捨てづらい物の焚き上げサービス開始。徳島県の安楽寺への郵送・持ち込みで供養

四国八十八ヶ所の第六番札所である「温泉山 瑠璃光院 安楽寺(以下、安楽寺)」にて、簡単に捨てるには忍びない品を焚き上げてくれるサービス「いのりのお焚き上げ~還源(げんげん)~」が12月1日(木)に始まった。

遺品・仏具・人形などを専用の祭室で供養

同サービスでは、先祖代々に受け継がれ想いが詰まった遺品、仏具、アルバム、人形など、粗末に扱えない品を寺院で供養した後に焚き上げてくれる。

焚き上げの場所は、安楽寺の境内地にある「祈りの仏具店 徳島店」内に新たに設置された専用の祭室「還源」。

本堂内の御本尊「薬師如来」を大型モニターで映し出すことで、本堂さながらの環境を作り出す。

品を郵送して完了、証明書も発行

同サービスは、全国どこからでも利用可能。電話やウェブサイトから申し込むと、自宅に申込書と配送用の伝票が入った「お焚き上げ申し込みセット」が届く。申込書に記入し、供養したい品を詰めて返送するだけで完了だ。

レターサイズ、ボックスタイプなど品の大きさによってコースがわかれており、ガラスケースごと送れる人形供養や仏壇供養などもある。料金は1,500円~(税込)だ。

送った品は、安楽寺の僧侶が「還源」において仏式にて供養の上、焚き上げてくれる。焚き上げ後に「お焚き上げ証明書」が郵送あるいはメールで届く。

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