当に効果があるのか疑問に思う方もいるでしょう。
結論からいうと、鍋ダイエットで上手にカロリーカットができれば痩せられます。
たとえばとんかつ定食(800kcal)を寄せ鍋(250kcal)に変えた場合、550kcalカットできます。
これを毎日続けた場合、1ヶ月で2.4kg痩せる計算になります(※)。
寄せ鍋とあわせて主食(白米100g・156kcal)をとった場合でも、1ヶ月で約1.7kgのペースです。
あくまで計算上の数字ではありますが、特に夕食を食べすぎる傾向のある方は、カロリーカット効果が高く、鍋ダイエットが成功しやすいでしょう。
※:体脂肪は1kg約7000kcal。毎日550kcal×30日=16500kcalカットできることになり、体脂肪約2.4kg分に相当する。
鍋ダイエットの注意点
鍋ダイエットを行う際は、いくつか知ってほしい注意点があります。
汁を飲み干さない
鍋の汁は飲み干さず、残すようにしましょう。
汁には塩分が多く含まれ、過剰摂取となってしまいます。
健康に影響を与えるだけでなく、むくみを引き起こす原因にもなります。
むくみで顔がパンパン、また血液の巡りが滞りやすくなり、ダイエットを妨げてしまう可能性があります。
汁は少し楽しむ程度に留めておきましょう。
シメは控える
鍋のシメにご飯や麺類などを食べたくなるかもしれませんが、グッと我慢しましょう。
汁には肉などから溶け出た脂質も含まれるため、シメで汁ごと食べてしまうと、思った以上に高カロリーになることがあります。
主食をとる場合は、鍋とは別々に食べるほうがよいでしょう。
鍋以外の食生活も気を付ける
鍋ダイエットを行う場合、ほかの食生活も改善できるところはないか見直してみましょう。
いくらヘルシーな鍋を食べていても、お菓子をたくさん食べる、お酒をたくさん飲む、暴飲暴食してしまう、などの習慣があればダイエットは成功しづらくなります。
鍋ダイエットをはじめる際は、これらの習慣もぜひ振り返ってみてください。
鍋ダイエットは正しいやり方が重要!
今回の記事では「鍋ダイエットの効果や注意点」について、管理栄養士が解説しました。
鍋ダイエットを成功させるには、正しいやり方で実践することが重要です。
具材や種類選びを参考に、鍋ダイエットで理想の体を手に入れましょう。
ダイエットにおすすめ鍋レシピ3選
最後に、ダイエットにおすすめの鍋レシピを3つご紹介します。鍋つゆがなくても作れるため、毎日でも取り入れやすいレシピです。
豚と小松菜の常夜鍋
常夜鍋は「毎晩でも食べられるおいしさ」というのが由来といわれています。
豚肉と小松菜でシンプルに食べられ、カロリーを抑えられるのが魅力です。
豚と小松菜の常夜鍋
豚ロース肉(しゃぶしゃぶ用)、小松菜、しょうが、だし昆布、酒、好みのつけだれ・薬味
調理時間:10分
たらキムチ鍋
ヘルシーなたらに、カプサイシンを含むキムチを組み合わせた鍋です。
もやしや白菜、豆腐を入れてかさ増しすると、お腹いっぱいになりますよ。
たらキムチ鍋
生たら(切り身)、キムチ、にんにく、○鶏ガラスープの素(顆粒)、○酒、味噌、ごま油
調理時間:20分
たっぷり根菜のりぼん鍋
大根、人参、ごぼうと、ダイエット中に摂りたい食物繊維をたっぷり摂れます。
あっさりとした味付けで、飽きずに続けやすいレシピです。
たっぷり根菜のりぼん鍋
豚肩ロースしゃぶしゃぶ用、大根、人参、ごぼう、水菜、○和風顆粒だし、○酒、みりん、○しょうゆ、塩
調理時間:25分
配信: トクバイニュース
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