備蓄用「缶詰パン」をおしゃれにおいしくアレンジ!簡単レシピ3選

災害用の非常食としてアルファ米や乾パンなどを備蓄している方も多いと思いますが、備蓄用の「缶詰パン」があるのをご存じですか?

食べ応えがあって食事用としてはもちろん、お菓子代わりにもなる、意外と万能な缶詰パン。保存性の高さと食感などの特徴を活かして、日常にも使えるおいしくてオシャレな食べ方を紹介します!

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缶詰パンとは?

缶詰パンとは、文字通り缶詰に入ったパンのこと。一般的なパンよりも長期間(3~5年間)保存ができるので、災害時の備蓄用食品として優れています。

最大のメリットは、手を汚さずそのまま食べられる点。お米やカップ麺は調理やカトラリーが必要ですが、缶詰パンはパンがカップやシートに包まれているものが多いので、食べたいときに缶を開ければ調理不要でそのまま手づかみで食べることができます。

缶詰パンにはさまざまな商品がありますが、乾パンのように硬いパンではなく、ふんわりしたデニッシュ食パン、もしくはマフィンタイプが多いようです。味のバリエーションも、プレーンから黒糖、オレンジなど多彩。少し甘めの味付けがされているので小さなお子さんでも食べやすく、おやつ代わりにもなってくれます。

便利な缶詰パン。災害時だけでなく普段の食事にも活用したい、消費期限切れが近づいた缶詰パンをアレンジしてよりおいしく食べたいという方もいるでしょう。

そこで今回は、缶詰パンの簡単アレンジレシピを3つ紹介します!使った缶詰パンはすべて違います。商品情報としても参考にしてください。

フレンチトースト

とろりとした食感と甘―い風味が、疲れを取ってくれる癒やしの1品です。

材料(2人分):

缶詰パン 1缶(※)パター 大さじ2

A:卵 1個

A:牛乳 100ml

A:はちみつ 大さじ1

(お好みで)粉糖、メープルシロップなど 適量

※使用した缶詰パン:ボローニャ「缶deボローニャ」プレーン味と、パン・アキモト「PANCAN パンの缶詰」オレンジ味

作り方:

(1)缶詰パンは3~4㎝くらいの厚みに切る。

(2)バットにAを入れてよく混ぜ、パンを並べて染み込ませる(途中で一度裏返す)。

(3)フライパンにバターを加えて熱し、バターが溶けたらパンを並べる。

(4)弱火でじっくりと加熱し、両面に焼き色を付ける。

(5)皿に並べ、お好みで粉糖・メープルシロップをかける。

ポイント:

弱火でじっくりと加熱することで、表面はカリッと、中はしっとりとした食感が楽しめます。

どんな風味の缶詰パンにも合いますが、オレンジ味で作ると、甘さの中に酸味と苦みがスパイスになってオススメ!たっぷり甘くして食べるとたまりません。

また、耐熱容器にパンを並べて200度のオーブンで15分ほど焼くと、さらにふわっと柔らかい食感になるので、オーブンがある場合はぜひお試しください。

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