
●写真保存でスペースいらず!
最も簡単な方法は、子どもの作品を写真で取って保存すること。とくに立体的な作品は、箱に詰めても、飾っても、場所を取ります。写真にすることで、占有スペースを減らすことができ、フォトフレームに入れて飾ればきっと子どもも満足してくれます。また、フォトブックにして、コメントを残しておくのも◎。数年後に見返したときに、当時の状況が思い出しやすくなりますよ。
●専用の箱で一時保存
どうしても捨てられないものは、まずは一時保存専用ボックスへ。ボックスは、日常的にサッと出し入れのできるかごやフタなしの容器がベスト。一定の量や期間になったら、箱の中を見直すというルールを決めるのがコツ。その中から、必要なものだけ選び出し、長期保存用ボックスに入れましょう。
長期保存用ボックスは、軽くて大きく、フタの付いているものがオススメ。せっかくの作品を折ってしまうのも寂しいですし、長期保存だとホコリなどで汚れてしまう心配があるので、フタも必須です。
●おうちで展示会を開催♪
リビングや寝室、子ども部屋、トイレなどどこでもいいので、子ども専用の展示スペースを設けてあげるのも、いい方法。できれば、みんなの目につきやすい場所がいいかもしれません。よく見える場所に作品を飾り、家族や来客に褒められると、子どもだけでなく、パパやママも嬉しいものですよ。
展示する場所がない場合は、収納用のカラーボックスや小さめの椅子の上に、ランチョンマットを敷くだけでも、素敵な展示スペースに大変身! 使わなくなったベビーチェアなども有効活用できそう。
子どもの作品は、親にとって世界にたったひとつの貴重なもの。捨てるのは簡単ですが、一度捨ててしまうと同じ作品は二度とできません。子どもの成長の記録にもなるはずです。せめて捨てる前に一度だけ飾ってみると、子どもの気持ちも変わるのでは?
(文・姉崎マリオ/考務店)