地震のときに心配なのが、落下物や飛散物による頭のケガです。打ちどころが悪ければ生死にかかわることもあります。避難などで外を歩くときや、屋外で片付けなどの作業をするときにはヘルメットがあると安心です。地震だけでなく、台風などで強い風が吹いているときや、火山の噴火で避難するときにも有効です。
この記事では、防災用ヘルメットを選ぶポイントとおすすめ商品を紹介します。また、実際に購入してみた様子もリポートします!
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どこを重視するかで違うおすすめヘルメット
インターネットで「ヘルメット」と検索すると、似たような製品がたくさん出てきて何を購入すべきか迷ってしまいますよね。
防災用なら最初にここチェック!
防災用ヘルメットを選ぶときの大前提は、しっかりとした強度があること。厚生労働省の「保護帽の規格」に適合する製品を選びましょう。
ヘルメットに貼られているステッカーに「労(○年○月)検」と書かれているものが検定合格品です。商品パッケージやネットショップの商品ページでは「国家検定合格品」「厚労省検定合格品」などとうたわれていることもあります。
自転車用のヘルメットなどは防災用としては不向きなので注意してくださいね。
加えて、防災用ヘルメットを購入する際に注目したいポイントはこちらの3点です。
(1)省スペースに収納したいなら「折りたたみタイプ」
(2)目立つ色で安心感アップ
(3)自分のサイズに合わせて「小さめサイズ」「子ども用」
それぞれのポイント別に、おすすめのヘルメットを紹介します。
省スペースに収納したいなら「折りたたみタイプ」
スタンダードなヘルメットは、意外と収納にスペースを取ります。家族全員分と考えると、なかなか収納場所を確保するのが難しい家庭も多いのではないでしょうか。そんなときにぴったりなのが「折りたためるタイプ」のヘルメットです。
こちらの製品は、たたんでいるときの厚さがたった3.3cm。折りたたみだからと言って強度が落ちるということはありません。
「ミドリ安全 折りたたみ 防災ヘルメット TSC-10N Flatmet2」
https://www.amazon.co.jp/dp/B091L2MMD4
目立つ色で安心感アップ
周囲から目立つ色のヘルメットは、はぐれたときに見つけやすい、夜間でも視認性が高いといったメリットがあります。停電や粉じん、雨などで視界が悪いときも助かります。
「DICプラスチック 折りたたみヘルメット IZANO2 イエロー」
https://www.amazon.co.jp/dp/B094VBHD18/
自分のサイズに合わせて「小さめサイズ」「子ども用」
一般的なサイズのヘルメットでは少し緩いと感じる方には、少し小さめのサイズも販売されています。頭囲を測って自分にぴったりのサイズを検討してみましょう。
「TOYO 小型サイズ ヘルメット ピンク No.170SF-OT」
https://www.amazon.co.jp/dp/B00E195QSW/
さらに頭の小さい子ども向けサイズも販売されています。子ども向け製品はカラフルなものも多いので、子ども自身に好きな色を選んでもらえば着けるのを嫌がらないかもしれません。
「折りたたみ防災用ヘルメット オサメット(反射材付き) osamet (子ども用 ブルー)」
https://www.amazon.co.jp/dp/B079VBGQZR/
実際に購入してみました!
わが家では一般的なヘルメットは用意していたものの、収納にスペースを取りすぎているのが気になっていました。この通り、2つヘルメットを収めるだけで棚の1段がいっぱいです。
そこで、折りたたみヘルメットのおすすめとして紹介した「ミドリ安全 折りたたみ 防災ヘルメット」を実際に購入しました。
これまで持っていたヘルメットと比較すると、こんなに小さくなります。家族全員分そろえたとしても、収納スペースに困ることはなさそう。
広げる操作もワンタッチ。両サイドを押し込むだけです。2~3秒もあれば簡単に広げられます。広げたら、横にあるボタンを押すまでは折りたたまれることはありません。
着けている間にヘルメットがたたまれたりしないかしら?と思っていましたが、そんな心配はなさそうですね。
着けてみると、フィット感も良く、疲れる感じはありません。
使ってみて、この製品を家族全員分そろえることに決定!非常時でも取り出しやすい場所に収納して必要時に備えようと思います。
●商品情報
商品名:ミドリ安全 折りたたみ 防災ヘルメット TSC-10N Flatmet2
価格:4,620円(税込み)(2022年2月の購入時点、筆者調べ)
https://www.amazon.co.jp/dp/B091L2MMD4
配信: 防災ニッポン